⚠注意喚起⚠
センシティブな表現。
nmmn,rbru要素。
受けの自慰表現有り。
完全二次創作のため御本人様に一切関係はございません。
長い、①②③合わせて5500字くらい。
kyngが頑張ってリードするお話。
全てkyng視点。
以下伏せ字無し↓
小柳「星導お前ッ!!何やってんだよ!?」
星導「小柳くん!……個室とはいえ病院ですから声落としてくださいね?」
俺の姿を視認した星導がベットから上半身を起こす。少し覗いたその腹部には包帯がぐるぐると巻かれている。俺はベット近くの椅子に腰を下ろし、声をひそめつつ星導に迫った。
小柳「ライから聞いたけど……俺のこと庇って怪我したって。」
星導「あー聞いちゃったんですか。いや〜俺なら小柳くんの一人くらい抱えてても、無傷で本部まで帰ってこれると思ったんですけどね。」
目の前のへらへらと笑う星導に苛立つ。なんでこんな酷い怪我しといて笑えんだよ。元はと言えば、俺が一人で十分だと言って3人を無視して先に進んだのが悪いのに……。
昨日の任務で敵の数が報告より多く、不意を突かれて意識を失った俺が次に目を覚ました時はもう病院だった。星導のことを聞いたのもその時だ。意識の無い俺を安全に本部へ送るため、星導は身を犠牲にした。おかげで俺は1日で退院できたが星導はと言うと……。
星導「命に別状は無いんですけど……とりあえず1週間は入院が必要らしいです。」
腹部をざっくりと切られて1週間で済むのはこいつがタコだからだろうか。命に別状は無いといっても不安が完全に無くなるわけではない。
真っ白なベットの上で微笑んている星導はいつにもまして儚げで、少しでも目を離したら俺の元から居なくなるんじゃないか……と錯覚してしまう。そんな俺の不安を察してか、星導が俺の腕を軽く引っ張って安心させるように言った。
星導「小柳くんは悪くないですから。俺が勝手に判断して、勝手にやったんですよ。」
絶対にそんなことはないのだが、ここで否定してしまったら星導の気遣いを無為にすることになるだろう。自身の中で納得はできていないが、素直に星導の言葉を受け止めることにした。
小柳「……ッわかった。困ったことあったら何でも言えよ。俺にできることならなんでもするから……。」
慣れない病院生活だから、きっと不便なことも多いだろう。そう思って言ったのだか……俺の言葉聞いた星導は何か思いついたようにいたずらに笑い、俺にそっと耳打ちをした。
星導「じゃあ……俺が退院した1週間後の夜。小柳くんがリードしてみてくださいよ。」
夜、リード、この言葉だけで何を指してるのか察してしまう俺の脳が嫌になる。って、違う違う!そういうなんでもじゃねぇよ!!反論しようとしたその時、部屋にノック音が響き看護師さんが入ってきた。どうやらこれからまた診察らしい。
星導「あ、じゃあ小柳くんまた今度〜!……楽しみにしてますからね♡」
結局何も言い返せないまま部屋を追い出されてしまい、俺は悶々としながら自宅へと帰った。
小柳「俺にどうしろと……。」
家に帰りベットに横になっても、頭に浮かぶのはさっきの星導の言葉ばかりだ。でも正直、前々から自分は星導に甘えすぎてるんじゃないかと思っていた。これはむしろいい機会なのかもしれない。俺はそう言い聞かせて1週間後に備えて準備を始めることにした。
自分が日和ってしまわない内にネットでものを購入していく。届くのは……明日か。俺はとりあえず必要そうなものを買い漁り、満足しながら眠りについた。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!