テラーノベル
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この世界線は未成立両片思い鍾タルが成立する時に起こったごたごたに「淑女」と巻き込まれてある程度仲良くなった世界線です!
原作でこんな仲良くなるなんで万が一にもありえません!
そんな世界線の「淑女」との別れの瞬間だけを切り取ったお話です。
それでもよければどうぞ!
ナド・クライにつき、しばらくたち、「淑女」の話をよく聞くようになり、改めて彼女の最期を思い出す。
「…俺は、御前試合を申し込む。」
「わかりました。」
「あら、驚いたわ。あなたはある程度親しくなった相手に命がけの試合を申し込めるタイプだったなんてね。」
「ああ、でも、俺は、決めたんだ。選んだんだ。その責任と後悔を負うつもりだ。」
「…後悔するくらいならしないでちょうだいよ。」
「でも、やると決めたんだ。俺は、俺の選んだ相手のために。」
「そう。なら、1曲踊ってあげるわ。貴方か、私の命が尽きるまで。」
「…ああ!」
「…負けた、わね。あんたの力、強くなったわね。」
「…」
雷電将軍が俺を通り過ぎて歩いていく。
「ふ、ふふ、わたしが、こんなところで、こんなところで、死んでたまるかってものよ!」
「淑女」が雷電将軍に向かって行って…
「まあ、あんたは面白かったわよ。」
「…!」
そう、「淑女」の唇が動く。
…まさか、そんなことを言われるだなんて。
そして、雷電将軍の無想の一太刀により、「淑女」は絶命した。
遺体の一欠片も残らずに。
俺は、あの時の選択を後悔していない。後悔してはいけない。
恨まれようと、憎まれようと。
ナドクライに来てから、彼女の友人…執行官たちに出会い、その関係を知った。
でも、選んだのは俺だ。
後悔はせず、申し訳無いと思うことをせず、責められようと、受け入れよう。
それが、俺の選んだ「淑女」に関係する道だ。
この決意と責任を背負って、生きていこう。
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