テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
side mtk
静かに家の鍵を開け、扉を開けると部屋の奥からかすかに声が聞こえた。
『?なんかきこえる、、』
「っぁ、はぁっ、んっっ、」
『…はぁ??』
声が聞こえるのは寝室からだった。
吐息混じりのその声に若井が何をしているのかは即座に理解した。
そんなに寂しい思いさせてたのか、俺…。
ケーキを冷蔵庫にしまい、寝室に向かう。
静かに扉を開けると若井は向こう側を向いているので俺には気付いていないようだった。
目線を下ろすと指をナカに挿れているけど、自分ではイイところに触れないのか奥に奥にグリグリと挿し込んでいる。
音を立てないように若井に近付き、俺は若井を後ろから抱きしめる。
「っ、!?、」
『…なに可愛いことしてんの』