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lino.
はい!てことで続き書きます!!
それではーどぞ!
茅野:[]渚:『』奥田:〈〉その他:名「」
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side:茅野
カルマくんが事故に遭ってから4週間くらいが過ぎた。お医者さんは脳に障害がある可能性が高いって言ってるみたいだけど今のところなんで目が覚めていないのかが分かっていないらしい。
[お医者さんでもわからないんじゃ、私達はどうしたらいいんだろうね。]
病院に迷い込んでいた猫に私は話しかける。渚は日に日に隈がひどくなっていく。
大丈夫って言ってるけど、きっと無理してるよね…。
今まで見てきたからわかる。渚は覚悟がすごい。大切な人の為ならなんでもするし、大切な人が望むことには誠心誠意で応える。
[…殺せんせーの時もそうだったもんね]
まぁ、そんな所が好きになったんだけどね。
私はそんな真っ直ぐな目を持つ渚を好きになった。気持ちは伝えられていない。
[伝えられないよ。こんな、わがままな気持ち。 ]
2人を、邪魔できないから……
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side:渚
磯貝くんからカルマの面会が出来るようになったことを言われる。
今日行ってみようかな。何週間も続けて行っちゃってるけど…迷惑にならないよね…??
そんなことも考えながら僕は病院へ入る。相変わらず忙しい看護師さん達がバタバタしていた。
えーっと、カルマの病室は…
エレベーターでカルマの病室がある階へ行く。
『ここだ。』
カルマの病室の扉に手をかける。すると中から話し声が聞こえた。
この声は…中村さんと茅野?
中「ねぇ、あんたは告白しなくていいの?」
[告白って…私に入る隙ないよ。それに今渚も大変だろうしさ?とにかくカルマくんが目覚めるのを私は祈るだけかな]
中「ふーん、そっか。やっぱり悲しい恋だね〜……ね?愛美ちゃん」
愛美ちゃんって、奥田さん?奥田さんも来てたんだ。そりゃそうか、3年E組のみんな来るって言ってたんだから。
〈わ、私は…別に……〉
中「何言ってんの!カルマのこと好きだったじゃん」
え……?奥田さんが?カルマを?
確かに考えてみれば距離は近かった。カルマも奥田さんには結構肯定的だったし……付き合ってるって言われても納得してしまう。それにしても茅野までカルマを好きだったのは予想外だった。
……モテモテだなぁ、カルマ。
僕は病室のドアを開いていいのか分からなくなり、会うことをやめた。
今どんな顔してカルマを見たらいいのかがわからない。2人に会ったらいいのかが…分からない。そもそも、会っていいのかな……。
不安と罪悪感で押し潰されそうになる。僕は駆け足で病室から離れた。
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side:茅野
バタバタ……
誰かが走り去って行く足あとが聞こえた。
もしかして……渚?でも、来るなんて連絡……渚はしないか。もしかしたら聞かれちゃってたかも…。
[ねぇ、渚のこと追いかけてくれないかな。多分、今渚来てたかも……]
中「え?!嘘」
[もしかしたら聞かれてたかもしれない。今の会話……]
中「ありゃりゃ……私ちょっと探してくる!」
[ありがとう!]
……ごめんね、渚。気遣えなくて…ごめんね。わがままでごめんね…。
中村が病室を出て、渚を探しに行く。
〈大丈夫でしょうか…。〉
[ねぇ、奥田さん。]
〈はい〉
[もしさ、好きな人が他の人を好きだったら…それを知っていたら奥田さんはどうする?]
〈え?〉
聞いちゃいけないことくらいわかってる。だけど、もう叶わないじゃん?私も、奥田さんも…
〈私は…好きな人の幸せを願います〉
[幸せ?]
〈その人が、幸せだって思えたら私も幸せなんです。もしその人が不幸になるのなら私が助ければいい、そう考えてますよ〉
[………]
そっか、別れる可能性もある。恋愛なんてどこまで続くか分からない。だったら折れずに粘ることも大事なのかもしれない…
[でもさ?辛くない?だって、その人を幸せにできるのって、結局は……その、その人にとっての大切な人で……]
声が震える、涙が出そう。
堪えて…私。ここで泣いたらダメだよ。
〈そう、ですね。私の言葉はただの綺麗事に過ぎないです。確かに、茅野さんの言う通り幸せに出来るのはその人が愛した人のみです。その事実は変わりません〉
[……]
〈けれど、友達としてなら傍に居ることも大事なのではないですか?友達でも、恋人になれなくても…それでも前を向いてその人の幸せを願える人がきっと大人だと思います。あ、すみません、私こんなに偉そうに…〉
[ううん、いいの。すっごく響いた。ありがとう、奥田さん…あ、ねぇ愛美ちゃんって呼んでもいい?クラスメイトだしさ!]
〈はいっ!もちろんです!!〉
笑顔の愛美ちゃんは……輝かしかった。
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side:渚
『はぁっはぁっ……』
知ってた、カルマがモテるのも。わかってた、でもカルマは僕だけ見てくれるって……きっと大丈夫だって………でも、今は…
『カルマの声が……聞けないよ…』
僕は病院の壁にもたれ掛かりながら座り込む。グチャグチャした気持ちが、汚い気持ちが僕の心の中を蝕む。どうしても許せなかった。
こんな気持ち……どうして芽生えちゃうの…。
前「あれ?渚じゃね?」
磯「ほんとだ」
前「何してんだ?アイツ」
磯「……前原、先にカルマの病室に行っててくれないか?少し渚の様子を見てくから。」
前「OK。じゃ、また後でな」
磯「うん」
磯「渚」
『わっ、磯貝くん…』
急に後ろから話しかけられて驚く。
いつもなら気配で気付くのに……余裕がなかった…。
磯「こんなところで何してるの?考え事?それとも気分悪い?」
磯貝くんは優しいなぁ……僕とは大違いだ。
『磯貝くんは凄いね。僕も…磯貝くんみたいになれたらいいのにな……』
磯「俺凄いかな。俺よりも渚の方がすごいと思うけど」
『え?』
予想外の言葉で思考が停止した。
磯「暗殺の才能だけじゃなくて人脈、人間関係、人の心、渚はきっと誰よりもみんなのことを観察してると思うな。殺せんせーの弱点メモもさ、渚が付けてくれてたお陰でいい線まで行った暗殺が出来たことだってあったじゃん。渚は凄いよ」
『………』
嬉しすぎて泣きそうだった。
僕のこと、そんな風に思ってくれてたんだ…。
磯「カルマもきっと同じこと……いや、カルマなら怒りそうだなw」
『…』
確かに、カルマならなんでそんなこと思うのって言いそうだ。
磯「渚の良い所めちゃめちゃ上げてきそうじゃない?w」
『うん…』
想像できる。余裕のある笑みで、僕のいい所だけを上げてくれて……
自然と笑顔になっていた。
『ありがとう、磯貝くん』
磯「ううん。もう大丈夫?」
『うんっ』
中「ハァハァ…あーはは、先越されちゃったかぁ。もーどろっ」
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今回はここまで!!長くなっちゃった気がします…😭
すみません💦配分とか整えるの苦手だし、書きながらストーリー作ってるので…すみません🙇♀️
茅野ちゃんと奥田さんの恋心は……実るのでしょうか…。次は奥田さん視点とか回想とか入れてみたいと思います‼️それじゃ、また次回‼️👋
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