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ランニング中
日向「誰も、来ない」
「道、間違えた」
みゃあお
日向「ん?」
「(真っ赤なジャージ、ここらで見ないジャージだな)」
「何してんの?」
孤爪「え……」
「えーっと、ああ……迷子?」
日向「え?他所から来たの?」
孤爪「……うん」
日向「それ、面白い?」
孤爪「え……別に、これはただの暇つぶしだし」
日向「ふーん」
「あ!バレーやんの!?」
孤爪「え……」
日向「そのシューズ、バレーの!」
孤爪「あ、うん」
日向「おれもバレー部!」
「おれ、日向翔陽!」
孤爪「……孤爪」
日向「コヅメ、名前?」
孤爪「孤爪……研磨」
日向「研磨かぁ!」
「高校生?」
孤爪「うん」
日向「何年?おれ1年」
孤爪「2年」
日向「やっべ、先輩だ」
「すみません!」
孤爪「いいよ、そういう……体育会系の上下関係みたいの、嫌いだ」
日向「あ、そう……なの」
「えーと、バレー好き?」
孤爪「うーん……別に」
「なんとなくやってる」
孤爪「嫌いじゃないけど、疲れるのとかは、好きじゃない」
「けど、友達がやってるし、おれいないと、多分困るし」
日向「好きになったら、もっと楽しいと思うけどな!」
孤爪「いいよ、どうせ高校の間やるだけだし」
日向「ポジションどこ?」
孤爪「……セッター」
日向「へぇ~、なんか、うちのセッターとは違うな!」
「うちのはもっと、ガー!って感じのやつ!」
孤爪「ふーん」
日向「ちなみにおれは、ミドルブロッカー!」
孤爪「へぇー」
日向「ああ、やっぱり変だと思う?」
「背のデカいやつがやるポジションだもんな」
孤爪「うん、まあそうだろうけど」
「別に」
「おれも試合とか行くとよく言われる」
「セッターは1番能力の高いやつがやるポジションなのに、なんであいつっていうふうに」
「おれ、特別運動得意とかじゃないし」
日向「じゃあさ、お前の学校、強い?」
孤爪「うーん、どうだろう」
「昔強かったらしいけど、1回衰えて」
「でも、最近は」
「強いと思うよ」
日向「どこの、がっこ」
黒尾「研磨!」
『見つかってよかったぁ』
孤爪「クロ、凪月」
「じゃ」
「またね、翔陽」
黒尾「勝手にふらふらすんな」
孤爪「ごめん」
黒尾「知らない土地だから気をつけろよ」
『まあボクは知ってるけどねー!』
黒尾「中学生卒業までこっちいたんだっけか?」
『そう、高校から東京!』
日向「……またね?」
「(今の金髪の女の人、月島に似てたな……)」
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面白かったです! 続きが楽しみです!