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夏目萌*優しい彼~コミカライズ
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#溺愛
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急いで助手席に乗り込んだ。
まだ顔は赤いだろうし、美樹に何かツッコまれるんだろうな。いや、暗くて見えていない可能性も……
「おかえりー。もう出して平気?」
「うん、待たせちゃってごめんね」
シートベルトを付けると、ゆっくりと動き出した。お店の前には隼人君が立っている。落ち着けるのは、まだ少し先みたい。
ずっと胸がうるさい。
美樹も隼人君に気が付いたようで、助手席側の窓が開けられた。軽く手を振ってくれたので同じように返す。
「いいと思うよ? 応援する」
長年の付き合いだけあってバレバレらしい。
いくら親友とはいえ恥ずかしい。だって、隼人君と知り合ってからそんなに経ってないわけで。
「私、年上なのにチョロすぎだよね」
「別にいいんじゃない? 由夏にベタ惚れみたいだったし、好きになってもらえたら嬉しいでしょー。イケメンに積極的にアプローチされたら誰だって惚れるって」
美樹に肯定してもらえると、嬉しいし安心する。
コメント
1件
うわあ、この甘酸っぱい感じ……年上の女性が「チョロすぎ」って自覚しつつも止められない気持ち、すごくわかります。美樹の「応援する」のひと言が、長年の親友だからこその温かさで、車中の空気感がふわっと柔らかくなるのが伝わってきました。隼人くんに手を振り返すシーン、何気ないのに胸がきゅっとなりますね。