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last 世界で一番好きな人
「リョウガのことが好き。」
この言葉を言われて、俺は嬉しかった。だけど、俺は海と付き合う資格はない。
「ごめん。その気持ちを持ってくれたのは嬉しい…けど、海には俺じゃなくてもっといい人がいる。」
こう言った。この判断はいずれ後悔すると思う。けど、俺は海には幸せになって欲しい。俺と絡み続けたら、海のことを悪く言われてしまう…悪く言われるのは俺だけでいい…
「ごめん…でも俺本当に好きだから。なんかあったらすぐに駆けつけるし、なんかあったら相談乗るし、せめてリョウガの一番の友達でいさせて。」
「ごめん海。俺とはもう関わらないで。今までありがとう。楽しかった…」
俺は逃げた。逃げようとした。けど手首を海に掴まれた。手首を掴まれたのは2回目だ。前は警備員逃げた時だった。海との思い出は全て俺の大切な思い出…これ以上は作らない。俺のこの気持ちは今すぐ捨てた方がいい気持ち…そう心では思っているのに…逃げようとした時に止めてくれたのは嬉しかった…嬉しかったよ。
俺は海が掴んだ手を払って逃げた。全力で。海とはもう関わらない。ただの知り合いに戻るだけ…戻るだけなのに何でこんなに辛いんだろう…もう自分では引き返せないほど恋に落ちていたのかもしれない。
-次の日
俺は少し学校に行くのが憂鬱になった。けど休むわけには行けない。しかし、学校の教室には海の姿はなかった。風邪を引いたらしい。
けど、俺にはもう関係ない。俺はまたクラスに馴染むことなく、放課後1人でゲームをした。けど海がいない図書室は寂しかった…その時図書室の扉が開いた。そこには、海の友達がいた。
「リョウガくんだよね…?」
💜「あっはい。」
「いつも海がお世話になってるね」
💜「もう関係ないんです。海とは」
「知ってるよ。昨日散々聞いたから」
💜「そうなんですか?笑」
「うん…失恋したってね。初めてしたんだって失恋」
💜「じゃあ俺1号だったんですね笑」
「そういうことになるね。一つ聞いてもいい?海が図書室に毎日通ってた理由知ってる?」
💜「え本読むためじゃ…」
「違うよ笑あいつ本なんて一冊も読まない笑」
💜「えっ…じゃあ何のために…」
「恋したやつがいるんだー!!って珍しく自分から言ってきたんだよ。その日から海は毎日図書室に通い始めたんだよ。」
💜「そんなことあったんですね笑その人誰なんですか…??」
「え気づかない…リョウガくんだよ。」
💜「えっ…」
「しかも海さ、この人の為なら人生捧げるとか言ってて、初めてあんな姿見たよ。あんた本当によかったの?その結果で」
💜「いいんです。俺といたら海は幸せにならないから。」
「それを決めるのは海なんじゃないかな?なら海はリョウガといる時、楽しくなさそうだった?」
💜「いつも笑ってました…」
「ならもうわかったんじゃない?」
💜「あの!!海の家教えてください!!」
「〇〇だよ」
💜「ありがとうございます…」
俺はこれまでにないくらい全力で走った、走った。そして海の家に着いた。けど、勢いで来てしまったがために何を言おうか何も考えていない。正直不安が要素まんさいだ。でも今日は…
ピーンポーン
💙「はい…」
ガチャ
💜「海!」
そう言って俺は海に抱きついた。正直自分でもびっくりした。初めて好きな人ができて、その人は男で、しかも今自分から抱きついた。
💙「リョウガ…?」
💜「少しだけこうやっていさせて…」
💙「なんでいんの…」
💜「俺昨日さ、海のこと恋愛的な意味で見れないって言った。」
💙「うん。昨日言われた。」
💜「その言葉撤回」
💙「え…」
💜「俺の彼氏になってください」
💙「俺、夢でも見てんのか…」
俺は海にキスをした。
💙「えっ…」
💜「触れた感覚あったろ」
💙「リアルな夢だな…」
💜「夢じゃないってまだわからない?」
💙「じゃあ俺も…」
そう言われてキスをされた。
💙「えこれガチなのか…」
💜「普通に現実世界ですけど?笑」
💙「俺リョウガの彼氏なのか…?」
💜「そりゃそう。」
💙「嬉しすぎて…本当に俺でいいの?」
💜「海だから好きになった。」
💙「神様にお礼だな。」
そんな会話をしていて日が沈みそうになっていた。そして、俺は帰ろうとした。その時、
「海ー?お友達??」
💜「えっ…!?」
「あっびっくりさせちゃった?私はこの子の母」
💜「あっ勝手にお邪魔してごめんなさい。」
「全然大丈夫よ。というか海!風邪なんてどうせ嘘でしょ?」
💙「嘘だけど…」
「ならもう暗いんだから泊まって行ってもいいのよ?」
💜「それは申し訳ないので帰ります…」
💙「いや。泊まってよ」
💜「わかった…」
「じゃあ入って入って!!」
俺は彼氏1日目で海の家に泊まることになった…俺は少し不安もあったが気づけば寝る時間になっていた。隣同士に並んだ布団に寝転がっていてそろそろ眠たくなってきた頃だ。
💜「じゃあ寝る。おやすみ」
そう言って部屋の明かりを消した時だった。なぜか海が近づいてきたのがわかった。
💙「おやすみ。大好きだよ。」
チュ
おでこにキスをされた。これだけ見ていたらただのバカップルなような気もした。けど俺はこれがとても嬉しかった。
俺は、好きになった相手が海でよかったと思う。俺に幸せをくれてありがとう。世界で一番大好きだよ…
end
P.S.いいね数とかコメントが多かったらafter story書くかもです。
コメント
1件
いやもうほんとにもう…!!😭💕💕 海が毎日図書室に通ってた理由、まさかリョウガに会うためだったなんて…!あの友達の「本一冊も読まない」って台詞で一気に全部つながった時の衝撃やばかったです😳❤️ そして「俺の彼氏になってください」からのキスシーン、尊すぎて天井見た…!おでこチューも反則級のエモさでした✨ 最後の海ママの「泊まって行きなよ」のノリも好きで、この2人の幸せをもっと見たいです…after story、めっちゃ待ってます!!🌸
RuRi
221
ムメイ
141
#BL
きなこもち
135