テラーノベル
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真っ青な空の下、ヤシの木に囲まれた巨大なプライベートプール。 今日は完全貸し切り。
つまり―― **○○、もとぅーきー、けろぱ、りょつの4人だけ。**
「……でさ」 ○○が一歩プールサイドに出た瞬間、
「暑くない!?」 「足元滑るから気をつけて!」 「はい、先にタオル」
三方向から同時に声が飛ぶ。
「ちょっと待って」 ○○が笑いながら言う。 「まだ入ってないんだけど」
「入る前が一番危ないんだよ」 もとぅーきーは真顔。
「○○は守る対象だから」 けろぱは堂々。
りょつは何も言わず、 ○○の一歩後ろに自然と立つ。
「じゃあ最初どこ行く?」 ○○が聞いた瞬間。
「ウォータースライダー!」 「流れるプール!」 「……全部○○と一緒」
意見が割れるが、 共通点はひとつ。
――○○と一緒。
「順番ね」 ○○が言うと、
「じゃあ俺が隣」 「いや先に○○の手取ったの俺!」 「……近すぎ」
もとぅーきーとけろぱが前に出て、 りょつがさりげなく○○を後ろに下げる。
「○○、真ん中」 低い声でそれだけ。
結局、 ○○を中心に三人が囲むフォーメーションで移動。
スタート地点。
「○○、怖くない?」 「スピード出るからちゃんと構えて」 「落ちたらすぐ追うから」
「いや、みんな泳ぎ得意でしょ……」
「○○のことになると別」
即答。
「せーの!」
一斉に滑り出し、 水しぶきを上げながら急カーブ。
ザッパーン!
着水と同時に、 ○○の左右と前後に3人が集結。
「大丈夫!?」 「息してる!?」 「今の衝撃なかった?」
「大丈夫大丈夫!」 ○○が笑うと、
「……その顔見たら許す」 もとぅーきーが安堵。
けろぱは水をバシャッと跳ねさせて、 「はい元気確認完了!」
りょつは静かに頷いて、 「次も一緒」
「よーし次は遊ぶぞー!」 けろぱが水をすくって、 もとぅーきーにバシャッ!
「ちょ!」 反撃で水を投げ返す。
その水が、 ○○に少しかかる。
一瞬、空気が止まる。
「……今、○○にかかった?」 もとぅーきー。
「え、わざとじゃ――」 けろぱが言い終わる前に、
三人同時に 「○○ごめん!!」
「冷たくない!?」 「目に入ってない!?」 「拭く?」
○○が笑って、 「もう、平気だってば」
その瞬間。
「じゃあ仕切り直しで!」 けろぱが再び水を投げる。
「よし」 もとぅーきーがにやりと笑う。 「○○守る側な」
結果―― ○○を真ん中に、 外側の三人が水を掛け合う謎の構図。
「○○に水かけたら負けな!」 「了解!」
水が飛び交い、 笑い声が止まらない。
でも誰も、 ○○にはかけない。
浮き輪に乗って流れるプールへ。
「○○、こっち」 「いや俺の隣!」 「……挟まれる?」
最終的に、 ○○は浮き輪の中央、 三人はぴったり周囲。
流れに身を任せながら、 距離はゼロ。
「○○ってさ」 けろぱが言う。 「いなくなったら困るよね」
「うん」 もとぅーきー即答。 「日常が崩れる」
りょつは少し考えてから、 「……想像したくない」
○○が少し照れると、 「ほらそういう顔」 「ずるい」 「守りたくなる」
また距離が縮まる。
夕方、プールの真ん中で
夕焼けに染まる水面。 4人は並んで泳ぐ。
誰が先でもなく、 誰が後ろでもない。
「今日さ」 もとぅーきーが言う。 「○○ずっと真ん中だったね」
「当然でしょ」 けろぱが笑う。 「主役なんだから」
りょつは静かに、 ○○の隣をキープ。
水の音と、 遠くの風。
プライベートプールの一日は、 最初から最後まで―― ○○中心で回っていた。
夕焼けがすっかり夜色に変わり、 プライベートプールのライトが水面をやさしく照らしていた。
「……あれ?」 ○○がスマホを見る。
「終電逃した」 その一言で、3人の反応は一瞬だった。
「じゃあ泊まろ」 もとぅーきー。
「決定!」 けろぱ。
りょつは静かに頷いて、 「部屋、もう押さえてある」
「え???」
○○が驚く間もなく、 話は秒で進む。
「○○疲れてるでしょ」 「夜道危ないし」 「ここ、貸し切りだし」
○○が帰れない=みんなで泊まるそれが当然の判断だった。
コテージのリビング。 広いけど、部屋は二つ。
「……で、どうする?」 ○○が言うと、
「○○は一人部屋がいいよね」 もとぅーきー。
「いや、寂しいでしょ」 けろぱ。
「……様子見れる位置がいい」 りょつ。
沈黙。
「じゃあ」 もとぅーきーが手を上げる。 「○○の部屋、交代制で見回り」
「それ見回りって言わないって」 ○○が即ツッコミ。
結局―― ○○は一番安全な部屋、 3人は隣の部屋。
ただし、
「ドアは開けておく」 「何かあったらすぐ行けるように」 「無音は禁止」
条件多すぎ。
簡単な夜ごはん。
「○○先にどうぞ」 「熱くない?」 「味濃くない?」
自分たちは後回し。
「みんな自分の食べなよ」 ○○が言うと、
「○○がちゃんと食べてから」 「それ終わってからね」 「順番」
謎のルールが成立している。
けろぱがふざけて、 「○○王国だからね」 と言うと、
「国宝」と もとぅーきーが。
「保護対象」と りょつが。
○○はけろぱに「ルーマニア王国か」と、もとぅーきーには「映画か」と、りょつには「世界遺産か」と笑うしかなかった。
ナイトプール!!
夜のプールは、昼とは別世界。
ライトに照らされた水面は静かで、 声も自然と小さくなる。
「寒くない?」 「無理しないで」 「深いとこ行く?」
相変わらず○○基準。
4人はゆっくり泳ぐ。 競争も、水かけもなし。
ただ並んで、 同じ速さで。
○○が立ち止まると、 3人も自然と止まる。
「なに?」 もとぅーきーが聞く。
「なんかさ」 ○○は言う。 「こういうの、いいね」
その一言で、 3人の表情が一気に柔らぐ。
「でしょ」 「また来よ」 「次はもっと長く」
部屋に戻り、 布団を敷く音。
「○○、歯磨き先でいいよ」 「パジャマ寒くない?」 「ドア、ちゃんと見える」
○○が布団に入ると、 隣の部屋からすぐ声がする。
「○○、大丈夫?」 「眠れそう?」 「何かあったら呼んで」
「もう……」 ○○は笑いながら、 「過保護すぎ」
一瞬の沈黙のあと。
「でもさ」 けろぱの声。 「○○が安心してるなら、それでいい」
「うん」 もとぅーきー。
「……それが一番」 りょつ。
眠る直前、 壁越しに聞こえる声。
「○○ってさ」 もとぅーきー。 「なんであんなに放っとけないんだろ」
「自然に真ん中にいるよね」 けろぱ。
少し間があって、 りょつが静かに言う。
「大事だから」
それ以上、言葉は続かなかった。
朝
朝日がカーテン越しに差し込む。
○○が起きてドアを開けると、 向かいの部屋のドアも同時に開く。
「おはよう!」 「ちゃんと寝れた?」 「顔見れて安心」
まだ眠そうなのに、 一番に○○を見る。
「……おはよう」 ○○が言うと、 3人は同時に笑った。
プールから始まった一日は、 お泊りになって、 夜を越えて、 また朝へ。
○○が真ん中。それだけは、これからもずーーっと続く。
これはゆなちゃんからのリクエスト!
名前ふざけました笑すみません笑笑
色々おかしいかも!
またリクエストあったら言ってね!
コメント
3件
えー、もずく最高すぎ!!(呼び捨て嫌だったら言って!!)飽きないんだけど💕 まっじでリクエストバンバン行っちゃうよぉぉ!!〇〇ちゃんが夜中にコンビニ行っちゃうのとかみたい!、