テラーノベル
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葉のカサカサ言う音がする。
そよ風も吹き、太陽も暖かい。
「…あれ、…」
一体ここは…どこなのだろうか。
ルーンにこんな場所あったか?
「ルーン…ルーン?」
「そうだ。俺は…」
俺は塔から突き落とされて死んだ。
て事はここは天国なのか?
それとも…地獄か…?
それとも俺は飛べたのか?
「いや…無いな」
俺はなんて夢のない奴なのだろう。
そうこうして居ると、見たことの無い動物が居た。
性格には…怪物…か?
「こんにちわ!」
「あ、こんにちは」
兎みたいな見た目だが、俺と意思疎通ができている。
少し驚いたが、その前に聞きたい事が山ほどあった。
「あなたはどこから来たの?」
俺が質問をする前に兎は質問してきた。
「俺はルーン…塔から落とされたんだが…」
「あのルーンから落とされたの!?」
兎はとても驚いた。
「え!怪我はない?大丈夫?」
「怪我は…無い。なぁ、ここはどこなんだ?」
「ここはホープフル」
ホープフル?聞いたことがない。
「ラフ・テレイン…ルーンの住人から見たら、『下界』と言ったほうが良いのかな?」
「は!?」
あんな高い所から落ちて怪我もない俺が奇跡だ。
ラピ◯タのシ◯タみたいに落ちてきたのだろうか。
「所で、お前誰なんだ?」
名前がわからないと厄介だ。
呼び名を聞いておこう。
「ここはホープフル403区の草原だよ!」
「私は、ホープフル403区、およびラフ・テレイン周りの管理者。兎型怪異のライエル!」
「あなたのお名前は?」
管理者?何かを管理してるのか?
「お前何かすげぇな。俺はコロニー。よろしくな」
「でしょでしょ?凄いでしょ!コロニー…!良い人だね!よろしくね!」
ライエルはぴょんぴょん飛び跳ねながら笑った。
絵本に出てくる兎みたいだ。
「コロニー!私が街まで案内するよ!」
そう言って何もわからないまま、街?とやらに向かった。
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