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※捏造・年齢操作・妄想あり
色々と捏造設定あり&自己満妄想があるのですがご容赦ください。
男主人公がみのりに告白をしようとする話です。
男主人公は自分投影してるから本当は半分妄想半分捏造です。
このシリーズにはプロセカキャラとは接点がないので見たくない人は回れ右でお願いします。
完全に自己満で色々妄想しているがもしよかったら読んでください🙏
注意事項
・初投稿になるため駄文です
・オリジナル主人公
・夢小説、妄想恋愛小説
・色々と捏造設定あり&自己満妄想がある
・都合のいい展開、設定
・みのりとラブラブするだけの話
[chapter:伝えきれぬ思い]
日々が過ぎるにつれ、僕とみのりは自然と親しくなっていった。休み時間には一緒におしゃべりをし、昼食も共にとるようになる。僕は徐々にみのりと対等な関係を築いていくことになった。照れること、恥ずかしがることもだんだんなくなった。
4月14日、みのりがお誕生日を迎えた。盛大な誕生日パーティを開かれて、みんなから盛大に祝福されて、幸せな気持ちを溢れる中、みのりが今まで一番素敵な笑顔を見せてくれた。
(なんてあいくるしいだろう…)
いよいよ、僕がみのりと話せる番がやってきた。
「みのりちゃん、19歳のお誕生日おめでとう!」
「澄海くんありがとう!祝ってくれて嬉しいよ!」
「みのりちゃん、よかったら食べてみて、手作りしてみたんだ」
僕は恥ずかしそうにみのりにクッキーを差し出した。
みのりは一口食べると、目を輝かせた。「澄海くん、これすっごく美味しい!」
「澄海くんすごいよ!お菓子作れるなんて!」
その言葉に、僕の胸が温かくなった。
「ありがとう。また作るね」
みのりは誕生日にみんなと楽しく過ごした。
みんなでパーティ準備して、プレゼントもいっぱい買った楽しい一日だった。
それからというもの、僕はみのりのために様々なお菓子を作るようになった。マフィン、シュークリーム、パウンドケーキ…。みのりが喜ぶ顔を見るのが、僕の密かな楽しみになっていった。
夏休みが近づいたある日、みのりの練習中に足首を捻挫してしまった。
「あっ!」
「みのりちゃん!!」
「大丈夫? 保健室まで一緒に行こう」
僕は心配そうにみのりの肩を抱いた。
「ごめん、体触ちゃって」
「ううん、いいの、澄海くんのおかげで倒れなかったの」
保健室で手当てを受けた後、僕はみのりを家まで送ることに。
「ごめんね、澄海くん。こんな面倒なことに付き合わせて」
みのりが申し訳なさそうに言うと、僕は首を振った。
「ううん、当たり前だよ。僕たち、友達だもん」
その言葉に、みのりは優しく微笑んだ。
家に着くと、みのりの母親が心配そうに出迎えた。
「みのり!大丈夫なの?」
「うん、もう大丈夫だよ。澄海くんが送ってくれたの」
みのりの母親は僕に深々と頭を下げた。
「ありがとうございます。よかったら晩ご飯をいっしょにどう?」
僕は戸惑いながらも、その申し出を受け入れた。
夕食を共にしながら、僕はみのりの家族の温かさを感じた。みのりと母親の会話を聞きながら、僕は自分の家族のことを思い出していた。
「あ、もしかしてみのりの彼氏さん?笑」
「ちょ、お母さん!からかわないで///」
両親は仕事が忙しく、家族と一緒に食事をする機会も少ない。そんな中で、みのりの家族の団欒を目の当たりにして、僕の胸に何か温かいものが広がっていった。
「今日は娘の面倒を見ていただきありがとうございます」
「澄海くん、本当にありがとう!また明日ね><」
「いえいえ、当然のことをしたまでです。」
帰る際、挨拶し終えた僕は平常心を装っていた。女の子の家に行くのは初めてなんだから、し内心はすごく嬉しくて、喜びを隠しきれなかった。
夏休みが終わり、秋学期が始まった。
体育祭の準備で忙しい日々が続く中、僕は自分の中で何かが変化していることに気づき始めていた。みのりのことを考えると、胸がキュッと締め付けられるような感覚。みのりの笑顔を見ると、思わず顔が熱くなる。
そして、ある日の放課後。
「みのりちゃん、僕…」
僕は勇気を振り絞って言葉を紡ぎ出そうとした。
「どうしたの、澄海くん?」
みのりが不思議そうに僕を見つめる。
「僕、みのりちゃんのことが…」
その時、クラスメイトがみのりを呼ぶ声が聞こえた。
「あ、ごめん澄海くん。また後で話そう!」
みのりは慌ただしく去っていった。僕はその背中を見送りながら、言葉にできなかった想いを胸に秘めた。
秋が深まり、木々が色づき始めた10月。僕のみのりへの想いは、日に日に大きくなっていった。
「みのりちゃん、僕…」
休み時間、僕は再び告白を試みた。しかし、クラスメイトたちに囲まれ、騒がしい教室の中で、その言葉は届かなかった。
「ごめん、澄海くん。今なんて言ったの?」
みのりの言葉に、僕は小さく首を振った。
「ううん、なんでもない…」
放課後、帰り道。
「みのりちゃん、実は僕…」
今度こそと思った矢先、みのりのスマートフォンが鳴った。
「あ、ごめん。遥ちゃんからだ。また明日ね!」
みのりは急いで走り去っていった。
僕は空を見上げ、深いため息をついた。
11月に入り、学園祭の準備が始まった。クラスでは喫茶店を出すことになり、僕はケーキ作りを担当することに。
「澄海くんのケーキ、絶対美味しいよね!」
みのりの期待に、僕は少し照れくさそうに頷いた。
「がんばるね」
その言葉の裏には、ある決意が秘められていた。
(この学園祭で、絶対にみのりに伝えよう)
学園祭当日、僕の作ったケーキは大好評だった。
「澄海くん、すごいよ!みんな美味しいって言ってるよ!」
みのりが嬉しそうに報告してくれる。その笑顔に、僕の心臓は高鳴った。
「ねえ、みのりちゃん。学園祭が終わったら、ちょっと話があるんだ」
「うん、いいよ。楽しみにしてる」
みのりの言葉に、僕は小さく頷いた。
しかし、学園祭の片付けが終わった頃には、みのりの姿はなかった。
「みのりちゃんなら、もう帰っちゃったよ」
クラスメイトの言葉に、僕は肩を落とした。
(また、言えなかった…)
12月に入り、寒さが厳しくなってきた。
「僕、みのりちゃんのこと…」
昼休み、二人きりになれるチャンスだった。しかし、
「澄海くん、ごめん。今、ちょっと急いでるんだ。また今度ゆっくり話そう」
みのりは慌ただしく教室を出ていった。
僕は自分の気持ちを伝えられない歯がゆさに、静かに涙を流した。
そんな中、クリスマスが近づいてきた。
街はイルミネーションで彩られ、恋人たちの姿が目立つようになる。
僕はみのりへのプレゼントを買おうと街に出かけた。
(何がいいかな…)
アクセサリーショップの前で立ち止まった僕の目に、シンプルな銀のブレスレットが飛び込んできた。
(これ、みのりちゃんに似合うかも)
僕はそのブレスレットを購入し、大切そうにバッグにしまった。
クリスマス・イブの日。
「みのりちゃん、これ…」
放課後、人気のない教室で、僕は小さな箱を差し出した。
「えっ、私に?ありがとう、澄海くん」
みのりは驚きながらも嬉しそうに箱を開けた。
「わぁ、きれい…」
みのりの目が輝いた。
「あの、みのりちゃん。僕…」
僕は深呼吸をして、言葉を紡ぎ出そうとした。
その時、
「みのりちゃんー!」
教室の外から、クラスメイトたちの声が聞こえてきた。
「あ、ごめん澄海くん。今日、みんなで遊びに行く約束してたの。また明日ね!」
みのりは慌ただしく去っていった。
僕はその場に立ち尽くし、また言葉にできなかった想いを胸に秘めた。
(どうして…どうして言えないんだろう)
窓の外では、雪が静かに降り始めていた。