テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こんにちは。こんばんは。
レモンティー変更スマホver.です。
rurb/nmmn/ご本人様関係なし/誤字脱字あるかも18要素あり
ru「 」rb『』
アプリ版からブラウザ版にしたのが凶で、くっそやりにくくて顔歪ませてます。
せっかく新しくなったのでrbru・rurbどちらも投稿する小説集にして、カプをタイトルに記載するようにさせていただきます。
もしかしたらデータ移行するかもですが暖かく見守ってください。
rbが少し距離を置いてしまって自暴自棄、その後仲直り(?)するお話。
(rttt匂わせ、ri.kgt出てきます)
ーーーーー
「おい、星導」
『⋯っ、なに?』
「なぁ、お前最近さ、」『ごめ、もう寝る』
「⋯⋯⋯⋯分かった」
というような調子の2人。
星導になにか後ろめたい事があったのか、それとも怯えているのか。小柳にはどちらも心当たりはなかった。なのに突然星導は避け気味に。
なんでなのか聞こうにもあの調子。
小柳は話したくても拒絶されているから原因もわからずのまま。伊波にもカゲツにも聞こうにも何か知っているような素振りなのに、濁すばかり。きっと星導からの口封じが施されているのだろう。
ということは相談。それを小柳に話せないということはきっと小柳についての相談。
別れ話か何かと小柳は何度考えようと分からない。
おまけにあれだけ毎晩誘っていた星導も避け気味になってから音沙汰もない。
小柳はひとり悲しく星導の事を考え自分のモノを宥めることでなんとか襲わずに済んでいるそう。
避け気味なる前日に何をした訳でもない。
ただセックスをして、後片付けをして、寝て⋯。
起きて2人ともそれぞれ任務やら仕事やらに帰ってきたら星導はあの状態に。
小柳も泣いて怒鳴り⋯ということはしたくない。なんてったって、大事な恋人。
口を割らせる訳にも行かない。自分から話してくれるのを気長に待ちたいところだ。
だが、もう一週間が経つ。
流石の小柳も心配。それは、任務にまで支障が出てカゲツが慌てふためくまでになっている。
尚伊波は冷たい目線で小柳のことを見つめていることが多い。
100年以上生きた者の勘はやはり鋭いそうで、伊波の視線からしてやはり自分が何かやったと察しているそう。
だか結局いくら考えようと「思い当たることがない」という結論。
結局本人から聞くか、力技でカゲツから聞くか。伊波はきっと教えない。星導が伊波のことを煽ったりしない限りは。
明日、カゲツと任務がある。
その時になんとしてでも言わせるか⋯と小柳は星導の居ないリビングで1人ため息をついた。
実際2人の個人の部屋はあるがベッドはない。だからダブルベットで普段は寝るのだがこんなに気まずいと小柳も二人で寝る事は遠慮したい。
基本的にダブルベットで1人星導を寝かせて自身はソファーで寝るか配信。星導もそんな小柳を心配して外で寝てきて帰ることもある。
逆に帰ってこないなと小柳が心配していると、星導を家で寝かせるねとイッテツから連絡が来ることも。
ちなみに独占欲のある小柳が許している理由は、イッテツにはとてもとてもお似合いの恋人が居るからだそう。
それ以外の日は店で寝ているらしいとリトから聞いた。
もうソファーで寝て身体を痛めるのは今日で終わりにしたいという淡い気持ちを持ちつつまた幸せを逃す一息をついた。
そのまま電気を消し、小柳はもう1週間以上も孤独に1人で寝るソファーに倒れ込んだ。
ーーーーーーー
アラーム音で目が覚め時計を確認する。
ああ、今日は任務だったな。と自分のタスクを思い出しつつ今日は任務がなく鑑定の仕事の日で恐らく遅出で寝室で寝ているであろう星導の事を見に行ってみる。
そーっと、静かに扉を開けてみる。が、しかしお目当ての人は既にいなかった。
疑問の念を浮かべつつ、扉の前で考えていると後ろから足音が聞こえてくる。
『⋯どうした? 』
「ぁ、すまん、何でもない 」
合わせる顔が無いと小柳は感じていた。何をしたかは分からないが、きっと自分のせい。
だから小柳は逃げるようにリビングに戻って、自身の身支度を開始した。
なるべく早く星導から逃れたい。今目の前にある問題から離れたい。そんな気も感じていた。
小柳も理由も分からず避けられている気を感じているならば普段より疲れるのだろう。
いつもは激しく星導のことを襲いとてつもない量のキスマを発見し小柳を冷たい目で見る赤城も今回ばかりは慰めてあげることしか出来なかった。
ーーーーーーー
敵の数も少なく思っていたよりもすぐに任務が終わったカゲツと小柳。まあ、最初から予想できていた敵だったからわざわざ1週間前から任務が入っていたのだけれど。
〈なんや、おおかみ元気ないな〉
「お前らが相談内容を教えてくんねぇからだよ⋯⋯」
〈仕方ないやろ。まぁ、こんなにおおかみの覇気がないのくらいなのも可哀想やけどな〉
〈本人に聞かんのか〉
「教えてくんねぇし、何より聞こうとしたら避けられるからなんも出来ん。だからお前らに聞いてるのにお前らも教えない。どうしろつっーんだ」
〈教えたいけど、今回ばかりはどうしようも出来ん。頑張れ〉
「いい、お前ら共々全員軟禁して話すようにしてやる」
〈さすが暗殺者やな。けど僕らを巻き込まんといてくれ。〉
「少しくらい教えてくれたっていいじゃねぇか、じゃねぇと俺多分何も手つかねぇ」
「そのうちお前らにまで刃を向けるぞ」
〈落ち着け。まぁ、今回ばかりは可愛そうやし言ってやるよ。〉
〈お前、この前暗殺の依頼入っとったんやろ。その日はタコは鑑定やったらしくてな。〉
〈帰り道お前のこと見かけて、あまりにも怖かったらしいぞ。詰めて詰めて、その挙句剣でひと突き。いくら何でも怖かったらしくてな。〉
〈しかもその日お前が気分悪かったのか知らんけど、ヤッてる時めちゃくちゃ怖かったって言っとったで。八つ当たりしてやんなよな。〉
〈まぁ、そんな感じで怖かったらしいで。小柳に悪いと思ってるとも言ってたで、今回ばかりは許したれよ。お前も少しだけ謝ってやれ〉
「案外いいアドバイス出来るんだな 」
〈うっせ。言ってやった僕が馬鹿やった。〉
「ごめんってw助かった。サンキュ。」
〈お前とタコがそんなんだとこっちまで気まずいんや。早めに何とかしてくれよな〉
「りょーかい。善処する」
〈じゃ、僕帰るから。おつかれ〉
「ん、おつかれ。」
時間はまだ昼。何処かで時間を潰しつつ帰ろうと小柳は考えつつ、私服に着替えた。
ーーーーーーーーー
結局やりたい事も買いたいものも浮かばす、家に直帰したそう。
だが一人で家で待つのも退屈なもので、星導の職場に行くことにした小柳。
来店する訳ではなく、店の外遠くから覗いてみようとしているだけ。
思い立ったが吉日、小柳は身支度を整え家を出た。
歩いて25分程度のそこは、自分の居住地とは違う雰囲気の街だった。
確か暗殺んときにここ来たな、と小声で呟きかける小柳。暗殺のことは忘れよう。というかそれが元凶でいまこんな状況になっているのだから。と自身に催眠をかける小柳だった。
星導からは見えないように死角に隠れ店内を見てみる。
笑顔で客に接する星導に少しホッとした小柳。でも、今日この状態を終わらせなければあの笑顔が暫く見れない。それは小柳にとって痛手すぎること。
そんなことを考えつつ店の外で出待ちに似たことをするのも忍びないなと思い、小柳は少し雰囲気の違う街中を楽しむことにしたそう。
ご機嫌取りとも捉えられそうだが、小柳は純粋な気持ちで、喜ばせようとアクセサリーを買って帰ることにした。自分用も買って星導用のものも買えたらパーフェクトだな、と浮き足立っていた。
今日星導とまともに話さないといけないというプレッシャーに駆られている小柳は、アクセサリーを買う時だけは忘れられていたのだろう。
ーーーーーーーー
夜9時。星導の鑑定仕事が終わる時間。
そこから店仕舞いをするとなると9時半にやっと店を出れて帰れるのはおよそ夜10時。
もちろんいつもこんなに遅いわけではないが、まだまともに話せていた時に星導がボヤいていたのは年末年始が終わって物を売る人が多く一日に立て込みやすいと言っていたそう。
だから鑑定仕事の日は毎度疲労困憊という顔をしていた。
だから小柳は家に帰ってからではまた話す機会を逃すと思い、9時15分程度に店の近くにつくように歩いていっていた。
案の定店はCLOSEとはなっていたけれど明かりはついたままで、中で星導が店仕舞いの準備をしていた。
今しかないか、と大きく息を吸い、吐く。
CLOSEの看板を揺らしベルを鳴らす扉を開いた。
『すいません、もう閉まってて、って、え⋯?』
「⋯お疲れ。終わるまで待ってるから気にせず進めろ」
『え⋯ぁ、うん⋯』
外から見ていた時よりも随分とぎこちない動きで店仕舞いを進めている星導。
「⋯なぁ、」
そう小柳が一言放つだけで星導の肩はビクッと震えた。
「⋯すまん、どうしようも出来なくてカゲツに聞いた」
「⋯⋯⋯⋯怖がらせて、悪かった」
「こんな恋人が嫌なら、別れたっていい」
「頼むから、避けるのだけはやめてくれ」
『⋯違う、ごめん』
『俺が悪い』
そう言って星導は顔を伏せ沈黙の雰囲気が漂う。
「⋯⋯⋯これを最後にする、許せ」
そう言って小柳は店の電気を消して暗い状態にし、星導に近づいて後ろに回った。
腰に腕を回して、首を噛んだ。強く、強く。
『⋯っ”、っふ、』
口元を封じるように手を後ろから回していた。
けれどふと、水滴が落ちてきた。
「俺は、お前を壊したい訳でもない、殺したい訳でもない」
「恋人なんだよ。大好きで、大事な。」
そういうとカウンターについていた手を小柳の方に回して、服を少しだけ引っ張った。
目をつぶって顔を逸らす。
「⋯後味の悪い前戯くらいさせてくれ」
ーーーーーー
暗い店で腰と腰がぶつかり合う水音が響く。
なんの会話もせず、ただお互いの体で感情をぶつけ合う。
現実逃避をしたい小柳の心が体に出ているのか相変わらず手で口を塞いで、その手に涙がぶつかって手が緩む。その繰り返し。
星導はカウンターに上半身を倒したまま腰を手で押さえられていてあまり大きく身動きは取れない。
ただ固く握りしめるだけだった右手を口を塞ぐ小柳の手に当てて、退かすように手を重ねた。
小柳はその意図を読み取ったのか手を退かして腰も止める。
『⋯俺も、だぃすきなの、小柳くんのこと、』
『でも、違う小柳くんみたいに見ぇ、て、怖かった、』
『言ぃ訳だけ、ど、まだ、小柳くんが、なんか、信じれて、なかった』
『でも、もう、信じれる、から』
『おねがぃ、俺のこと、もう1回好きになって』
『もう、こんなこと、しない。離れなぃ』
「ほんと、怖かったよ。捨てられるかと思った」
「二度としないでくれ、本当に。もう味わいたくない」
『小柳くん、だって、セックスの時くらい話してよね、怖いんだからさ』
「⋯⋯⋯いゃ、違うんだよ、⋯⋯あの時は⋯⋯⋯」
『⋯?』
「⋯その、なんつぅの、あまりにも疲れてて、星導が死ぬほど可愛く感じて」
「一生見てたいなぁって、ずっと考えてて」
「事実なんも話さなかったのはごめん」
『⋯バカ。変なことゆーな』
「⋯はは、照れちゃった?」
『うるさい。俺もう帰る』
「帰る家は同じだぞ?」
『⋯⋯だから帰るんだよ、俺の体痛めつける気なの、こんなカウンターの上でやって』
『⋯⋯⋯⋯⋯せめてベッド。』
「⋯⋯へぇ、いいってこと?」
『わかるだろ、そのくらい、』
そう言って顔を赤くさせ怒る星導は小柳にとって1番大好きな恋人だった。
笑顔の次に好きな顔。それがこの顔だった。
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後日談:
結局和解したというのがヒーローズ全体に伝わったのは意外と早く、流石星導がカゲツに相談したその12時間後にはヒーロー全員が知っているという状態を作っただけあると感心した。
これまで話したりくっ付くことが出来なった反動は凄まじい様で、隙あらば密着し至近距離で顔を近づけ話している。
伊波とカゲツから言わせてみれば
〈お前らはバカップルか!!!!!〉
という様子だったらしい。
まぁ、一件落着ということにしておこう。
結局この後このようなヒーローズ事件簿には星導と小柳ばかりが載っていた。
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