『嘘しか吐けないのか貴様は!!!』
『化け物の上に虚言癖まであるなんて!』
『ごめ…なさいッッ!』
皆俺を信じない俺を必要としてくれない愛しては、くれない生きてる行為自体無駄な行為に過ぎないんだ
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『その時は、お腹すいてなくて』
ぼくは、下唇を噛み締めてそう言った。また信じて貰えず化け物扱いされるくらいならと誤魔化したんだ
『誤魔化す必要なんてないよナイちゃん』
『ッッ?!』
楽は、ぼくに誤魔化すなとそう言った。何故バレたのかすらよくわかってない
『ナイ、遠慮する必要は、無い俺達のことを家族だと思って話せばいい』
家族…ぼくには、そんな物は、与えられてすらいない家族って要らないものが生まれると拒絶して殴り痛ぶるものじゃないの?ぼくが困惑していると楽がため息をついてラウンに言葉を放った
『家族ってナイちゃんに言っても困惑させるだけでしょ虐待受けてるんだからナイちゃんの家族=暴力の溜まり場になってるんじゃない?』
『それもそうか…』
『??』
『ナイちゃん』
『な…に?』
『少しづつで良いよ俺たちは、無理に言って欲しくないし今日が初めましてなんだからそりゃぁすぐに仲良しなんてなれる訳ないよ俺でもそう思うもん』
優しく微笑み無理をしなくていいそう言われて何故か涙がこぼれたそして何故か安心した肩の力が抜け自然とゆっくり息を吐けた
『ええ!!俺なんか言っちゃった?!ごめんねナイちゃん泣かないで〜💦』
『ちが…違うの…』
『??』
ラウンは、ぼくを見て慌てていた多分子供の扱いを分からないからどう泣き止ませるのか整理が追いついてないんだろう
『違う?』
『うん…なんか…なんかね』
『うんうん…ゆっくりで良いよ』
『ほっとするの怖いくらい』
『ほっとする?』
『うん』
ほっとするそう聞いて楽とラウンは、柔らかい表情で僕を呼んだ
『ナイ/ちゃん』
『なぁに?』
『それを人は、居心地がいい、安心するって言うんだよ』
『安心?』
『うん』
『ナイちゃんは今ここに居ることを安心してるんだよ』
『ナイ』
『なぁに?』
『質問を変える君の好きな物は、なんだ』
『僕の好きな物?』
『うんナイちゃんが気になるものでも食べ物でもいいんだよ』
『ぼくお米しかわかんないのでもね、でもね!』
楽しそうに笑い言葉を発するぼくを横に2人は、ほっとしたように微笑んだ
『うん』
『お父さん達が食べてたぶるーべりー?を食べてみたいの!』
『ブルーベリーか?』
『うん!』
『ブルーベリー!良いねナイちゃんじゃぁつぎナイちゃんが来た時俺が買ってきてあげる!』
『ほんと?!』
『うん、約束ね』
『うん!やくそく!』
コメント
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ナイが徐々に心を開いて…凄く感動します、こんな早くにも続きが読めて嬉しいです、ありがとうございます!