突然だが俺は天使と悪魔のハーフだ
母親は天使、父親は悪魔、でもそのせいで俺の人生はめちゃくちゃだ
母親「さーてこの子の名前はどうしましょうかね?」
父親「ん~…トゥウンクルとかどうだ?」
母親「ふふっあなたったら名前のセンスなさすぎよ」
父親「そうか~?」
母親「”黒美”とかどうかしら?」
父親「お~いいじゃないか!!でもなぜだ?」
母親「ん~?天使と悪魔のハーフだからじゃないかしら?」
父親「なるほどな!」
母親「一旦天界に持って帰るわね」
父親「あぁ!またあとでな!」
それから7年、俺は頭脳や身体の成長が他よりは少し…いやだいぶ遅い、そのせいで周りからは虐められたりもした
この時は七歳でようやく喋れるようになった
魔法も母親や父親から教わるようになった
でもあるときに事件は起きたんだ…
黒美「お母さん!!みてみて!黒美ね物を燃やせるようになったんだ!」
母親「すごいわね~!」
父親「お前も出来るようになったな!」
黒美「えへへ(*´∀`)♪」
黒美「あっ!怜くんとすみれちゃんと美乃ちゃんと遊ぶ約束してたんだった!」
黒美「いってきま~す!」
母親「いってらしゃい(^-^)」
父親「喧嘩するじゃないぞ~!」
黒美「は~い!」
部下「閻魔様!敵襲です!」
父親「なっ?!」
母親「どうするのよ?」
父親「今うちの戦力はどんな感じなんだ?」
部下「ほぼ壊滅状態です…」
父親「怜とすみれと美乃と黒美を呼べ」
母親「でもあの子たちは…」
父親「あいつらもいい年だろ!」
母親「でも…でも…まだあの子たち七歳よ…?」
父親「そんなのどうだっていい!今すぐ戦わせろ!」
母親「ビクッわっ…分かった…」
怜「次はなんの遊びをするんだ?」
美乃「次はね~!」
母親「皆~!」
黒美「お母さん?どうしたの?」
母親「……」
怜「なんだ?黒美の母さん!一緒に遊ぶのか?」
母親「あなた達に戦ってほしいの」
黒美「え?…でも戦うのは八歳からってお父さんが…」
母親「いいから戦いなさい!」
怜「戦うのなんて面白そうじゃねーか!!」
美乃「ほら!黒美!頑張ろ!」
黒美「う…うん!」
それから俺たちは戦った、いや戦ったのかもしれないけど今思い返せばただの足手まといだったのかもしれない
もっと俺が強かったら勝てていたのかもしれない
でもそんなことを今さら言っても後悔しか生まれない
戦っていて一番最初に見たのはお父さんがボロボロになっていたのになにも出来なかったのが一番つらかった
黒美「お父さん!」
父親「黒美か?…おい待て!近寄るな!」
黒美「なんで?!お父さんボロボロじゃん!」
父親「いいか、これは全てお父さんのせいだ…お父さんは悪魔なのに天界にいるせいでこんな戦争が起こってしまった…」
父親「だから黒美…」
黒美「お父さん…?」
俺は最初なにが起こっているのかが全く分からなかった
でも、父親に爆弾が仕掛けられているのだけは分かっていた…
今なら父親が言おうとしていたことが分かる
母親「黒美…見たらダメよ」
黒美「でも…でもお父さんが!」
怜「行くぞ!黒美!」
黒美「う…うん!分かったよ!」
母親「よし、黒美はいなくなったわね…」
母親「やりましょうか…珊?」
珊「いいよ~」
珊「というかもう殺していい~?」
母親「いいですよ殺してください」
珊「楽で助かる~」
母親(格上の相手を前に無駄な抵抗をしても意味がありませんからね)
珊「最後に言いたいことは~?」
母親「最後に言いたいことですか…」
母親「黒美…元気で生きていてね…」
珊「たったそれだけかつまんないの~」
珊「それじゃあバイバ~イ!」
黒美「お母さんとの通信が切れた…」
黒美「ね…ねぇ!お母さんのところに戻りたい…」
怜「駄目だもう戻れないんだよ」
美乃「一緒に戦お!」
黒美「分かった…」
怜「imbenjonharo!」
美乃「sandkii!」
黒美(す…凄い…黒美と全然違う…)
怜「なっしまっ…」
美乃「怜!やめっ…」
黒美「怜くん?美乃ちゃん?…」
エルカニト「ほう…お前は天使と悪魔のハーフなのか…」
黒美「だ…だからなにって言うの?!」
エルカニト「こいつらの死体を置いていくのとお前を見逃してやる」
エルカニト「だがまたいつか戦うことになるだろう」
黒美「消えた…?あっ!怜くん!美乃ちゃん!」
怜「ははっ…ごめんな黒美…」
黒美「うそ…まだ一緒に居たいよ…」
美乃「そういえば…一つだけ一緒に居られる方法があってよ…ね…」
黒美「なんなの?…それって…」
怜「お前の体に入るんだよ…」
美乃「この呪文を読んで…」
黒美「important…」
黒美「怜くん?美乃ちゃん?どこに行ったの?」
怜「ははっ!お前の体の中だよ!」
美乃「本当に成功しちゃったよ!」
黒美「凄い!本当に成功しちゃうんだ!!」
黒美「ん…?誰?あなた…」
???「ふふっ私の名前はすみれ」
すみれ「覚えてくれてるかな?」
黒美「すみれちゃん!!死んじゃたんじゃないの?」
すみれ「ええ…もう死んでいるよ」
黒美「じゃあなんで黒美の前にいるの?」
すみれ「わかんない…でもね黒美…」
すみれ「あなたの体に入らして」
黒美「……!分かった!」
黒美「important」
すみれ「本当に凄いわねこの力…」
黒美「黒美さ…地上に行ってみたい…」
怜「は?馬鹿なんじゃねーの?!お前!」
美乃「私は賛成…」
すみれ「私も賛成ね」
黒美「じゃあ行ってみようか…」
黒美「でもどうやって行くんだろう?」
すみれ「私に任せて…dro」
黒美「フラッあれ…意識が…」
???「おっと…?誰でしょうか?この少女は…」
ブラック「しかも羽が生えている…研究室まで持って帰りますか」
黒美「ん…?ここどこなの?…」
???「やっと起きましたか…」
黒美「ビクッだっ…だれ?」
黒美(こんな真っ黒のフード着てて仮面かぶってる人なんて怪しいとしか思えないよ…)
???「自己紹介がまだでしたね…私の名前はミスターブラックです」
ブラック「あなたはなんと言う名前ですか?」
黒美(こんな怪しい人に名前なんか教えれる訳がない…)
怜「名前ぐらい言ってもいいんじゃないか?」
美乃「私も言っていいとおもうよ」
黒美「皆が言うなら…」
ブラック(誰と喋っているのでしょうか?)
黒美「俺の名前は黒美だ…」
ブラック「黒美さんですか…よし!すまないスクールに通いましょ!」
黒美「いきなりなのか?…」
ブラック「駄目ですか?」
黒美「別にいいが…」
黒美(体の中に皆がいるからなのかな?口調が全然違うような…)
ブラック「今から行きましょうか!」
黒美「は?え?」
ブラック「行きますよ~」
黒美(この人になにを言っても無駄だ…)
ブラック「ここですよ」
???「おっ!ブラック君!おはよう!」
???「よし皆!今日は転校生が来てるぞ!!」
???「可愛いお姉さんじゃねーか?」
???「そんなわけないだろ!!」
???「それじゃあ入ってきていいぞー!」
黒美「………」
???「それじゃあ自己紹介していいぞ!!」
黒美(めちゃくちゃカオスじゃん!銃持ってるやついるは赤ちゃんがいるはそれに先生なのかな?先生もドア破壊してきてるし…めっちゃお金のオーラだしてるやついるし…)
ブラック「かなり緊張しているようですね」
黒美(当たり前だわ!こんなカオスなところに居させられたら緊張して当たり前だわ!)
???「ハァァァァ!どうした!早く喋れ!」
黒美「うるさい!important!」
ブラック「?!?!一体今のはなんですか?」
黒美「あなたには関係のないことです」
ブラック「まぁいいでしょう…皆さんの方から自己紹介をしてあげてください」
???「僕の名前はすまない先生だ!よろしく!」
???「ハァァァァ!俺の名前はミスターマネーだ!金ならいくらでもある!」
???「おいー!いきなり初対面の一ですに金の話かよ!」
???「まぁいいか俺の名前はミスター銀さんだ!よろしくな!」
???「僕の名前はミスターバナナだリンゴだけは許さない」
???「俺の名前はミスターレッドだ、まぁアホの弟だがよろしく頼む」
???「なんだと兄貴!まぁいいや、俺の名前はミスターブルーだ!よろしくな!」
???「俺の名前はミスター赤ちゃんだ!!今度一緒にミルク飲まねーか?」
黒美「俺の名前は黒美だ…よろしくな…」
すまない先生「黒美か!これからよろしくね!」
黒美「……!はい!」
コメント
5件
ええやん(👍˙-˙ )👍。最高‼️
なんかすんごいいい