家族は全員交通事故で亡くなりボクだけが助かりました
不幸中の幸い 、? だったのがボクには家族の記憶が全くないと言うことです
家族だけではありません
ボクはほとんどの記憶を失っていました
友達も誰1人思い出せません
そんなボクの話し相手は病院の看護師さんだけでした
事故の後遺症で上手く歩けないボクは綺麗な看護師さんに補助して貰いながらリハビリを続けてきました
辛いリハビリを乗り越えられたのも看護師さんのおかげでした
彼はとてもいい人で
家族を失ったボクを想い時折涙を流していました
もう一度自由に歩けるようになりたい
そう思えたのも彼が支えてくれてたからでした
「 歩けるようになったら会いに行きたい人はいますか 、? 」
不意に看護師さんはそうボクに尋ねました
ボクは首を横に振り「 貴方のように素敵な人が居たら会い行きたかったのですが 、 」なんて言ってみました
ボクはいつの間にか彼のことを好きになっていたのです
すると彼は突然泣き出してしまいました
ボクが急に変な事を言ったからだと思いあたふたしながら謝っていると彼は自分の涙を紫色のハンカチで拭ってから「 それなら 、 」と少し赤らめた目でボクの瞳をじっと見て 、へにゃりと頬を緩ませ言いました
「 もう一度 、オレと付き合ってくれませんか 」
コメント
7件
これ見たことある!!なんかでみた!すごい好きです。
もう好きぢゃん😭😭 1話だけでこんな想像膨らむの好きすぎる🥺💗運ばれてきたのが彼氏でしかも記憶喪失だったら絶対辛いのに寄り添ってあげてるのもちゅきだわっ、…😇