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⚠️→1話と同じ

・このお話は1話〜2話のコナン視点のお話です








コ「はあ、、、」

春も中旬を迎え、気温が暖かくなった今日。

工藤新一、今は訳あって偽名を使って暮らしているので、江戸川コナン。彼はその日とてもは疲弊していた。

新しいミステリー小説を手に入れたく、書店を4軒回ったが、どこも完売していて手に入らなかったのである。

コ「最悪だぜ…昨日キッドを追ったせいで遅く帰って蘭にも怒られちまったし、、、」

キッド。そう言われて知らない人は少なくとも日本にはいないだろうと言われるほど有名な世紀の大怪盗。

昨日コナンは次郎吉相談役から応援を頼まれてキッドの現場に行ったが、

いつものように不敵な笑みを浮かべながら逃げられてしまった。

コ「くそ、、、」

腕を後ろに組み、小学校一年生のものではないオーラを周りに振り撒きながら歩いていた。

コ「ん?」

何やらカフェの前で叫び声のようなものが聞こえた。

👩「愛してたのにッッッ!!!!!!!!」

カフェの中にいた女がいきなりカバンから包丁を取り出し向かいの席に座った男に振りかざす。

コ「!?!?」

やばい、と思った瞬間、女の後ろにいた学ランを来た高校生が、異常なほど素早く動いて手刀で包丁を弾き飛ばした。

コ「なっ…ッッッ?!」

👩「え…ッッ…、???」

高校生は包丁が刺さったのか、手の甲に深い切り傷ができていた。血が溢れ出てくる。

カフェの中では女が脱力し、座り込んで泣いている。

すると、30代ほどであろう相手の男が突如走り出し、逃走しようとしていた。

店の中に走り、サッカーボールを頭部に当てて止める。周りの客もそれに気付き、押さえつける。

👨「何すんだガキ…ッ離せ…ッ!」

なんとか足止めに成功した。

そして、気になるのは先ほどこの男を守った、女に優しく話しかけている学ランを着た高校生。

奥の方を向いていて、顔は見えない。

店員「お客様?!お怪我は大丈夫ですか!?」

店員が救急箱を持ち、高校生のもとに駆け寄った。

?「大丈夫です。少し切れただけなので…」

その時高校生がこちらを向いた。店員に強がりを見せているが引き攣り、強張っている顔。

コ「…?!」

その顔は工藤新一、俺そっくりだった。

コ(俺にそっくりな顔…!?まさか……。)




その後は、客が通報したようで警察が来て俺は外に出されて、帰宅するように言われた。

だがあいつを逃すわけには行かない。なので店の横で待機して高校生が出てくるのを待った。

長い時間が経ち、高校生が出てきた。

?「あー…疲れた…」

コ「ねぇ、お兄さん」

?「あー?なんだボウズ…」

高校生は振り向いた瞬間顔がわかりやすく真っ青になった。

長い間事情聴取を受けた後で申し訳ないが、彼にはもう一度受けてもらおう。

にやりと口角が上がった。


(省略)

快「……あーはいはい、降参降参。で、このまま俺を警察に突き出すつもりか?」

彼に問い詰めたところ、自白した。やっぱキッドか。まさかこんな形で正体を知るとは思わなかった。

コ「そうしたいのはやまやまだが、証拠がねえからな…。」

…。こいつの顔を近くで見ると本当にそっくりだが、俺よりか女っぽい顔をしていると思った。

目が丸っこくて。まつ毛が自然にくるりとカールしている。

快「な、なんだよ…」

コ「………いや、俺とそっくりだと思ったが、学ランも相まって俺よりもガキくせー顔してるなって」

快「悪かったなガキくせー顔で!!」

このノリの仕方もキッドと話する時として同じだ。年齢が近いとは思っていたが、まさか俺とタメの同年齢とは。


そしてしばらく沈黙が続く。キリがないので、ずっと気になっていたことを聞くことにした。

コ「なあ、オメーなんで盗みなんかやってんだよ。」

快「……」

コ「もう顔は割れてんだから話しちまえ。なんとなくだが、愉快犯じゃねぇんだろ?」

快「…愉快犯じゃねぇけど……、まあ、復讐、かな…」

コ「……復讐…。」

思っていたよりずっと重い犯行理由だった。

快「俺は2代目なんだよ。初代怪盗キッドだった、殺された親父の死因を知るため、

殺した奴らに復讐するためにやってんだよ。」

コ「キッド………」

快「……復讐なんて、意味もないし、綺麗な言葉で飾ってるように聞こえるのもわかってる。」

「……ふぅん…」

この世に神様がいたならば、酷いことをしたものだ。最愛である父親の死、有名人だった故に周りもそれに関心を持つ。

自分もニュースで見たことがある。マスコミや、世間の声が彼の心を蝕んだだろう。

時には、非情な言葉を言われたこともあっただろう。父親が犯罪者であったことを知っても、それでも彼は前向きであり、

自分も犯罪に手をつけてまで父親に全てを捧げたのだ。

味方などいない。なぜなら犯罪者だからだ。どんな理由があろうと。

お人好しなこいつだ。一人で全てを受け止めようとしたのだろう。

快「……なんだよ、自分から聞いといて、つまんなそうに…、」

コ「…つまんないなんて、、思ってねぇよ…」

さらに気まずくなり、またも沈黙。


快「…なんか、ごめんな」

コ「いや、聞いたの俺だし……というか、一つ提案なんだけど。」

ならば、こいつのために少しでも。救いをもたらせることができるなら。俺はこいつに手を差し出してやりたい。

快「ん…?」

コ「お前さ、家で一人なんだろ?引越さねぇ?」

快「……は??」

キッドは目をまんまるにしてこちらを見る。

コ「悪ぃ、簡潔に言いすぎたか。つまり、宝石探しとか、俺も手伝ってやっから、俺の近くで暮らせよ。

その代わり、家事とか手伝ってくんねーか?あとわかってると思うけど、俺は工藤新一な。

俺が縮んぢまった薬について調べたりとかして欲しいんだよな。得意だろ、そういうの。

それにキッドのことは黙っててやるし…」

俺はこいつのために何かする。こいつも俺に見返りをくればwin-winだ。

快「ちょちょちょ、まってくれ!いろいろ言いたいが、名探偵の近くで?暮らす???

お前の愛しの蘭姉ちゃんへの言い訳はどうすんだ!

それにお前の近くで生活するのは名探偵が俺を犯罪者だとわかってて匿うってことだぜ!?!?」

コ「ああ、お前に住んで欲しいのはそっちじゃなくて、

俺の家、工藤邸の隣の腕時計型麻酔中とか作ってくれてる博士の家だ。匿うってわけじゃねーけど…

それにう、犯罪者だって分かって言ってんだよ」

快「え?はあ???」

コ「まあ、とりあえず今日は解散な、着替えとか荷物まとめて明日俺に会いに来い。」

快「??????」

コ「じゃあな」

俺は了承も聞かず走り出した。すぐに灰原に知らせなければ。

怒られる気もするが、家事など手伝ってくれる奴がいればあいつも助かるだろうし。

俺はキッドの正体を知った喜びでふわふわしていた。この後灰原からのお説教があるとは知らずに。

ところで何か忘れていれるような…













コ「…あ、名前聞くの忘れた。」

昼間の邂逅(コ快)

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