テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
書いてみたい作品があったので……!
多分カル渚?です!🔞じゃないです!
それではどーぞ!
カルマ:「」渚:『』その他:名「」
____________________________
side:カルマ
今日は渚の誕生日。付き合って初めての誕生日だからサプライズしたくて連絡せずに渚の家へ向かった。最近仕事が忙しくて会えなかったから丁度いい機会だな。
俺はそう思いながら渚の家へ歩いて向かう。もう7月で日差しが肌を刺すように暑い。
「今日猛暑日だったっけ。あっつ……」
汗が額から流れて止まらない。丁度いいところにカフェがあった。休んでから向かおう。そう、思って信号待ちをしていた。すると……
子「ボール!まってー!」
公園で遊んでいた子供がボールを追いかけて横断歩道へ出てしまっていた。
「ちょ、危ないって!!」
その時車のクラクションの音が聞こえた。
プーーー!!!!
止まれないのか車が子供目掛けて突っ込んでくる。俺は躊躇なく道路へ出た。ボールは放っておいて、子供を助けることだけに集中した。
子「ぼくのボール!!はなして!!やだやだ!!!」
「ちょ、暴れんなッッ」
今暴れられたら……体勢が……!!!!
「クソッッ」
瞬時に間に合わないと判断した俺は子供とボールを歩道に投げた。歩道を歩いていた男性が子供をキャッチしてくれた。だけど、俺は逃げるタイミングを完全に逃してしまった。やべ、無理だこれ。と思った時にはもう遅かった。
キキィィィ ドカーン
大きな音が鳴る。人々の様々な声が聞こえる。何か言ってる……なんだろう、分からない。もう、何も聞こえない。何も……見えない。
____________________________
side:渚
今日は僕の誕生日。カルマは覚えてくれてるのだろうか。
元3年E組のクラスLINEでみんながお祝いのメッセージを送ってくれる。前原くんはカルマもお祝いメッセージを送れよとからかっている。いつも通りの日常だ。ただ、違うことが一つだけあった。
『カルマ、忙しいのかな』
カルマからのお祝いメッセージが一向に来ない。いつも忙しくてもちゃんとメッセージは送ってくれていた。クラスLINEじゃなくても個人とかで……だけどどっちも来てない。
『…………』
心配になったけど、迷惑をかけたくなくて連絡はしなかった。
ーその日の夜ー
夜になってもカルマから連絡はない。
『忘れちゃったのかな…』
恋人よりも仕事の方が大事、そんなの分かっている。もしかしたらカルマは僕よりももっといい人を見つけて……
と嫌な考えまで浮かんでしまう。
『はぁ、考えたくない…。もう寝よう』
きっと忘れてたんだ。そう考えよう。いや、それも嫌だけど……。
うーんうーんと考えていたけど全て無駄だと思い、考えるのをやめて眠りについた。
ー次の日ー
スマホの振動などがうるさく目が覚めてしまった。
『……何…』
教師の仕事をしていると何かしらトラブルを起こす生徒が多数いる。その通知かな?と思いつつ目を擦りながら画面を開く。僕はその画面に映った信じたくない言葉に目を奪われる。前原くんから電話がかかってくる。震える手で電話に出る。
『も……もしもし……?』
前「渚?!ようやく出た……。カルマが事故って今意識不明らしい。頭を強く打ったって聞いたけど…状態が分からない。」
『事故ったって……どうして…』
前「磯貝から聞いた話だと小さい子供を助けようとして事故にあったって言ってた。」
『……庇って……?』
前「そう。今日病院行ける?磯貝と俺も行くけど一緒にどう?」
『行く、行きたい!!』
前「OK。じゃあ〇〇駅前集合な!」
『うん……』
電話を切る。
そっか、カルマは忘れてたわけじゃない、事故で……でも、駅名が僕の最寄り駅だった。じゃあ、こっちに来てたってこと?どうして?連絡もなかったのに?何しに……
時間を見てハッとする。夏休み期間だけど僕にとったらそんなの関係ない。
『早く仕事終わらせてカルマのところに行かないと……!!』
僕は仕事を爆速で終わらせて駅に向かう。
2人とももう着いてるかな。
駅に着くと前原くんが僕の名前を呼んだ。
前「渚〜!こっちこっち!!」
『ごめん!待たせちゃったよね』
磯「仕事なんだし仕方ないよ。それじゃ行こっか」
『うん。ありがとう』
カルマの搬送された病院は駅から数個先だ。会おうとすれば会える距離だった。
カルマ……大丈夫かな。
心配ばかりが募っていく。
前「カルマの両親お見舞い来てないんだと」
『……そう、なんだ』
何となく予想はついていた。カルマは両親と仲良くなかったからだ。
だから僕がちゃんとしなきゃ。カルマを1人にさせちゃ行けない。
磯「渚、そんなに思い詰めなくていいんだぞ。1人で考えようとしないでみんなに相談してね」
『磯貝くん……うん、ありがとう』
肩の力が少し抜ける。安心できた。
前「ほら着いたぞ」
駅に着くとすぐ近くに病院がある。そこへ駆け足で入った。受付の人に赤羽業という人が搬送されなかったか聞くと面会謝絶が出ているらしい。余程危ない状況なのだろうか。
前「それって、恋人はどうなんだ?」
磯「家族や配偶者じゃないからダメだと思うぞ」
前「じゃあしゃーねーか。また面会OKになったら来ようぜ」
『そうだね』
その時僕の服の裾が引っ張られた。
『?』
子「ぁ、あの……あ、あの……」
子供?なんで……
看「こら!部屋から出てきたらダメって言ったでしょう?貴方も傷が広がるわよ。」
看護師さんが子供を部屋に帰す。
……今の子って
『あの、今の子は?』
看「あぁ。赤羽さんが助けた子よ。跳ねられなくても骨折していてね。結構大きな事故だったらしいの。赤羽さんなんて身体中包帯だらけだもの。痛々しい姿だったわ」
磯「2人とも、今お医者さんが話がしたいって言ってて。渚、行く?」
『うん……』
医「まぁ、単刀直入に言いますと起きたらまず記憶障害がないか確認します。恐らくこのまま回復すれば3日で目覚めるでしょう」
『そうですか。』
前「いやー、良かったな!」
磯「体の形を保っていたのも奇跡だって言ってたし。まぁカルマだからってのもあったのかもな」
『それでも、本当に良かった。』
前/磯「……」
2人が僕の頭をポンっと撫でる。
『……ありがとう』
____________________________
今回はここまでです‼️
カルマくん早く目覚めて欲しい……だから、早く続きを書きたい…!!!って感じです!
それじゃ、次のお話で!
五月雨
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!