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「ふぁ〜〜〜」時計を見ると13時を過ぎている。

「不破っちは、、もう家出てるかぁ、、」

グゥゥ〜とお腹がなる。

確か不破っちが歩いて数分の所にちょっと大きなお店があるって言ってたな。

「あ、そういや耳仕舞ってなかったぺこ。」と耳を人間の耳に変化させる。フードで隠すのも考えたけど、お店の中1人だけフードだと逆に目立つし怪しまれるから却下した。

「まあ髪とかは良いかな。力喰うし」

「じゃあ行こうかな〜」

「ぺーこぺこ、ぺーこぺこ♪」

何となくのリズムに乗りながら

昼ご飯と、夜ご飯を買いに行く為家を出る。



人間界に来て一人で外に出るのは今回が初めてだ。上がる心拍数を沈めながらお店を探す。



少し歩くとお目当てのお店が見えた

「結構でかいなぁ」不破っちから聞いてたお店より倍以上デカくて驚く

「よーし!今日の夜は腕によりをかけて 作るから待ってろよ不破っち‼️」そう言うとぺこらは気合いを入れ直した。


何を作ろうかと思いながら食べ物をかごの中に入れていく (何にしようかな?オムライスとか作るのもいいなー。ふわふわトロトロの卵に甘酸っぱいケチャップライス!でもパスタもいいなー。バリエーション豊富だし、ミートパスタにカルボナーラ!きのこパスタにはたまたペペロンチーノ‼️)

考えながらかごの中に入れていると…「ん?」

「うわぁ、献立のこと考えてたらこんなに…」かごの中は食べ物で埋め尽くされていた。

「…まぁいいっか。全部買って食べれば」

※ぺこらの家は結構裕福です。家を100個建てるくらいのお金は持っています。


いっぱい入ったかごを、レジに持っていく。

不破っちにああは言ったもののぺこらは極度の人見知りな為一人だと正直レジの店員すら少し怖かった。

ドキドキしながら店員さんが商品を通すのを見つめ、お金を払う。

カランカラン「どうもありがとうございました〜」

ふぅ〜〜一人でも何とかなった!

ぺこらは達成感を胸にお店を後にした。


先程買った牛乳を飲みながら歩いていると先の方にラーメン屋の文字が見えた。

「おっラーメン屋があるぺこじゃん!」 過去に人間界に来たときに食べてからぺこらはラーメンが大好きだった。それと同時に、昔ラーメン屋やでお持ち帰りしようと思い鍋を持って行ったけど、断られて泣く泣く帰ったのは結構トラウマになっている。


「もう昼買っちゃったしな、どっちにしろ1人はきついぺこだから今度不破っちと行こっかなぁ」なんて先のことを考え家に帰る。



家に帰ると早速手を洗い、台所で昼ご飯の用意をする。今日の昼はパスタを買ってきたから、ペべロンチーノを作って食べようかな。

具材はあんまり入れないで簡単で時短のペべロンチーノを作る

テレビを着けて出来たてのペべロンチーノを食べる「んんん〜〜~ッ!」「さすがぺこちゃん!美味すぎる!」

美味しそうにペべロンチーノを頬張りながらテレビを見たり、食べ終わった皿を片付けたりして時間を過ごす。


不破っちは夜職である為、どうしてもぺこらの生活時間とは若干相性が悪い。それがぺこらにとっては残念だ。

「折角人間界で面白い奴を見つけたからもっといっぱい話したいんだよな」

掃除もしたいけど、勝手に人様のタンスや棚を、開けるのはダメだろという思考が働いた。何もすることがくソファーに転がり込む。



村にいた頃は、人との関わりは少なかったものの〈避けてたから〉、両親や兄弟が居たからコミュニケーションは、ちゃんと取れてた方だと思う〈多分〉。

だからか、1人の人間界は暇すぎる。ゲームも1人でやるには寂しいからやる気にはなれなかった。

不破っちと遊びたい。

(人との関わりを避けてきたのに、今は人と関わりたいなんて、人生何があるか分からねぇペこな)ソファーに沈みながらそう思う。


「…んっ」少し寝てしまったみたいだ。窓を見ると夕方になっている。

「やばっ夜ご飯作らないと?!」 早くしないと不破ちが買ってきちゃうぺこ!

ソファーから飛び起き、髪を一つに結び

〈お店で買った〉エプロンを身につけ夜ご飯の準備をする。

「今日は、ぺこーらの大得意なハンバーグにしよう!」



カタッタッタッ「んっふっふっふー🎶」鼻歌を口ずさみながら、料理をしていく

「よし。後は、盛り付けだけぺこ!」窓を見るともう夜になっていた。

「…不破っちまだ帰って来ないぺこか?」

「遅くねーぺこ?夕方って言ってたよね。」

とやきもきしながら料理を作っていると、

ガチャガチャ玄関が開く音がする。

不破っちだ!

「不破っちお帰り〜」

「うぃ〜っす。ぺこらただいま!」

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