私は高校2年生のまゆ。私はつい最近スマホを買ってもらったばかりで、全然使い慣れてない。
流行についていけてないなぁ。といつも感じる。
まゆ「ふぁあ… このアプリ何?どうやって使うのぉ…. 分かんないぃ!」
私は、スマホに少しでも慣れるために、朝から色々なアプリを入れて試してみていた。
だけど、この状況になるまでも一苦労だった私には、上手く使える未来は見えなかった――
母「早く準備しなさいね〜?」
まゆ「ふー。 はぁい!」
「(私、ほんとに不器用だなぁ…イライラしてきちゃう。)」
まゆ「いってきま〜す!」
母「行ってらっしゃい!」
高校へ行く途中――
なみ「あ、まゆたん!おは🌄」
まゆ「おは!!」
りいな「あ〜、なみ!あと、まゆたんだ(>ω<)おはよーー〜〜」
なみ・まゆ「おはっ!!」
なみ「りいなっぴじゃん!ひさぁ!」
りいな「ひさぁ!ねーねー、昨日のあれ見た?めっちゃ面白かったよね!ピンだけど笑ったわww」
なみ「いやマジでそれなww 面白すぎて死んだww」
りいな「まゆたんも見た?〜〜ぐるーぷのあれ!」
まゆ「あ、見てないな〜。何のやつ?(全く分かんないよ…)」
りいな「私の最推し! 特に―――くんのやつがカッコよすぎて死ぬとこだったよぉぉ、、!」
なみ「分かる〜〜!私も最推しあの子だからさ!」
りいな「うんうん! まゆたんも見てみな〜?めっちゃ可愛いよ!?ガチで!」
まゆ「分かった!見てみる!…」
「(はぁ… 分かんなかった。)」
りいな「….そーいや、まゆたんの推しって誰?何グル?」
まゆ「お、推し!? う、うぅん… 今はいないかな…」
りいな「そーなんだ..!絶対推し見つけた方が良いよ!?推し活楽しいよ✨️」
まゆ「そっかぁ… よし!探す!推し見つけてみせる!」
なみ「ガンバッ!」
りいな「ガンバ〜〜」
まゆ「うん!ありがと〜! 先行ってるね?」
なみ「りょ〜!」
まゆ「(推し、かぁ…)」
私はやっぱり、時代遅れなのか…?
推しがいないのも、ちょっとヤバいのかも知れない。
無理矢理にでも、推し見つけたほうが良いのかな….?
――てか、推しって見つけるものなの?? 見つける、って変な気が….
まゆ「う〜ん…(ま、一回探してみるか… 見つかるかもだし、、!)」
・・・
学校終わり――
帰宅後――
まゆ「ただいま〜〜!」
母「あ、お帰りなさい! 手洗いうがい、ちゃんとしなさいね?今病気流行ってるからね!」
まゆ「は〜い!」
「(早く推し、とやらを探そ!)」
私は手洗いうがいをし、自分の部屋に行った。
そして真っ先にスマホを取り出し、「推し」を探してみることにした。
まゆ「えぇと….「ライブ配信アプリ」でも見てみるか….」
私は、早速探してみた。
まゆ「このグル、良いかも! あ、やっぱ違う…好みじゃないな….」
推しを見つけると言っても、全然良い人が出てこない。
探し方が間違っているのか分からないけど、とにかく全然良い人がいない。
自分の好みは独特なのかも知れない。
まゆ「あ、りいなっぴが言ってたグルだ…」
その配信中――
1「こんにちは!〜〜〜〜〜〜!」
2「〜〜〜〜〜〜!?」
1「www〜〜〜〜〜〜〜だけど!?」
3「!? 〜〜〜〜〜〜〜!」
1・2「wwwww」
まゆ「何これ?全然面白くないじゃ〜ん。」
「(私の好み、いないのかも…)」
私、推し活をするのには向いてないのかも、!そう思った。
だけど…. 推しを見つけたい!みんなみたいに、推し活して盛り上がりたい!
何とか、見つけられないのかな…?
そう思った時――
まゆ「!!」
ビリビリっと来た気がした。
これは来た。私の予感….! それは見事的中!
私の大の好みのグループが見つかった。
まゆ「これだっっっっっ!私の好きなグル!!!!!(これに違いない!これが、推しというものなのか!)」
――それから私は、推し活に思う存分時間を費やすようになった。
だけど、そのグループはあまり売れていなかったから、グッズもお店では見かけなかった。
だから、自分でグループの絵を書いてみたりと、自分なりの推し活を楽しんでいた。
まゆ「(推し活って、こんなに楽しかったんだ!!)」
私は、推し活の楽しさを知った。
――私が推し活を楽しめているのは、好きなメンバーが一人見つけられたからだと思う。
私が虜になったのは、このグループの中でも、ダントツでカッコいい人だった。
名前は aoto !
一番カッコいいというのは個人の感想だけど、絶対とびっきりカッコいい人だと言える自信がある。
このせいもあって、推し活が楽しめているんだ!
まゆ「(楽しい、楽しすぎる!!最高ーーー!)」
そんなある日、このグループのライブ配信をのぞいてみた。
そこでは――
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