「ロイドさん…っ…」
そんなか細い声とともに、赤い瞳が揺らぐ
「どうしたんですか?」
「どうした…じゃなくて、その手を止めて下さい…」
そう言いながら、僕の手を振りほどこうとする
「嫌だなぁ…何もしてないですよ」
途端にヨルさんの顔が紅潮する
「だ…めっ…してます、なにかしてます」
あぁ、可愛い
「ヨルさん…もっと貴方の事可愛くしていいですか?」
「ぇ…?」
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次の日の朝、ヨルさんは1度も俺と目を合わせてくれなかった
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