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伸びないとショボンってなるのは人間だからだ(?)……、始めます…。
















───数時間後───






あれからしばらく経った




私は病院服(実験動物な為)のまま街に向かう。靴が無く、裸足で半袖…おまけに金無し食料なしでフードも無いので顔を隠せない…。この世界でどう生きてけってんだよこん畜生が…!!

そこら辺にあるまぁまぁ大きめの石を持って適当に投げつけた。











ギャン!!









なんかの動物にでも当たったか…?私は恐る恐る声の主を確認する。そこには1匹の野良犬がいた。僕が投げた石のせいで足から血が出ている。僕のせい…?、いや、”俺”を閉じ込めた”アイツ”らのせいだ。僕はそう自分に言い聞かせた…。じゃなきゃ耐えれそうになかったから…。ホント僕は酷い人間……ッ、

そもそも人間かすら怪しいのに?僕はそっと服を破き、その野良犬に近づいた。



🐈‍⬛「ごめんな…?気が立ってたんだ…。」


🐺「グルるる……ッ!…ぅ”あ”!!」


🐈‍⬛「いって?!なにすんだこの阿呆!」



僕は怒りに身を任せ、手を振り上げた。



🐺「キュ〜ん!!(伏せる」


🐈‍⬛「っ!」



僕は動きを止めた。僕が今やろうとしてることは、あそこにいた白衣の人間たちと同じこと…、この犬は怯えた目で私を見つめている。その目をしばらく見つめ合ったあと僕はそっと手をおろした。そして深呼吸をしたあと、そのアホの目の前に膝まずき真っ直ぐに目を見た。犬も私の目をジッと見つめる…そうしてる間、私達はどこか似ていることに気がついた。辛い過去を持っている目…私は手を動かす。




🐈‍⬛「動くな。更に痛くなるぞ?」


🐺「グァルルル……バゥッ!!」


🐈‍⬛「アッブネェ!せーふ… 」


🐺「グルル…」



警戒を解かない犬を見て私は持っていた布を離し、敵意がない意思を見せる。それでも疑ってくる犬。私は服を脱ぎ、そこら辺に放り投げた。ナイフとか入っていても服がなけりゃ隠せない。完全に丸腰状態になった私を見て犬はようやく落ち着いた。敵意がないとわかった犬は随分とおとなしく、人馴れしてるようにも見えた。じゃあなんであんなに唸ってたんだ?ふと犬の腹を見た。



🐈‍⬛「ん?は?もしや…?」


🐺「バウ!ハッハッハッハ!」


🐈‍⬛「太ってる……んじゃないな、赤子か!」



よく見ると出産間近な犬だった。腹の子を守るために必要以上に警戒心MAXだったのだ。

私は自分の腕を引きちぎり、犬に食わす。

実験の影響で再生する体だったので問題はない。ただ血が足りなくなると寒くなるだけ。そして水を飲めばそれは血液に変えられる為そこも大丈夫。

っと、食べ始めたか…。



🐺「ンッグ…ッガぅ!……ハグハム…、、」


🐈‍⬛「美味いか?」


🐺「ア”ぅ!(尻尾振る」


🐈‍⬛「そうか……♡(意外と可愛いな… 」


🐺「ハフ…バウ!!(スリスリ」


🐈‍⬛「ん〜?どした〜?♡」


🐺「ワンッッ!♡」



思ったより甘えん坊の子だったみたいで、ベッタリくっついてくる。あんな凶暴そうだったのがここまでアマちゃんだったとは…。

それほど我が子が大事ということだ。



🐺「わん!(グイグイ」


🐈‍⬛「ちょっと!引っ張るなって!」



どうやら連れていきたい場所があるようですごい力で引っ張ってきた。一応放り投げた服は着た。


ん?まって?人馴れしてるということは人と関わったということ。じゃあまだ人間は生息している!!希望があるぞ!!!

私は大人しくついていくことにした。








─────街─────










さっきから犬って言っているがどこか狼っぽいような…種類でウルフドッグて種類があるらしいのでその子なのかなと種類当てクイズで遊んでいると、いつの間にか街についていたようで人に溢れている。引っ張られている中無理やり犬を抱っこして脚を手当てしたのでルンルンである。天使過ぎた…♡



ざゎ…ざゎ



私達の方を見てヒソヒソと話している。犬?を連れた少女なんて不思議で仕方ないんだろう。けどどうでもいい。何処か働ける場所を探して金を手に入れなければ。


私は鈴葉(れいは)を連れて肉屋に入る。



🧑🏾‍🦲「いらっしゃいませー!」


🐈‍⬛「あの…」


🧑🏾‍🦲「はい、どうしましたか?ってうわ!」


🐈‍⬛「?」


🧑🏾‍🦲「なんだその格好!」



店主らしきオッサンは私の体を指差した。

実験の影響でただれたり抉れてたりしてる…。再生不可の薬を塗られたキメラの攻撃を食らったからだ。





🧑🏾‍🦲「気持ち悪…!近寄るな!!」


🐈‍⬛「…は?」






え?は?…何いってんのこの爺は…?働きたいだけだよ?なんで小汚いだけで駄目なんだ?

すると今度は鈴葉を指差し言った。




🧑🏾‍🦲「何かして欲しいことがあるんなら、その狼の肉をよこしな!!」




中華包丁を取り出したのでこれはマズイ!と思い鈴葉を連れて逃げる。鈴葉は回復できないからだ…結局どの世界でも差別はあるんだな…。






🐺「く〜ん?」


🐈‍⬛「鈴葉…、、ッ!鈴葉!私頑張るから!鈴葉の分まで養えるように仕事見つけるから!!」


🐺「わん!」





けれどどこも雇っては貰えなかった…。







日が暮れた。とても寒い……けど鈴葉が暖めてくれるからそんなに寒くない。だから私も頑張れる。その日は私も鈴葉のことを暖めて1日の幕は閉じた…。









───二日目───





いやぁ〜…まさかのまさかでびっくり仰天もいいとこだ……。まだ出産まで時間があると予想していたのにさぁ…?





キャンキャン!く〜ん!!ハッハッハッハ!





……早くないですか?目が覚めてくすぐったいし騒がしいと思い目を開けたら子犬が戯れてる……。は?おかしくね?草食動物ならともかく肉食動物がこんなのありえない。草食動物は敵に狙われる可能性があるから生まれてすぐ立つというようにプログラムされている。肉食動物や人間の目が開いたり笑うとかは数週間掛かって当然なのだ。




🐈‍⬛「不思議なこともあるもんだねぇ…」


🐺「わん!」


🐈‍⬛「君も不思議だよ…最低でも1週間ちょいは掛かると思ってたのにもう生まれてる」


🐺「???(’∀’*??クーン?」


🐈‍⬛「いや、何でもないよ。(撫でる」


🐺「- ̗̀(๑ᵔ⌔ᵔ๑)♡♡(スリスリ」




可愛いな…鈴葉を守るために金を集めなきゃ…雇ってもらえなかったし、もういっそ土ほって探すか?


いや…一番手っ取り早いのがあるではないか










🐈‍⬛「よぉ爺〜」


🧑🏾‍🦲「またお前か!!」




そう怒鳴りつけてきた爺の手には中華包丁…

怯むわけないよ。だってもっと痛いのを私は知っている。だから包丁程度怖くない。



🐈‍⬛「話を聞け。」


🧑🏾‍🦲「お前に貸す耳はないッ!!」


🐈‍⬛「るっせーなァ…猫の聴覚舐めんなよ…。鼓膜破れるかと思ったわ…(笑)」



そう笑い飛ばすとただでさえ黒い爺の肌は怒りで赤くなっていく。



🧑🏾‍🦲「ふざけるなよ!!!」



包丁が振り下ろされたが爺の懐に入り躱す。避けた勢いで爺はバランスを崩し床に転倒。ふと外に目をやると鈴葉があざ笑うかのように爺を見つめていた…w



🐈‍⬛「ダイジョブかぁ〜?w」


🧑🏾‍🦲「〜〜ーー〜!!!!?」


🐈‍⬛「まぁ落ち着けや。」



そう言って殺気と圧を向けながら爺を見下ろした。



🧑🏾‍🦲「ひぃッ?!」



結構殺意が湧いていたのでいつもよりちょっと…いやめっちゃ怖い顔になっていただろう。ろくに戦ったことがない腰抜けが…図に乗るなよ?



🐈‍⬛「今回ここに来たのは…”これ”を売りに来た。」


🧑🏾‍🦲「え…?そ、”それ”は…」




僕が今手に持っているもの…それを売ればそれなりに金が入ると確信しているもの。それを視界に捉えた爺はカタカタと震えるほどだった。

















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