人形「はぁ…はぁ…」
「おや、もう疲れちゃったの?」
レク 「チッ…」
「そんな怒らないでくれよ笑」
刀を取ることに数分ほど苦戦している
いつまで続くのだろうか
「攻撃とか全部ガバガバだし」
レク「イラッ…お前は触手があるからいいよなぁ」
「あぁそっか笑」
奴は、「こんな凄いものがついてないなんて可哀想だな〜笑」と言った
だからなんだよ、こっちは命懸けで頑張ってるというのに
絶対に○してやる…!
人形「…貴方、こんなので楽しいの…!馬鹿みたい…!」
「うん、楽しいよ?君たちが苦しんでる姿を見るのが大好きなんだ」
人形(こいつ…狂ってやがる…!)
「まぁ…君たち疲れたならしょうがない、僕から行ってあげるよ」
レク「…は?」
そう言うと、触手が出てきて襲いかかってきた
レク「ぐっ…!」
鎌を壊そうとしている
レク「おまえ…!」
「耐久性テストだよ?」
嘘つけ…!壊して僕らを○したいだけだろ…!
すると、別の触手が人形に向かっていった
レク(マズイ…!)
人形「ヒッ…!」
「自分に夢中になってるからだよ笑」
人形(ヤバい…!)
すると突然、何かが飛んできた
グサッ
「…ふーん」
武器がやつの頭に突き刺さっていた
ドクロ「…」
人形「ドクロさん…!」
「おぉ、戻ってきたんだね」
ドクロ「…(包帯の部分を抑える」
人形(…包帯を巻いている…完治してないの…?)
そのような疑問が思い浮かんだが、そんな事は考えてる暇はない
「この武器結構新品だね、最近買った?」
ドクロ「…イラッ」
ドクロは早く武器を返してほしそうだった
「おっと、ごめんごめん笑」
そう言うと、触手で渡してきた
ドクロ「…(奪い取る」
「この刀早く取らないと壊れちゃうかも笑」
人形「…!」
亡くなったおじいちゃんから貰ったんだぞ…!
そんな大切な物を簡単に壊す?ふざけんな!「だから、取りに来な?」
とりあえず、早く取らなきゃ…!
レク「チッ…」
レクは舌打ちをすると、すぐに走り出した
「フフッ、やっと面白くなってきた」
人形「戦いたいなら…早く返せ…!」
「え〜、それだと面白くないよ〜」
人形「お前の気分で動きたくない…!」
「ごめんね笑」
奴はそう言った
 …何分経っただろう
刀は取れず、時が過ぎただけだった
いつ、平和が来て、いつ、いつもの景色に戻るのだろうか
それは誰にも分からない
 人形「ハアッ…ハアッ…!」
そろそろ体力の限界がきてしまう…
レクさんも、ドクロさんも体力の限界だろう
レク「ゔ…ぐっ…(バタッ」
人形「…!」
レクさんが倒れてしまった
「…早いね」
奴も飽きているようだった
ドクロ「……」
ドクロさんもそろそろ限界だ…
今行けるのは私だけ…!
そう立ち上がったと同時に奴が目の前に来て言った
「皆限界だね〜、」
人形「ヒッ…!」
「もう君しか行けないね笑」
人形「カヒュ…カヒュ… (過呼吸」
思わず過呼吸になる
「そろそろ君も限界かな?」
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…!皆の為に頑張るの…!皆の為に……
「どう?ラクになった?」
人形「…?」
視界が悪くて何をされたのか分からない、だが、体がどんどんラクになっていってる
…もしかして私○んだ…?
すると、謎の空間で目が覚めた
人形「…?ここ…何処…?」
真っ暗闇だ、上も、下も、右も、左も
人形「…?誰か居る…?」
その人は、見覚えのある髪型、顔つき、立ち姿
人形「ヒッ…!」
 久しぶり、お姉ちゃん
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