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?「ハックシュン」
?「今日はやけに寒いな〜」
冷たい風に吹かれながら進む途中、少女は壁に貼ってあるポスターをちらりと覗いた
?「へ〜、暇つぶし程度に行ってみようかな」
少女は小さな声で呟き、雪の中ゆっくりと足を運んだ
?「此処か、」
着いた所はとても大きな城の門の前、、少女は門に手を掛けようとした瞬間
警備員「止まれ!」
?「ん?なんですか?」
警備員「なんでお前みたいなガキがこんな所
にいるんだ!」
?「このポスターを見てきたんですけど、」
門の横に貼ってある風のせいで剥がれかけたポスターにそっと指を差した
警備員「ガキがそんな事やる必要なんかねぇから帰れ!時間の無駄だ!」
?「えー、じゃあ帰りますよ〜、」
少女はそう言い門から離れようとした瞬間
大きな門がもの凄い音を立てながら開いて、
赤いマフラーを付けた人、とても身長の小さい人が門から出てきた
警備員「は!〝トントン〟様〝ロボロ〟様!」
トン「何してるん?」
もの凄い圧を掛けて警備員に話しかけている
警備員「ガ、ガキが入ろうとしていたので阻止しました!!」
トン「ふーん、」
そう言い少女の方を見た
?「?」
トン「ロボロ、警備員を地下に入れて置いてくれ」
ロボ「おけー」
じりじりと警備員に近づいてった
警備員「!何故ですか!!私は何もおかしな事はしていません!!」
ロボ「自分で考えられへん時点要らんわ」
警備員「はなせ!!!」
ロボ「うるさいな、いいからさっさと来いや」
警備員「嫌だぁぁぁァーーー!!!」
大きな声で叫び連れて行かれた所を見て少女は静かに
?「阿呆らしい、」
と呟いた
トン「あんさん、試験うけるか?」
いきなり少女を見ながらそう言った
?「なら、」
トン「そういえばあんさん名前なんて言うや?」
そう聞かれ少女は口を開く
?「……秘密だよ」
寒い雪の中綺麗に光っていた星が少女の目に反射して、どんなものよりも冷たく凍っている様だった
⚠️エセ関西です