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教室、いつもなら俺を取り囲むはずの奴らも、今日はたっつんを囲んでいた。
会話はよく聞こえなかったけど、話している内容はだいたい分かる。
俺は自分の席についた。
俺の席は窓側の後ろの席。
「おーいお前ら席につけよ!」
担任の山森先生が教室に入ってきた。
もうそんな時間か……ってあれ?
俺はいつもつけている腕時計を見た。
腕時計にはいつも授業を受けていない時間が表示されていた。
なんでだろうな……
あっ今日は成績発表の日…ということは…
「今日はみんなお待ちかね、実戦の日だ!」
山森先生が机をバンと叩く。
そうだった…久しぶり過ぎて忘れてた。
まぁ苦じゃないからいいんだけどさ。
周りからはため息が聞こえて来る。
無理もないか。
この実戦で、死人が出るんだし。