「 4年目 」 赤×桃 🔞
「 ないくーん? 帰るよー? 」
「 んゅ …ぁえ …っ? 」
「 ダメだこりゃ」
見事に 潰れたないくん を おんぶし
居酒屋を後にする
毎年この時期になると彼の酒の弱さを
実感する
それと同時に嫉妬もする
喘ぎ声紛いな声を出し
ぽけえーとした顔をするないくんに 。
「 りぅぁ 〜 … すき 、らよ … 、 」
「 はいはい 。 」
「 ぉーち ついた … ? 」
「 着いたよ、 降りる ? 」
「 ベッドまで はこんれ … 、 」
「 はいはい 、 笑」
ふわふわな返事に 思わず笑がこぼれる
ないくんをベッドに降ろし
ちゅっと 口付けをする
「 んっ … おこってる … 、 ? 」
「 なんで 」
「 こわぃよ … 」
「 ないくんが外でえっちな声だすから 」
「 だしてなぃ … っ! 」
めでたい日にお仕置する気力は起きなかったので
ないくんが嫌いな甘々でもやってやろうかと
思い、 首元に噛み付く
「 んぎ っ、 ♡ 」
「 声でちゃうんだ 」
「 ちが …っ 、 、 」
「 ないくん覚悟してね 。 」
「 ぁえ …ぅ …っ、 、 ⸝⸝ 」
4年も繰り返したこの行為
未成年だった当時
ちゃんと成人するまで待ってくれて
けどキスとかそういうのは待てなくてしちゃった
あの日
ひとつひとつ愛を感じる思い出
来年も、こんな風にないくんを抱くのかな
来年こそ彼の悪癖が治ってることを願うばかりだ
「 好きだよないくん 、 」
「 ッ … 、 ♡” ぉれも …っ” 、 ♡ 」
「 来年も10年後も愛してる …っ 、 ♡」