テラーノベル
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登場国
カザフスタン…元ソ連構成国。しかしソビエトとは血縁関係にない。拾い子。姉であるベラルーシが大好き。元気で明るい前向きな性格。独立前からモンゴルに気があり想いを伝えようか迷っている。
モンゴル…中華家の親戚。カザフスタンは近所の子供程度の認識でたまに遊ぶことも。カザフの独立後は受け身を徹底して仲良くしている。大人しく控えめな性格。
〔迷い〕
〔モンゴル視点〕
結局、俺はいつもの公園に向かっていた。
本当に俺、どうしたんだろうか。疲れすぎてるのか?カザフはただの知り合いだ。暇なときに遊んでいた近所の子供。
それ以上でもそれ以下でもない。
なのに、俺は彼に何を求めているんだろう?
にしても今日は暑いな。
まだ初夏なのに。
公園につくと、いつも通りこちらに気が付いたカザフが手を振る。
木陰に設置されたベンチに座っている彼を見るのはとても久しぶりだった。
軽く手を振り返してベンチに近づく。
「ああーーー…、久しぶりのモンゴル…。」
またカザフが抱き着いてきた。今日はこんなにも暑いのに。この子は暑さを感じないんだろうか。
一度目に抱き着かれたときは驚きすぎて何も考えられなかったけど、今は割と冷静に考えられる。
こいつ、もう子供じゃないんだな。
俺は無意識に彼の頭をなでていた。
「モンゴル…?」
「大きくなったな。」
「えへっ、でしょっ!」
「ああ。俺の知ってるカザフじゃなくなってて驚いた。」
「…えっ、あ、、うん。久しぶりだから、、そう、だね。モンゴルは、
変わってなくて安心した。」
明らかにカザフの表情が固まった。
しまった。さすがに言い方が悪かった。こんな言い方じゃ誤解しか生まない。
「モンゴルは…、小さい時の僕の方が好きだった?」
「違う、いや…違わないけど」
「ごめんね、僕も分かってはいるんだよ…。もう、そういう歳じゃないのくらい。」
「今のカザフだって前と変わらないよ、そういう意味で言ったんじゃないから。」
あれ?俺ってこんなに口下手だったか?
このレベルは華と同じ次元すぎる。せっかく会いに来てくれたのに、なんでこんな悲しい顔させてるんだ。
「モンゴル、あのね、今日は伝えたいことがあってきたの。」
「伝えたいこと?俺に?」
また一緒に遊ぼうとか、そういうことなんだろうか。
それとも、もう会えない。とか。
…それだけは絶対いやだ。
俺自身、暇つぶしに遊んでいたとはいえかなり楽しかった。というかそもそも彼が誘ってくれたからこそ退屈せずに済んだんだ。
縁は切りたくない。
「僕が何言っても引かないでほしいんだ。そうなったら悲しいし…。」
カザフには相当な迷いがあるらしい。
「大丈夫だよ。そんなこと絶対にしないから。」
「うん、、、。」
何の話なんだろう。俺に引かれるかもしれない話なんて…。
#ゴミ絵
おおわらい
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カンヒュ好き
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#カントリーヒューマンズ
水依存症💧宝石売買💎
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〔カザフ視点〕
どうしよう。
もう決心して、モンゴルに会えて、やっとの思いで誘ってここまで来たのに。
今更〘嫌われたら〙がこみ上げてくる。
絶対そんなことしないとは言ってくれた。
でも…。
「ごめん、モンゴル。」
「え?」
「やっぱり、言えないや。僕…帰るね。付き合わせてごめん。」
今できる精一杯の笑顔を浮かべてそういった。
僕らには今のままの関係性が一番だろう。
そんな気がした。
だって、もし言ってしまって断られたら。
もう元の関係値には戻れないし、なにより辛すぎて二度と会えなくなる。
うん。きっとそう。
違いない。
「そう、、か。ごめんな、カザフ。俺じゃあ話しづらかったんだよな。」
「違うよ。僕の勇気がなかっただけだから。」
モンゴルの表情は見えないけど、声が少し寂しそうに聞こえた。
「じゃあ、俺も帰るから。」
「うん。」
「久しぶりに会えてよかった。」
「うん。」
「…それじゃ、またいつかな。」
また、”いつか”?
いつかって、なんで。
大人になっちゃった僕とは遊ぶことなんてないから?
そんなの、
あ。
そ、、っか。ぼくって、モンゴルの友達じゃないんだ。
ただの近所の子供…。
また何年も会えなくなっちゃうことになるんだ。
ふつう、そうか。
こんなに近くに居ても。
化身なんて狭すぎるコミュニティの中でさえあり得る。
あれ?
今更友達になろうなんて言えない。
そんなこと言って友達になんてなれば、今よりもっと言いづらくなる。
だめだ。
つぎの機会がいつあるか分からない。
いや、ないかもしれない。
だってモンゴルが他の誰かと付き合っちゃう可能性は十分にあるから。
そうなったら。
そんなの絶対に嫌だ。
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
嫌だ
「嫌だっ…」
「か、カザフ?」
「はっ…、」
気が付いた時にはすでに、僕はモンゴルの腕をつかんでいた。
「あ、、、の、、。」
だんだんと冷や汗がふきだしてきた。
ぼく、なにやってんだろ
ああ、でも
…もういいか
「僕モンゴルのこと好きだよ。…僕と付き合って。」
緊張からあふれた涙が頬を伝い、地面にシミを作る。
震える声を抑えるので精いっぱいだった。
「へ?」
コメント
3件
頼む…!!!!!

あ"頼むからそこ(カザフとモンゴル)くっついてくれ〜
うわあ…第2話、めっちゃ切なくて胸がぎゅってなったよ…🥀 モンゴル視点とカザフ視点が交互に入る構成、すごく好き。お互いの「迷い」が重なって、すれ違ってる感じがリアルで…「嫌だ」の連続、あそこ本当にカザフの必死さが伝わってきて泣きそうになった。 最後の「僕と付き合って」からの「へ?」で終わるの、続きが気になりすぎる…!Suzuさんの心情描写、丁寧で引き込まれます。次話も楽しみにしてます🌙