テラーノベル
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EP5 俺のせいで…
俺は昨日のことが忘れられなかった。
初めて触れた手…俺の心の中で海の存在がどんどん大きくなったいく…俺は気づいたことがある。
海が好き。
それに気づいてしまった。けどこの気持ちは伝えることはできない感情。
「では、明日単元テストを行います。赤点取っちゃうと、単位ほぼ取れないと思った方がいいですよー。」
キーンコーンカーンコーン
「はい。では明日までに勉強してくるように。」
えっ…俺やばいかも。数学で赤点以外とったことないぞ…これ本当に終わりか。俺だけ進級できないとか最悪すぎるけどどうしよ。そんなことを思っていたら、
💙「リョウガー?死んでるけど大丈夫?笑」
💜「あっ大丈夫ならその顔しないかもー」
💙「教えようか?俺意外と賢いんだけど?」
💜「え?がち?」
💙「がちよりのがちです」
💜「さんきゅー」
俺は初めて知った。海が賢いということを。もっと教えてよ。海のこと。好きな人は誰なの?海が俺のものになったりしないかな…この頃の俺はこの勉強で奇跡が起こることはまだ知らない。
「はーい。では今日は終わりです!」
「また明日ー!」
💙「リョウガ!行くぞー」
💜「うん…」
俺は昼休みに女子が教室の隅でこんな話をしているのを聞いてしまった。
「ねぇ!最近さリョウガって人と海くん仲良さすぎじゃない?」
「わかる!それな?なんであんな陰キャみたいな奴と絡んでんの!?」
「えまじそれ!」
「女子に好かれたい的な!?」
「え、キモ。ないわー」
「海くんはさ女子とある時の方が楽しそうだったよね!?」
「ほんまにそれ。うちら海くん不足すぎるんですけどー」
「まじで離れてくんないかな?笑」
「まあ海くんも今おかしいだけ。時期に飽きるよ。」
正直1人でいるのは慣れていたし、悪口を言われているのも慣れていた。けど、今回はそれなりに傷ついた。俺がやっぱりいない方が海は幸せなのかな…俺邪魔かな…
こんなことを考えていたせいで勉強会に行く気になれなくなってしまった。
💙「どうした?リョウガ、元気ないけど。」
💜「いや…何にもない。」
💙「なんかあったら言って。」
💜「わかった…」
💙「じゃあ行くか」
💜「うん…」
その会話をしていた時だった。クラスの女子が俺たちが教室から出るのを阻止するように声をかけてきた。
「ねぇーね!海くん!」
「最近うちらと遊んでくれなくなーい?」
💙「そうかもね笑」
「今日女子みんなでカラオケ行くんだけどどう?」
💙「今日はリョウガと予定あるから」
「いや私たちとおる時の方が楽しいでしょ!?」
💙「俺はリョウガといた方が今は楽しいよ」
「何で!?」
💙「うーん…口説き中ってことにしておこうかな笑」
「ねぇー!誤魔化さないでよー」
💙「だってガチだもん」
「は?こいつのこと好きなの?」
💙「それはどうだろ?笑」
「てかさ!お前はどうなんだよ」
💜「え俺…?」
「急に仲良くなってさ!弱みでも握られた?」
💜「いや…海が声かけてくれたから」
「もうそんなやつに海と遊ぶ資格ないでしょ笑」
💙「いやそれは勝手に他人が決めることじゃないでしょ?」
「みんなさ!海くんとカラオケ行きたいよね??」
「行きたーーーい!」
💜「海!俺とはいいから行ったきな」
💜「じゃあ帰る、バイバイ」
俺はこの場にいるのが耐えられなかった。俺が隣にいることで海に迷惑をかけてしまう。俺は海を自分勝手に好きになってしまった。もう海には迷惑をかけたくない…俺は全力で誰もいない美術準備室に逃げた。
なぜか帰る気になれなかった。おそらく、そんなことを考えていたら、自然と涙が出てきた。俺は涙を止めることができなかった。
その時俺に一筋の明かりが灯された。
💙「リョウガ!!」
💜「え!?」
💙「何で泣いてんの…」
💜「まず何でいるの?女子達とカラオケ行ったんじゃ…」
💙「行くわけないじゃん。てかリョウガなんかあったから泣いてんだよね」
💜「何もないし」
💙「ごめんリョウガ…嫌だったら突き飛ばしていいから許して」
そう言われて海は俺に抱きついた。
俺は正直嬉しかった。けど、俺は突き飛ばした。海のとこを好きになっちゃだめだから…だめなのに…どんどん好きになってしまう。俺はどうしたものか
💜「ごめん。海」
💙「いやその反応だと思ってたから…」
💜「その反応の想定でやるなよ笑」
💙「俺さ、リョウガに言ってなかったことがある。」
💜「なに?」
💙「今日のリョウガ見て俺言おうって思った。」
💙「俺…リョウガのこと
好き」
💜「え…」
next
それぞれの未来
P.S.次回最終回予定です😖
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コメント
1件
8話、読み終えたよ…😢💙💜 リョウガの「俺がいることで海に迷惑かけてる」って自己犠牲の気持ち、すごくわかる。でもそれを全部振り払うように抱きしめてくれた海、かっこよすぎるよ。「好き」って言う直前の間も、ちゃんとリョウガの気持ちを考えてくれてたんだね。 次回で最終回か…二人の未来、見届けさせてほしいです🥀