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貴方の為なら_。

1 - 第1話 🐰×🐣 すれ違い

♥

33

2024年12月25日

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みなさん!こんにちは!

本日はすれ違い系??を書いていきます!

⚠️清水翔太さんの”もう君を愛せないんだ”の歌詞が少し入ってます!

それでは!れりご!







________________

🐰side


それは突然起こる_

🐣「···グカ、僕たち”別れよう”」

今日は僕の家でゆっくり映画鑑賞をしていた

いきなりジミニヒョンがこちらに体を向けたかと思えば

信じ難い言葉が発せられた。

🐰『え···??』

頭の中でガーンとゴンが鳴る

🐣「僕達はまだ出会うべきじゃなかったんだ、」

ヒョンはソファから立ち上がり

僕の前に立った

🐣「···ごめんね、こんなヒョンで···」

と寂しそうな瞳でこちらを見て

頭を撫でてきた

🐣「”またね”」

いつもみたいな笑顔でお別れを告げる

🐰『待っ_!』

カチャリ_《扉が閉まる音》



···ジミニヒョンを分かりたくて分かりたくて

背伸びした分、ちゃんと苦しかったんだ

それでも好きだった、好きすぎた。

例えこうなることが分かっていても、

🐰『···ずるいよ、ッ』

🐰『さようならって言わないの、っ』






いつも優しくて眩しかった

ジミニヒョンを見て僕も少しは変われたんだ

爪を噛む癖や夜更かしも

前よりかは減ったかな、


近くて遠い恋だった

でも今は遠いだけ、

🐰『会いたい、ねぇお願い···行かないでよッ、』



🐹《やー、ジョングガ···って、聞いてる??》

🐰『···あ、すいませんもう一回』

🐹《あんであんで、もうかれこれ5回は聞き直してるぞお前。》

🐹《何かあったのか??》

こういう時ジンヒョンは勘が鋭い

🐰『いえ···大丈夫です、』

そう言って席を外そうとしたが

意外にもジンヒョンが僕の腕を掴んだ

🐹《、待て。》

🐹《お前はまたそうやって溜め込むのか??》

もうやめてくれ

傷をえぐり返さらないでよ、

🐰『···』

🐹《ちゃんと話しt_》

🐰『大丈夫だって!!言ってるじゃないですか!!』

ジンヒョンの腕を乱暴に払い

🐹《!》

🐰『結局話したところで変わることはなにもないんだ!』

🐰『もう···僕に構わないでください、』

乱暴に腕を払ってしまったことに罪悪感を覚え

こんなの八つ当たりだと自己嫌悪に至る

ヒョンの顔が悲痛な表情に変わる

···ごめん、ごめんなさい。ヒョン、

🐹《···ごめん、グカ。》

あぁ、謝らないで。

僕が悪者みたいになるじゃないか、

いや実際僕は悪者なのか。


🐰『···』

自室へ戻る廊下で

ジミニヒョンとすれ違った

🐣「!」

ヒョンはこっちを見て驚いた表情を浮かべたが

すぐにそっぽを向いてしまった

分かってるよ···僕はもうヒョンと目を合わせることも出来ないなんて、

🐰『···”ヒョン”。』

小さくほんとに小さく名前を呼んだが

ヒョンはバッ!とこっちを見た

🐣「な、何···」

🐰『···楽しかったですよ···っ、』

🐰『ヒョンと過ごした日々ッ、』

我慢できなくて

ポツポツと地面に涙の水溜まりが出来る。

🐣「っ、グ_」

🐰『さようなら、ジミニヒョン。』

逃げるように自室へ潜り込んだ


これで良かったんだ

もうヒョンを苦しめることはない。

これがベストだ。

これを望んだんでしょ??ヒョンは、

じゃあ僕はそれに答えないと、

🐰『でも、こんなの辛いよ···ッ、』




__________________

🐣side


僕なりの答えだったんだ、

いっぱいいっぱいお前で悩んできたよ

どうするのが1番いいのかって

前まではほんとに楽しかったんだ

でも最近···分からなくなってきた。

お互い忙しくて会話もままならない

今日はゆっくり映画鑑賞するはずだったけど

お前と居るとやっぱりだめなんだ、

何かが溢れ出ちゃいそうで

怖いの···

それに···僕達はきっと出会うのが早すぎた

もう少し後のことを考えるべきだったんだ

🐣「グカ····僕達、別れよう。」

グカの顔がどんどん悲痛なものにかわる

ごめんね、ごめん、···ッ

頑張って導き出した答えがお別れだった。

グカの頭を撫でた

···いつぶりだろうか、

でも前と変わらないサラサラな毛質

あー泣くな、パクジミン。

お前から振ったんだ。

こんなとこで泣いちゃダメ、

そして逃げるようにその場を去った


🐣「グスッ、うぅ···」

帰り道涙が止まらなかった

通行人が僕をちらちら見ている気がする

僕今日変装も無しに出てきちゃった···

でもそんなこと考えてる暇はない

これからどうしよう···

🐯【っ、!!ジミナ、!】

後ろから覚えのある声が聞こえた

後ろを振り向くお

彫刻みたいな綺麗な顔立ちが僕の前まで

立っていた

🐣「ッ、ひっ···ぐ、てひょなぁ···」

彼の温もりを感じたくて手を伸ばしたが

その手は掴まれた

🐣「てひょな、??」

🐯【誰に泣かされたんだ。】

見上げるといつもの優しい顔ではなく

眉間には皺を寄せて怒っている顔だった

な、なんで···お前が怒ってるの、

🐣「違っ···勝手に、泣いてるのっ、!」

🐯【···とりあえず俺ん家行こ、】

小さく頷く

貴方の為なら_。

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コメント

1

ユーザー

続きみたいです!!!!!!!!!!!!!!!!

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