「よっしゃ!1位や!」
俺はハッとして後ろを振り返った。
周りの奴らも。
「たっつん…」
たっつんはガッツポーズをして、校舎に入って行った。
それに続くように、周りの奴らも校舎へと向かっていく。
今回の1位はたっつんか…
俺はもう一度、掲示板を見た。
俺は正直油断していた。
ここ1年間の1位は俺が独占。
そしてたっつんは毎回2位。
その頃から、たっつんを危険視するようになった。
授業中は寝ているし、休み時間はうるさいし。
そんな奴に俺は……!
俺は唇を噛んだ。
ただただ悔しかった。
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