テラーノベル
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“ 簡単に生きたい ”
“ 何も考えたくない ”
ここは 全てを忘れることができる
Alchemy
たくさんの人がここで暮らしている 。
え ? 何でかって … ?
愚問だなぁ それは 。
そりゃあ ___
ここは 、 楽園なのだから 。
――
? 「 紗尾ちゃん ! 」
いつも通り 変わらない
生活を送っていたとき 。
聞き覚えのある声が俺を呼んだ 。
sha 「 … ええ 、 鬱 ? 」
ut 「 久しぶりやと思ったら
こんなとこに居ったんやね 。 」
不思議に感じながらも 久々に友と
会えた喜びで話を続けた 。
sha 「 まぁな ! Alchemy
結構ええとこでさ ~ 」
「 俺でも 暮らしやすいんよ 」
そう俺が笑うと 、 鬱は少し
間を空けて頭を撫でた 。
ut 「 … 」
「 良かったな 、 それは 」
「 紗尾ちゃん よう気張っとった
もんなぁ … ここで報われて安心したわ 」
sha 「 … んは 、 心配ありがとう 」
「 鬱 _ いや 、 大先生こそ
良かったわ 。楽園で生きとってくれて 」
抱きしめると 、 大先生もそっと
俺のことを抱きしめ返してくれた 。
ut 「 … おん 、 そりゃもろちんよ 」
tn 「 もろちんやなくてもちろん やろ 」
大先生の言葉にちょうど違和感を感じ 、
つっこもうとしたら俺よりも早い
つっこみ の声に … 声の持ち主に 驚いた 。
sha 「 … え ッ 屯屯 ? 」
「 生きとったん お前 … ッ 」
tn 「 何や 勝手に殺すな w 」
sha 「 いや … やって 屯屯 … 」
「 ちょうど3年前に死んだやろ 」
――
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