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2684歳の成人()男性‼︎普通の人間の2684歳の成人男性(いない)のメイド服とか女装コスはちょっとあれ(お察しください)ですが日本さんのメイド服とか女装コスは是非見てみたいッッ‼︎ あと日本さん、エナドリの飲み過ぎも徹夜も体に響きますよ…それと腰とか背骨とか色々お大事に…
今度は日本が犠牲に…w 腰痛で悩む日本、 好きです。(ストレート) 監禁ですか…。 にて×中とか見てみたいですね!!
日本さん最高かよ、、、!!メイド服、、、✨2684歳、、腰が弱いのも納得だ、、、嫌でもちゃんとお礼言っちゃう日帝さん、、、めちゃええ子やん、、!!✨
注意!!
・このお話は『日帝の苦難』の
続編となります。良ければ
そちらから読んでいただけると。
・日帝の次は…日本…お前だぁ…
・日本が親バカしてます。
・日本家は一緒に暮らしてて顔も
そっくりですが多分血は繋がって
ません。本人たちもどういう関係なのか
知りません。つまり誰もあの人たちが
どういう関係なのか把握してません。
・R-18はございません。
・地雷ある方は自衛お願いします。
では本編レッツゴー。
最近日帝さんがコスプレに
目覚めたらしいです。
「…ふぁ~…」
3徹目の眠い目をこすり、
エナジードリンクを一気に飲み干す。
一時とはいえ、これで一気に
目が覚めるので今やってる仕事が
終わるまではエナドリ効果を
存分に使っちゃいましょう。
「………」
時刻は現在夜の12時。
当たり前ですが今日も定時出社は
出来ませんでした。
カタカタと、私がパソコンの
キーボードを打つ音だけが部屋の
中にこだましています。
(…日帝さんの巫女服、
似合ってたなぁ………)
資料を作りつつ、日帝さんの女装姿を
思い出す。
袖で口元を隠し、頬を赤く染め、
それでも癖づいているのかしゃんと
背筋を伸ばして立つ姿に、私は思わず
びっくりした。
うちの日帝さん、実は女だったんじゃ
ないんでしょうか…と。
(…早く終わらせましょう、
家に帰ってふかふかの布団で
眠りたい…)
頭がぐるぐるとしてきた。
残りの仕事はあと書類2枚。
少ないようだが内容は決して
疎かにできないものだから、
エナドリで必死に目を覚まして
仕事に取り掛からねば。
私はもう一本、とエナドリを
取り出して開封した。
「…ただいまぁ」
ガチャリと音がして玄関を
開ける。
中はもう真っ暗で、皆
寝静まっているのだろうと
嫌でもわかるほどの静寂。
残業しちゃうと、こういう風景が
見えちゃうからそんなに
好きじゃないんですよね…
リビングに入り、電気をつける。
机の上にメモが残されていた。
『お兄ちゃんへ☆
お仕事お疲れ様!
私たちはもう寝ちゃうけど、
お夕飯は冷蔵庫に入れてあるから
チンして食べてね!』
…にゃぽんの字体ですね。
現代女子が書きそうな文章ですが
にゃぽんの字は恐ろしい程美しく
整っているのでどこか文章と
アンバランス感があります。
冷蔵庫を覗くと、タコライスが
ラップを掛けられて入っていました。
それを取り出し、レンジに入れ、
タイマーをセットします。
ボタンを押してタコライスが
温まるのを待つ間に、私は
自分宛に届いた封書を
確認していきます。
「水道料金…光熱費…嗚呼、
こっちは市の広報誌ですか。
…で、こっちは…」
家に関連する手紙が殆どの中、
一枚やけにカラフルな紙を
見つけた。
「………コスプレ専門店の
カタログ……?」
手に取ると、それは海さんや
空さん、にゃぽんがよく使う
お店のカタログでした。
何となく興味が湧いて、好奇心で
そのカタログを覗いてみました。
「…可愛い」
私は一応ちゃんとした2684歳の
成人男性。
可愛いものはちゃんと可愛いと
思う者ですが、男性の私からしても
凄まじく可愛らしい服が沢山
載っていました。
これは過去ににゃぽんたちが
買ったものをもとに新しい服を
表示しているらしく、最近の
ショップはすごいなぁと
素直に感心。
「…にゃぽんたちに
買ってあげようかな」
値段も見たところかなり
お手頃で、このクオリティで
このお値段なら買う価値は
十分にある。
私は家用のパソコンを取り出し、
そのコスプレショップの
オンラインサイトへと繋げた。
服を選んでいる途中に丁度
タコライスが温まったので
一旦そこでパソコンを置き、
タコライスを食べ進める。
…今日の味付けは海さんでしょうか、
彼特有の味付けがします。
とても美味しいので、体の疲れが
一気に吹っ飛ぶ気がします。
お腹いっぱい食べ終わり、ふと
時計が視界に入りました。
「…と、早くお風呂に
入らないと」
時刻は現在、1時過ぎ。
早めに入らないと明日
起きられなくなりますね。
オンラインショップをスマフォで
開き、ジップロックに入れ、
お皿を洗ってから私はお風呂へと
直行しました。
「にゃぽんにはこれかなぁ…
…あ、この服かっこいい」
オンラインショップで色々と
見てみると、可愛いだけじゃなくて
かっこいい系も取り揃えてあって
品ぞろえが豊富だった。
しかもレビューを見てみたところ
『もっと値段高くて良いくらいの
クオリティ!!』なんて絶賛されて
いたので品質に間違いはないだろう。
「…よし、決めた」
最近女装にハマっているらしい
日帝さんにも買って、同じく
コスプレに興味がある空さんと
海さんにも普段使いしても
おかしくないものを買って。
にゃぽんはたしか…もうすぐイベントが
あるらしいから、そのイベントに
着ていく服のレパートリーが
ちょっとでも増えるようにと購入。
カード決済を行い、ふぅと
ため息を吐いた。
「…届くのが楽しみですねぇ」
親バカと言われればそれまでの
行動である。
まぁ、にゃぽんも日帝さんたちとも
直接的に血がつながっているのかと
問われれば微妙な所ですが…
建国してから私が一番年数
経ってるので親と名乗って良い筈。
もしいらないと言われれば私が
引き取って良い感じの服に
アレンジしちゃいましょうかね。
でも、喜んでくれるのが一番
良いなぁ…
無意識に表情がほころび、
私は湯につかりながら日頃の
疲れを癒していた。
数日後。
「おにーちゃーん!!
宅配来たよー!!」
「あ、はーい!!今行きます!!」
部屋で本を読んでいた時、
にゃぽんに呼ばれたので私は
急いで一階へと降りました。
降りた先には、うちで暮らしている
家族全員が珍しく勢ぞろい。
「にゃぽん、受け取りありがとう
ございます。助かりました」
「ううん、良いの。お兄ちゃん、
何頼んだの?」
「…ちょっと、親バカ行動を
したくなりましてね」
濁しながら段ボールを開封。
ちゃんとあのショップからの配達です。
「…ってことで、はい。
これ、にゃぽんに」
「?ありがと……って、
えぇぇぇ!?!?」
不思議そうな顔で服を受け取った
にゃぽんは、店名を見たのか急に
叫びました。
「おっ、お兄ちゃんッ!?この服って
まさか…!!!」
「…すみませんね、この間私の
郵便物にカタログが入ってて…
買っちゃいまして」
にゃぽんがパッと満開の笑みを
浮かべた。
「ありがとうッ、お兄ちゃん!!!」
ぎゅぅと抱き着かれました。
こ、腰が…死にます!!
2684歳にもなると腰痛が
ひどいんですよ!!
「にゃぽん良かったな~!」
「妹が喜んでくれると僕らも
嬉しいなぁ」
(※日帝兄弟も実際にゃぽんと血が
繋がっているのかわかりませんが
一応妹として扱ってます)
海さんと空さんが私たちの
盛り上がっている話に
引き付けられたのか、にゃぽんの
頭を撫でていました。
そんな二人に袋を二つ。
「はい、これお二人に」
「え、僕たちにも?
ありがとう、日本…!!
ってか、かっこいい!!普通に
使えそうだよ!?」
お二人とも、私の買った服が
余程気に入ったのか目を輝かせて
いました。
「……何の騒ぎだ?」
そんな時、本に深く集中していた
今回の主役である日帝さんが
のそりと顔を見せました。
「あ、来ましたね日帝さん」
「……なんだかすごく嫌な
予感がするのだが」
必死に無表情を保とうとする
日帝さんに、私は笑顔で服を
渡しました。
「これ、日帝さんに」
「……また女装しろという事か、
日本」
「えぇその通りです」
「…服、ありがとう。日本」
にこにこ笑顔でそう言うと、
日帝さんは目を泳がせながら
お礼を言いました。
彼、律義なのでちゃんとお礼を
してくれるんですよね。
そしてまた後日ちゃんと服は
着てくれることでしょう。
「そうだ、俺この後ちょっと
外に出なくてはいけないんだ。
だから、ここで一旦抜ける」
服を持ったまま、日帝さんが
思い出したように声を上げた。
「あ、りょーかい。
陸どこいくの~?」
「陸自(陸上自衛隊)の指導だ。
って言ってもちょっとした
コツを教えたりするだけだがな」
「へ~、そうなんだ。
頑張ってな、陸」
「嗚呼」
行ってきます、と挨拶をしながら
日帝さんが玄関を出て行った。
なんだか、妙にしんと静まり返る
リビング。
一番初めに声を発したのは、
にゃぽんでした。
「………ねぇ、お兄ちゃん」
「はい?何でしょう、にゃぽん」
聞き返した途端、にゃぽんが
私の服の裾をつかんでうるうると
見上げてきました。
「コスプレ、一緒にやろう?」
思考停止。
「…ちょっっと待ってください?
なぜ話の流れから私がコスを
するんです…?」
「だって日本家でコス経験無いの
お兄ちゃんだけだし」
「…えっと…陸海空の自衛隊の
制服を仕事で着たのは…」
「あれは仕事だからコスとは別枠なの!」
だからお願い、とにゃぽんが
私の裾をつかんで上目遣い。
…ぐぅかわ、と言うんでしたっけ…?
私もにゃぽんたちには沢山お世話に
なっているので、こうやって
頼みごとをされるとどうしても
断りづらいんですよ…!!!
「…じゃあ、海さん。
なんか服…貸してください…」
「俺は良いけど…にゃぽん。
女装の方が良いのか?」
「そりゃ勿論当たり前でしょ」
「……ってことだ、諦めろ日本」
「海さんまで敵ですか…」
どうやらこの人たちは私に何が
なんでも女装をしてほしいらしい。
(…もういっそ諦めましょうか)
今なら女装させられた日帝さんの
気持ちがわかるような気がしました。
無意識にため息が零れ、私は
にゃぽんの頭を撫でました。
「…一回だけですよ」
「えっ、本当ッ!?ありがとうお兄ちゃん!!」
再び抱き着かれると、
腰がバキッと鳴りました。
…2684歳、もう死にそうです。
にゃぽんに託された服を持ち、
二階へと上がってきました。
広げると出てきたのは予想通り
メイド服。
東京さんに連れられて行く
秋葉原でよく見る服です。
「…これなら別に抵抗は
そんなにありませんね」
元々はイギリスさんなどの欧州で
仕事をする女性が着ていたものです。
仕事着だと思えば何とか…
そう考えた私が甘かった。
「……丈短くないですか?」
安全だと思ったメイド服ですが
しっかりにゃぽんは丈を短く
してらっしゃいました。
2684歳なんていう老人にすら
該当できない年齢の人の生足とか
需要あるんだろうか…?
でもソックスは長いです。
俗にいう、『絶対領域』ってやつですね。
「…痛゛ッ」
たまに背骨がバキバキと鳴るので
その音におびえつつ、なんとか
丈の短いメイド服を着終えました。
鏡で見ると、……
「……日帝さんの気持ちがよく
わかります」
何となく、あの人が女装を嫌がっていた
理由がわかりました。
そのあと一回に降りると
にゃぽんからの歓声が聞こえ、
空さんと海さんの笑顔が
見られ、まぁ幸せでした。
血がつながっていない
義理の家族ではありますが、
一緒に過ごしている人の笑顔が
見られるのは嬉しいことです。
そして一通り写真を撮られ、
メイド服を脱ぎなんとか安堵した
時間もつかの間。
「おにーちゃん!
一緒にコスしてイベント行こう!!」
…なんて誘われるように
なってしまいました。
笑顔を見られるならばそれで
良いでしょうとは思うんですけど…
…
笑顔を見るために女装するのは
ちょっと釈然としませんね。
Fin.
女装日本家いかがでしたか…!?
親バカ発動させてみました()
リクエスト随時募集しております。
一応R-18も書けと言われれば
書けないこともないかもしれません。
次回なんか不穏なの書きたいので
監禁系書いてみたいですね。
おすすめcp教えてください。
では次回。