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夏目萌*優しい彼~コミカライズ
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#溺愛
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「連絡してたのに無視するなよー。あ、彼女さんですよね! 初めまして、俺ら隼人と同じ大学の者です」
人懐っこそうな感じの子が私に話しかけてきた。
この子もだけど一緒にいる全員がレベル高かった。男の子はカッコよくて、女の子は羨ましいほどに可愛い。
「初めまして。高橋由夏です」
第一印象が肝心だと思って、自分なりに感じ良く挨拶をする。
「彼女さんスタイルいいですねー」
さすが隼人君の友達。お世辞がうまい。そんなこと誰にも言われたことないのに。
「いやいや、そんなこ」
「お前らもういいだろ? せっかくのデートなのに邪魔するなよ。行こう、由夏さん」
隼人君が私の言葉を遮った。
手を引っ張られたまま歩き出したから、振り返って軽く頭を下げる。さっき話していた子が手を振ってくれていた。
「友達いいの?」
「挨拶したしもう充分ですよ」
数時間ぶりに見た、隼人君のムッとした顔。
そんなに心配する必要ないと思うんだけどな。
コメント
1件
隼人くん、友達に会った途端にピリッとして「邪魔するなよ」って……ああ、これ嫉妬ってより焦りだな。彼女を「自分の世界」から出したくない感じがする。由夏さんは相変わらず凪いだ目で「そんなに心配しなくても」と受け流してるけど、この温度差が後々どう転ぶか気になる。デートの空気が一瞬で変わった、うまいシーンでした。