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「やっ、……ん、んんっ……ぁ、あっ」
「……凄い濡れてる。此処もヒクついてきてるよ?」
先端の窪みを指でグリグリと押し広げるようにして撫で回し、鈴口を爪を立てるように引っ掻けば透明な雫が溢れ出して蓮の手をしとどに濡らす。
胸の飾りに舌を這わせ、時折歯を立てて刺激しながらもう片方の手で性器を扱いてやれば、ナギは蓮の肩口に顔を埋めて「あ、あ」と途切れとぎれに嬌声を上げながらはぁ、と熱い吐息を吐いた。
「っ、もう、出そ……」
「……まだ駄目だよ」
「え、ぅあ……っなんで!?」
ナギが絶頂に達しそうになった瞬間、蓮は動きを止めて根元を強く掴んだ。突然の事に戸惑うように蓮を見つめて来る彼に苦笑しつつ唇を寄せて耳元に囁きかけた。
「ずっと気になってたんだ。お兄さんじゃなくって、名前で呼べって言ったよねぇ? だから、お仕置き」
「っ、だ、だってそれは……っ!」
「それは?」
耳に息を吹きかけながら舌先を耳の中にねじ込ませる。同時に、再び性器への責めを再開すると、「あ、ぁあ……ッ、だ、め……ぇ……ッ」と喘ぎ混じりの声が上がった。
「ねぇ、どうして名前で呼んでくれないんだい?」
耳元で囁きわざと音を立てながら舌先を挿入すると、ナギの身体が大きく震えた。
「あぁ、あ……っ、や、だ……っ、耳、だめ……っだ、だって、恥ずかし……かったから……ぁあっ!」
ナギはビクビクと身体を震わせて蓮にしがみつく力を強めた。限界を訴えるものの根元を握られているせいで射精する事が出来なくて苦し気に顔を歪めるその姿さえ淫靡に見えるなんてどうかしていると思う。けれどそれが余計に欲情を煽ってくるものだから質が悪い。
「ッ、可愛いけど。ダメ……イくのはお預けだよ」
「そんなっ!」
抗議の声を上げる彼を無視して耳をねっとりと舐めながら再び手淫を再開すると、今度は両手を使って激しく責め立てていく。
「ああぁっ……や、ぁっ! それ、されるとイく、いきそっ……っ」
「だから、ダメだって言ってるだろう?」
今にも達してしまいそうになっている彼を制止すると、苦しげな表情を浮かべた彼が恨めしげにこちらを見てくるのがわかるが、構わず手の動きを速める。
限界まで上り詰めた所でまた動きを止め、少し落ち着いた頃合いを見計らって再び追い詰めていく。
「は、ぁっ……あっ」
「あー……やば……。可愛いな。その顔……堪らない。腰を僕のに押し付けてくるし……誘ってるの?」
「ちが……っ、勝手に……っ」
無意識のうちに腰が動いていたのだろうか。蓮の言葉にナギの顔が羞恥に染まっていく。
「本当にナギはエロい子だね。僕の膝の上で腰を揺らしながらこんなにいやらしい汁垂らして、今にもイきそうになって……」
「っ、言、わないでよっ……」
耳元で囁かれ、真っ赤になりながらも腰を揺するその様子に思わずゴクリと唾を飲み込む。
――本当ならこのままナギを思い切り泣かせてしまいたい。恥ずかしがる姿が見たいし、感じている顔をもっと見たいとすら思う。
蓮はゆっくりと立ちあがり、ナギをベッドに組み敷くと中途半端に脱がせていたズボンと下着を足から抜いた。
そして、枕元に置いてあったローションを手に垂らすとヒクつくソコに指を数本埋め込んでいく。
「ハハッ、あっさり入ったね。物欲しそうに僕の指に絡みついて……本当にエッチな身体だ」
「ぅ、……ッ、そんなこと……言っちゃやだ」
「だって本当の事だし。ほら、ココ、トントンするだけでキュウキュウ締め付けてきてる。もう一本増やすよ? 大丈夫、ちゃんと解してあげるから」
「あぁ……っ」
一度指を引き抜くと三本まとめて一気に突き入れる。その衝撃にナギは大きく背をしならせた。
ナギは本当に快感を得やすい身体をしている。それは初めて彼を抱いた時から薄々感じていた事だった。更に言えば、少し虐めてやるととても悦ぶ。本人にそんなつもりは無いらしいが、今も焦らされて、簡単には達せない状況に少なからず快感を強めている。
「んんっ、ふ……っ、あ……っ」
「気持ちいいかい? 中がピクピク動いてるのが指先に伝わって来る」
「は、ぁ……っ、だ、め……」
「何が?」
「っ、……意地悪……っ」
拗ねた口調で言いながら、過ぎた快感に潤んだ瞳で睨まれると堪らなく愛おしい気持ちになる。
「ねぇ、も、我慢、出来ない……っ早く、コレ、ちょうだい?」
強請るように腰を揺らし、伸びてきた手が不意に蓮の性器をするりと撫でた。
駆け引きも何もなく自分を求めて来る姿が可愛くて仕方がない。
「――……っ、反則……」
ぼそりと呟くと、蓮は自らのズボンに手を掛けた。ナギの熱く濡れた眼差しに誘われるまま口付けて舌を差し入れれば、ナギは夢中で吸い付いて来た。その舌が、唇が、蓮が欲しいと語っているようで愛おしさが募る。互いの唾液を交換し合うような深いキスを交わしながら腰を抱き、両足を抱えて肩に掛けさせる。
大きく開いた脚の間に身体を割り込ませるとそのまま体重を掛け一息に押し込んだ。
途端に大きく仰け反った身体を押さえつけるようにして更に奥へと侵入していく。
――熱い……。
肉壁がきゅうっと締まり、熱く脈打つ感覚に蓮は小さく息を飲むと、ゆっくり腰を回して内壁に自身を馴染ませていった。
「んん……っ、ふ、……っ」
「痛くない?」
問いかけると、ナギはコクリコクリと何度も首を縦に振った。
「へ、平気……っ、ん……っ」
痛みを感じてはいないようだが、やはり違和感はあるのだろう。眉根を寄せてどこか辛そうな顔をしているのを見て、少しでも楽になれば良いと思い額から瞼、頬、首筋、鎖骨の辺りに優しく唇を落としていく。
「ぁ……っ、ふ……っ」
その間もゆるく腰を動かし続けていれば次第に彼の口から漏れる声には甘い響きが混じってくる。
シーツを掴んで、快感を堪える姿がいじらしくて、つい意地の悪い事をしたくなる。
「――此処だよね?」
「え……? ひゃっ!?」
腰を掴んである部分を擦り上げた瞬間、ナギが大きく目を見開き甲高い悲鳴を上げた。
「やっ、だ、だめ……そこ……っ」
「どうして? 此処突かれるの好きでしょう?」
「す、好きじゃな……っ、ああっ、そこばっか……やぁっ!」
前立腺を刺激しながら、最奥を突き上げるように強く腰を打ち付けると、ナギは頭を左右に振り乱しながら身悶えた。
「あっ、あぁっ……だ、め……ぇっ、そこ、おかしく、なる……っ」
泣きながら訴えるナギの姿は酷く艶めいていて、興奮が煽られ、蓮の理性を奪っていく。もっと啼かせてしまいたい衝動に駆られ抽挿を速めていくと
「あっ、あぁ……ッ」と喉を震わせて喘ぐ声が高くなる。
「ああっ! あ……っ!」
「すごい……っ、ここ、ぎゅうぎゅうって僕を締めつけて離さないよ? もっと乱れるところが見たい」
「そんなの、み、見なくて、いいってばっ!やだぁっ!」
「ダメだよ。可愛い顔見せて? ほら」
「ああぁっ!」
腕を引いて上体を起こさせると、繋がった部分がより深く刺さってナギが苦し気に息を詰める。