ガラガラガラ
美音「失礼しまーす」
先生「あぁあなたが新しく転校して来た矢津来さんですね」
美音「はい」
先生「それでは早速教室に向かいましょうか」
美音「分かりました」
先生「皆さーん、今日からこのクラスに新しく転校して来た子が来ます」
クラス「転校生?!」
秋「珍しいねこんな時期に」
風丸「一体どんな奴なんだろうな」
円道「サッカー好きだといいな~」
風丸「そんなにサッカー部に部員を入れたいのか?」
円道「このままだとフットボールフロンティア出られないからな~」
先生「はーい皆さん静かに」
先生「それじゃあ入ってきて」
ガラガラ
トコトコ
美音「矢津来美音です、宜しくお願いします」
クラス「(女子だ、、、)」
先生「矢津来さんは先月まで帝国学園にいましたが、家の事情で雷門中に転校してきました」
クラス「帝国学園?!」
秋「帝国学園ってサッカーが凄く強い学校でしょ?」
風丸「けど帝国学園って男子校じゃなかったっけ?」
秋「ねぇ、円道君はどう思う?」
円道「✨キラキラ」
風丸「(サッカー部にいれる気満々だな)」
秋「アハハハ」
先生「それじゃあ矢津来さんに質問ある人はいますか?」
モブ「はーい!」
モブ「矢津来さんは何の食べ物が好きですか?」
美音「強いて言うなら赤い物、、かな」
皆「(赤い物、、?)」
モブ「えぇっと赤い物って言うのは?、、」
美音「赤い食べ物」
モブ「いや、そうじゃなくて、、」
先生「は、はーいこの話は終わり~!」
風丸「(なんだったんだ今のは、、)」
秋「(不思議な子、、)」
先生「他に質問ある人は?」
シーン
先生「そっそれじゃあ空いている席に座ってね」
円道「先生!俺の席空いてます!」
先生「それじゃあ円道君の席に座ってね」
美音「はい」トコトコ
円道「宜しくなニカッ」
美音「うん」
《放課後》_______
円道「なあ美音」
美音「何?」
円道「なに部入るか決めた?」
美音「、、まだかな」
円道「じゃあサッカー部入るか?」
美音「サッカー部、、?」
円道「今部員が俺含めて7人しかいなくってさ」
風丸「おい円道、あんまり無理に言うなよー」
秋「ちなみに私はサッカー部のマネージャーだよ」
美音「、、風丸君は?」
風丸「俺は陸上部」
美音「、、考えとく」
円道「パァァありがとう!」
美音「え、まだ入るって言ってないよ?」
円道「考えてくれるだけでも十分嬉しいんだ!」
美音「そっか」
風丸「矢津来は円道の言うことがわかるのか?」
美音「え、まぁなんとなく」
秋「凄い、、」
美音「あ、ありがとう?」
円道「そうだ!美音も一緒に帰ろうぜ!ここの町を沢山案内するんだ!」
秋「いいかもね、美音ちゃんはまだここに来たばかりだろうしね」
円道「風丸も来るか?」
風丸「俺は別にいいけど、矢津来は行くって言ってないぞ」
円道「え、来ないのか?!」
美音「、、今日は無理」
円道「えぇー!」
美音「でも明日は大丈夫」
秋「何か用事でもあるの?」
美音「うん、段ボールの整理手伝わないと」
風丸「ならしょうがないな」
美音「うん」
秋「それじゃあ美音ちゃん、また明日ね」
風丸「またなー」
円道「明日絶対にまわろうな~!」
美音「うん、またね」
美音「、、サッカー部、、か」
美音が少し悲しそうな表情を浮かべ、そう呟いた_____________
そして、その様子を目撃したものはいなかった_______
《次回》__朝の挨拶
円道君しれっと美音呼び可愛くね?
美音「知らない」
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