🤍「翔太くん❤️」
💙「うわ」
ラウが飛びついてくる。
年の離れた恋人だけど、とりあえずでかい。
抱きしめられただけで身体が全部隠れてしまいそうだ。
前に、並ぶと俺が小さく見えるなんて言われた。確かにそうなんだけど、最近ラウは身体も大きくしたから尚更でかい。
🤍「今日は白の日だよ」
💙「はぁ?」
🤍「語呂合わせね、俺と美白の翔太くんの日だね❤️」
💙「意味わからん」
立ち去ろうとする俺をラウの長い腕が捕らえる。
🤍「今日さ、白いもの縛りでデートしよ?」
💙「白いもの縛り?」
🤍「そ。白い物探してそれだけでデート成立させたら面白くない?」
💙「いいけど…」
そうは言ったけど服まで真っ白にしたら『まーきのっ』が2人生まれてしまう。
それはきついので、服だけは好きにした。
今日明日と2人ともオフ。
まず、朝ごはんに塩むすび。
駅で白いスイーツのフェアを覗いて真っ白な苺サンドを食べ、白いレンタカーを借りて、思い切って遠出。
白い砂浜を歩き、白い橋を渡って、白いホテルにたどり着いた。
すごい距離移動したからさすがにぐったりしている俺と、部屋ではしゃぐラウ。
🤍「翔太くんみてみてぇ、お風呂も真っ白!」
入ろうよ、と誘うラウに引きずられるように連れて行かれ、服を脱がせてもらって、頭も身体も洗ってもらって。
当たり前のように『そういうこと』になる。
💙「バカ弄るな、あっ」
🤍「可愛い声❤️俺のもして?」
💙「するか、俺疲れてんだからな」
🤍「そう…」
ラウにしゅんとされると弱い。
💙「あーもう」
風呂のへりに座ったラウの規格外のやつを口で愛でる。
たまに歯を当ててしまうけど、ラウ曰く『痛気持ちいい❤️』らしい。知らん。
それをしている間にボディソープをたっぷり塗り込まれ、膝に座らされてラウのが入ってくる。
💙「はぁ…っう」
🤍「翔太くん、好き」
熱を持った厚い唇が首筋に、耳に触れて思わず声が出る。
ラウが囁く愛の言葉に脳が痺れる。
全部入るまでその体勢のまま慣らし、倒れ込むように洗い場に降りてバックで突かれまくった。
💙「あっ、あっ、はぁっ」
🤍「翔太くん、翔太くん…」
俺の名前を呼ぶラウの声はさっきの低い囁きとはまた違う熱を孕んだそれで、身体の芯から熱くなる感覚に支配される。
🤍「はぁ、はぁ、翔太くん、俺もうイキそう…」
律動が早くなり、両腕を掴まれて逃げ場もなく『いく、いく』と繰り返して俺も果てた。
湯船で背中を預ける。
あったかくて気持ちがいい。
🤍「急にしちゃってゴメンね?」
💙「別にいいよ…気持ちよかったから」
🤍「良かった❤️」
他の奴らだったら絶対に言わないようなこんな素直な感想も、ラウには伝えないといけない気がしてしまう。
少年の頃から守ってきたから、今も丁寧に接してやらないととどこかで想っているのかも知れない。
夕飯に出た日本酒の徳利とお猪口が真っ白で、ラウが無邪気に喜ぶ。
💙「来て良かった」
🤍「うん!白縛り面白かったね」
最初はなんだそれと思ったけど、高速道路でも白い車だけを視界に入れようとか、横断歩道も白いところだけ歩こうとか、子どもみたいな事をして楽しかった。
そうだなと共感する俺を、ラウが嬉しそうに見るのは悪い気がしなかった。
🤍「あっ、さっきバックでしかしてないから後でちゃんと前からするね?」
💙「まだやんのかよ!」
終
コメント
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まだやんのかよ!は笑うwありがとうーなべ受けちょいちょい書いてくれてしゃーわせ🥰
やっぱり最年少体力恐ろしい😂 無邪気で可愛いカップルだ🤍💙