テラーノベル
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「おいお前ら。」
「あー?」
「急遽地方から桃からの奇襲での応援の要請通知が来た。」
「直ぐに向かう。」
「まじかー」「桃は暇なのか」
「ただの暇で鬼を襲うなよあいつら…」
「私語を慎め」
「「「すいません」」」
「電車で移動するぞ。地方のため山の方だ。」
「う”ぅ”。」
幾ら電車に揺られたか?そろそろ酔って来そうであった。あぁ、早くつかないかな。
……………………………………
「つ、ついたぁ、……」
「急いで向かうぞ」
「ええぇーー」
_______________
山を進むと共に街から離れ人の文明を感じることもなくなった。街の匂いは消え。代わりに焼けたような匂いが鼻を突く
一斉に空気が重くなる。音は聞こえない。人の声も何も
「おい、誰かいないのか?」
「!無陀野さんが来てくれたぞ!地下本部施設に案内しろ!」
「すまない。遅れた」
「こんな焼け野原になるまで……」
「うぅ、」
「おい大丈夫か?ロクロ。膝枕してやるよ」「あ大丈夫……」
「人が転がって……」
「こちらです。」
「助かる」「こちらこそ」
入ると練馬の地下本部とはまた違う。ここはパイプが床に貼ってある。コンクリートが主に使われていて壁にはパイプが行き交っている
少し先に目をやると会議室 と書かれた部屋があった。
「あそこに入るともう準備が出来ています」
「あぁ、」
無陀野は四季達を部屋の外に待機させ自分は部屋をくぐる
すると花魁坂はもう待機しており真澄と馨が資料に目を通していた
「遅せェ」「すまない」「始めましょう」「あぁ」
「まず、何故奇襲されたのか。きっと我々の研究が目的でしょう」
「研究?」「我々は鬼の人手不足を回復すべくその原因としての血の使いすぎ。を解決しようとしました。解決と言っても1度に使う血の量を最小限に減らし威力をそのままにするという。血の研究でした。」「それが遠方の桃に流れて、」「流れた?地下の本部なのに……何故でしょう」「桃がこっちに寄こしたスパイ用の鬼に……」「そんなものがいるんですか?」「鬼機関に属していない鬼です。野良で桃が拾った者を送り込まれていました。ちゃんと暮らせるほどのお金を交換条件として……」「胸糞かよォ」
「先の奇襲で鬼が14人連れ去られました。」
「あぁ?
「それと、研究結果も1部盗まれてしまいました」
「まずいねぇ〜」「もう研究施設は特定しているのですが、あまりにも人手が…」
「場所は?」
「ここです」
「了解した」「まさかもう行くのか?」
「早いに越したことは無い」
「そうかよ」
「とりあえず部屋の外にいる生徒たちに伝えます」
「頼む」
「私たちは向こうでどう動くかを……」
ガチャッ______________
「皆さん動きますよ」
「馨さん!」「久しぶりだな」
「練馬ぶりか」「はい、お久しぶりですね、そして会議の内容を共有します」
「まず先の奇襲で鬼が14人連れ去られたこと。そしてここでの研究結果も1部盗まれた事。そして鬼を助けるべく施設の破壊、研究結果を奪い返すこと、です」「場所はわかってんの?」
「はい。ここから17km程先の____」
_______________
「それじゃあみんな。もうここを出発して研究施設に向かいます」
「おう!」「はいぃ、」「……」
「またお前と会うとはなァ?一ノ瀬ェ」
「俺も会いたくなかったッス。」
「あ”?」「めっちゃ会いに会いたかったッス!!!!」
「ッチ」「キメェ」「ええ!?」
「はぁ……」
_______________
ザクザクと進んでいくと3階建ての研究施設が見えてきた……見える中では3階建てだか中は地下2階があるらしい。
午後12時52分
施設前に到着。
無陀野は役割をそれぞれ与えた
施設内にある研究結果を探し取り返す
手術岾 漣 遊摺部
鬼の救助
矢颪 皇后崎 馨
施設の制圧
無陀野 真澄 四季
花魁坂 外で待機 出てきた桃の制圧&負傷者回復
午後13時00分
それぞれが動く
……
「なんで俺が真澄隊長とむだせんんとこに……」「あ?」
「いや嬉しいっす」
「黙れ」「はぁ……」
「おい制圧っつっても何処を……」
「隊長を目指す。無理な場合が高いが一応研究施設として使われているこの建物は何処かに研究した研究結果があるはずだ。」「それを持ち帰る事が最優先としたい」
「俺がこんな事…」
「とりあえず階段で地下一階まで行くぞ。」「はーい」「ッチ」
カンッカッ
鉄骨の階段を降りる音は何故こうも響くのか
気味が悪くも感じる
「ついた」
「……?」
「扉が少ねェ、てかひとつしかねぇな」
「入るか。」
ガチャッ
「!」
「ッチ」
「は、は?」
困惑せざるを得ない
背もたれが少しナナメった鉄の椅子……肘置きには手が固定され足は鎖に繋がって……
何より頭には鉄のマスクのようなもので顔の半分が見えない。目のみが見えている状態である。
腕にはたくさんの傷跡が残されていた
床は血まみれ、生気は感じられない
無陀野は無言で拘束されている人を見ている
真澄は困惑しながらも部屋を調べている
……
四季は?
まだ子供だ。耐えられるか?否。四季は部屋を凝視しながら困惑している。
「な、なんッこんなッ……」
「四季。?」
「四季!!!」
「はッ」
「大丈夫か?」「こんなんでへばってんなよ」「大丈夫だよ……」
「(クソ……ここの奴らは俺がぶっ飛ばさないと気が済まねぇ)」
「このくらいか……」
「次は地下二階か……」
「四季行くぞ」
「…あ、ぁ」
「、」
「一ノ瀬ェ、これも慣れていく他ねぇ。 」
「わかってる……」
「真澄。」
「ッチ」
「大丈夫だって。」
「俺は大丈夫!俺だっていろんな修羅場くぐってんだ!」
「……あぁ」
「……」
カンッカン
地下2階への階段は錆びていた。光はあるもののちょっと気味が悪い
地下二階についた
「ここは普通に広いな。」
「……」
「おい。ここの資料室に研究結果があるんじゃねェか?」
「……探すぞ」
「探すっつってもこの量を……」
「いいから手を動かせ」
「はーい」
ガチャガチャ
✕日
今日は鬼の人体実験を開始。
体に穴をあけていると直ぐに死んだ
やはり普通の鬼は実験にあまり使えない。
鬼神を実験したい
「……真澄。何かあったか」
「あぁ……?」
✕日
実験が少しばかし進展
鬼は死ぬ寸前で止めておくと持ち前の回復力で1週間もすれば回復する
はぁ
鬼神はまだか
「これくらいの資料が沢山あるだけだなァ」
「四季は?」
「何も……」
「そうか、」
「ならここをでるぞ」
「……」
「あァ。」
コンッコン
やっと帰れる……こんな所から出て早くこの元凶をぶっ飛ばさなければ気が済まない。
ジジッ
「やぁやぁ!やっと放送できたできた!」
「誰だ?」
「僕はこの施設のトップ!まぁ隊長!」
「!」「てんめぇ……!」
「よくも鬼をこんな目に…… ッ!」
「四季。落ち着け」
「落ち着けるかよ!」
バコッ
「ッッ〜!」
「何するん__」
「少しは冷静になれ。この状況じゃ冷静さが一番大切だ」
「……」
「どの選択がどんな事をもたらすか分からねぇんだ。慎重に行く他ねェだろ」
「うっす……」
「真澄……」
「ッチめんどくせェ」
「とりあえずでるぞ」
ジジッ
「いやなんか話進んでるけどー?僕の目的まず言っちゃうわー!」
「1つはこの施設の破壊。なんでって思うかもだけど〜まぁここは環境的に良くないんだよねぇまた新しい所で再スタート!」
「そして最後に、君。鬼神を僕は絶対に手に入れる。そして再スタートを飾る実験台1号にする!!」
「……は?」
「何意味わかんねェこと言ってんだ……」
「四季を渡すわけないだろう。」
「……う”ッ」
「(気分悪くなってきた……ッ)」
「真澄。」
「(……わかってるわ。)」
「行くぞ一ノ瀬」
「でも……!」
「これ以上ここに居る訳にはいかない」
「……おう。」
「ええ〜!そんなぁー。…」
「じゃあ……爆発させていただきますねぇ〜」
「は?」
「……お前ェ何言ってんだ?「 」
「四季!直ぐにここから出るぞ」
「3.2.1!!!」
「ぼーん!」
「くッ 」
_______________
_______________
外
「おい、遅すぎないか 」
「もう鬼も逃げたぜ全員」
「うーん、遅いねぇだのっち達」
「何かあった__」
ボ______ン
「爆発?!」
「四季は無事か?!」
「真澄隊長は?!」
_______________
施設から人影が見える。
3人。?
四季と無陀野と真澄だ
「大丈夫ですか?!」
「四季!!」
「真澄隊長!頭から血がッ!」
「大丈夫ですか?!」
「四季!!!!四季!!!!」
何が起こった?
爆発が起きて
3人がボロボロで出てきた
「あーやべぇ!」「おい!?バカ四季!?」
「あ”ッ」
「ッチ」
ゾロゾロゾロ
「嘘でしょー……こんな時に桃に囲まれたんだけどぉ?」
「まずいですね。」
「逃げた方が……」
「ひぃっ、」「大丈夫か!?」
「桃の人達が多いです……」
「囲まれてるから一方に逃げたら捕まる…としたら多方面に逃げるしかない。」「聞こえましたね?真澄隊長と四季くんはあそこの森から本部へ帰ってきてください。我々も直ぐに行きます。」
「あぁ。」「い”ッてェ」
「それじゃぁみんな!おれはだのっちと川の方から逃げる。他の皆はどっかから逃げてね!また本部で!」
「まだ……桃が_」
シュンッ
「俺らも行きましょう。ッ」
「ッチクソが。」
_______________
そんなことは2分前程だったか
そんな中俺らは走ってる。
「クソが、おい一ノ瀬!まだ後ろは居るか!」「いまぁぁす!」
「しぶてェ」
「あそこの洞窟に1度身を隠すぞ」
「うっっす!」
シュッ
「おい鬼がどっか行ったぞ!」
「見失った!」
「探せ!」
_______________
「行ったぞ。」
「い”ックッソ、さっきの爆破で……」
「どこやられた?」「腕を……」
「足じゃないだけマシだ。俺は頭だ」
「うっす……ッ」「(腕だけとは言ったけど…全然足もやってるし、多分骨折してるぜ……?)」
「おい。本部に向かうぞ。日が暮れてきてやがる」
「もうっすか……」
「立て。」
「はーい。」
……………………………………
はぁっッはッはぁッ
動け動けうごけ、うごヶッあ”ッークッソ足が痛すぎるッ!
真澄隊長は遠のくばっかだし……
やばい、もう夜になりかけてる、てか森だからほぼくらい、目もぼやけて……
ドタッ
「う”ッ」
「おい!何転んでんだ!」
「い”ッ〜ッ」
やばい、もう足が感覚もないし動きもしない、まずい、目もぼやけて治らない、真澄隊長がこっちに来る……?なにか叫んでる……無理だ、もう、力が……
でも真澄隊長を困らせる訳にはいかない。立て、俺の足!
「はぁックッ、すみませんッ、足が縺れてッ。」
「テメェ、足もやられただろ?」
「ッ」「わかんだよ、さっきも少し妙に思ったがおめぇが何も言わねぇからそこまでと思ってな」
「すみません……」
「クソ……もう夜だ。少し休憩してまた走るぞ」
「すんません……」
ん……?なんか、変な感じ……走りすぎた?
真澄はすぐ側にあった木に寄りかかった。その横に促すように四季を誘う。
四季も倒れるように座る。真澄は深くため息を付きできていなかった傷の応急処置を始めた。それを横目で見ていた四季は自分も何処か布を千切って俺も腕に巻こうと考えなにか布を探した。
「……手ェ出せ」
「えっ?」「早くしやがれ」
「あっ、うっす。」「(何するつもりだ……?)」
シュル
真澄は驚いた四季を横目に四季の腕に応急処置として布を正確に巻く
「えっ!えッ」
「テメェの腕くらいテメェでやれと言いたいが、利き手がそんなんじゃ正確に巻けねぇだろうからな」
「あ、あざっす!」
「この後すぐ本部に向かう」
「はい!」
____
はっ……はァッ
「真澄隊長はっえェッ」
「テメェがノロマんだよ」
「はぁ!?」
こんな感じで2km程走った。
何か、おかしい
「真澄隊長ッ!待って!何か”おかしい気がするッ!」
「わかってるわ」
「ならなんでッ」「これは人の殺意だ。止まったら死ぬぞ」
「ひぇぇッ!!」「てか戦えば良くね?」「おめぇには無理だ。俺にも無理だ。」「ま、まじか……」
しばらく走った。嫌な雰囲気を感じながら警戒を高め本部へ向かった。
この中で真澄は怪我が開き苦しながらも走っていた。
「ッチ」
「も”ッ死ぬぅ”」
「……?」
「真澄隊長ぉ”〜」
「……」
「真澄隊長ッ?」
「……!」
「一ノ瀬!」
「あ?」
ザッ
「あ」
この一瞬で木陰から桃の隊長らしき人物が四季の後ろを取りナイフを首に当てて手を抑えている
四季は身動きが取れず真澄はその状況を察知出来なかったことに焦っていた
真澄は周りに桃がこいつしか居ない事を確認した
「動くな」
「クソ鬼共」
「ッチ」
「真澄隊長ッ」
「一ノ瀬ェ。動くんじゃねェ」
「クッ」
「いい判断だ。」「あぁ、やっと手に入れた……僕の実験台君……四季君、」
「あ?」
「ちょっと元気すぎるね」
ドスッ
「い”ッ」
「一ノ瀬!! 」
「あ”あ”ッッ」
「大丈夫。痛いねぇ、でも大丈夫。心臓には当たらないようにスレスレだから。」
「クソ桃……!」
「博士って呼ばれる方が嬉しいな」
「黙れ」
「グッ”あ”ぁ”ぁ”ッ!」
「このッ」「?!」
驚いた真澄は自身の足元を見るとまだ小さい子供が引っ付いていた
急いで剥がそうと子供に目を向けた
「おい!なんだテメェどこから__」
「この子供鬼の子供だ。その顔。いいね。The”実験台” ははッwそいつの体に小型爆弾が入っている」
「?!」
「?!」
「それではさよーならー」
「なッ一ノ____」
ボォッッン
「真澄隊長!!!!」
「さぁ君は今のうちに僕と一緒に」
「行くかよ!!!」「そうか。」
「何するんだよ!」
「君が言うこと聞かないもんだから」
ドシュッ
「がぁ”ッあ”ッッ__ あ”あ”ッ」
「大人しくなるのにこんなに時間がかかるとは」
「さぁ、行こうか♡」
_______________
ゲホッゲホッ
真澄は数秒煙の中にいた
子供は爆散
真澄は大きな火傷を負った
足の左は焼け左手首から下は真っ赤
頭は幸い守り無傷
その頭で四季を探す
「何処だッ」「一ノ瀬……」
そこには誰もいない
先の数秒で逃げたと考えられた
いや”連れ去られた”と考えるのが適切だろう
「クソッ……」
「グッ……本部に……知らせねェと……」
_______________
本部
「だのっちの回復終わったよー」
「あとは真澄隊長と四季くんだけですね」「大丈夫かな……まっすー外傷は酷いけど腕だから大丈夫だろうけど」
「バカ四季おせぇな」
バタバタバタバタバタバタ
「真澄隊長が戻ってきた!」
「おっ」「お出ましか」
「”大きな火傷を負っている!ボロボロだ!”」「え”ッ!?」
「あ”〜クッソ本部遠いんだよ」
「……」
「……おい」「……わかってるその事は_」「四季は何処だ」
「待って待って!まずは回復!さすがにこの状態は死ぬよまっすー」
「……あぁ、」
____
回復後
「真澄。四季は何処だ」
「……連れ去られた。と言うべきか」
「?!」
「俺がいながら不甲斐ねェ」
「何があった?」
「……」
_______________
_______________
真澄は先のことを全て詳細に、簡潔に、分かりやすく。話した
ドンッ
「クソッ四季はどこにいんだよ!!」
「落ち着いて矢颪くん」
「落ち着いてられっか!!」
「うるせぇ。」
「あ”ぁ”!?んだよ皇后崎てめぇは焦らねぇのかよ」
「焦ってる。でも冷静さは忘れない」
「クソ……」
「怖い……」「胸に顔を埋めるか?」
「四季さんが連れ去られ……」
「真澄、その奇襲した桃の隊長に見覚えは?」
「声は…研究所の放送の声と同じだ。」
「そうか。ならば新たな研究所に連れていかれた可能性がかなり高い。」
「あぁ。」
「助けに行くのか」「当たり前だ」
「だが場所の特定が必須だ。次ぐに周辺の監視カメラを調べろ」
「はいはーいまっすーはベッドに行って安静にしてなね。俺後で薬持っていくから」「面目ねぇ」
「僕は周辺の怪しい建物と四季君が残しているかもしれない痕跡を探します」「僕も手伝いますっ。」「ロクロがやんならあたしも」
「屏風ヶ浦。お前も馨らと共に調査をしろ」
「はい、」
「その他のものは俺と共に監視カメラを探す」
「おう、 」
_______________
「まずはこの道路の監視カメラだ。あの森と1番近い」
「それぞれ調べろ」
「あぁ」
_______________
_______________
「あ”あ”あ”あ”」
「やめろッ”」
「ほらにげないで」
四季は拘束されていた
腕や足は鉄の椅子にゴムベルトで固定され口には鉄の黒い口枷
そして首にはチョーカーのようなものがつけられていた
首に付けられていものは丸い石のようなものが赤い光を放っている
「やめ”ッ」
「体にパイプ刺しただけじゃん
これくらいじゃへばらないでねこれから三本刺すよ」
「い”ッ」
ドスッ
「がッあ”あ”あ”あ”ッ」
ドッ
「ぅ”ッあ”ぁ”あぁ”ッ」
ゴッ
「あ”あ”あ”あ”あ”」
「臓器は避けてるし大丈夫!じゃあパイプとりまーす」
「ここはッ何処だッあ”っ」
「あー、連れてきて意識戻ってすぐこれだから言ってないか」
「ここは研究施設本部」
「前のとこよりも素晴らしい環境さ」
「あ”あ”?」
「この場所で君を研究し尽くすよ」
「クソが」
「鬼神って研究したことないけどすぐに怪我が直ったりするんだよね!そこに僕の薬を入れたら秒で治るね!ていうか鬼神って傷つけ続けたら鬼神になるのかな?無理やり鬼神にする薬を作ってみたいなぁ!」
「次は腹部と腕をナイフで切付け続けたらどんなになるかな!」
「頑張ろうねえ」
「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あッ」
_______________
_
「おいそっちの防犯カメラは写っているか」
「いえ、写ってませんね」
「ッチ」
「こっちも写りませんでした……四季さんが写っているところはどこも……」
「こっちもおかしい施設は見受けられない」
「無陀野ォ、」
「真澄か。体調はどうだ」
「万全だわボケ」
「あれからどのくらい経ったと思ってる。4日だ、もう4日も経ってんだ治るもんも治る」
「一ノ瀬は……」
「何も手がかりがない」
「クソッ……」
「まっすーももう治ってるから捜査に取り組んで」
「もちろんそのつもりだ」
「連れ去った桃は実験を主にしている桃だ。この4日で四季がどんな目にあっていてもおかしくない。恐らく最低限の栄養と死なないギリギリのラインで実験をしているはずだ。それに伴い四季がどれほどな目に遭っているか我々に想像は無理だ 」
「……」
「もう何もねぇのか……」
「……」
「おい。もう夜も回って2時になる」
「あ、もうこんな時間でしたか……」
「少し、仮眠を……」
「馨も疲れてんだ。早く見つけねぇと……」
「クソガキどもももう限界じゃねぇか」
「あいつらには今日半日は睡眠を取らせた」
「明日の朝に見つかればいいが」_______________
「おはよう。」
「クソ野郎”」
「もう五日目だよ」
「君の仲間は馬鹿なのか?何故こんなにも居場所を特定できないものかな」
「所詮は鬼か」
「黙れ”!」「おや元気!まぁそれもそうだね傷は何も無いからね」
「僕の薬と鬼神は抜群な相性だね 」
「クソが……」
「さぁ今日は______」
「……は?」
「麻酔なしでのどれくらい腹を切り裂けるか」
「死ぬじゃねぇか」
「大丈夫僕ナイフの使い方は自信あるよ。内蔵は避けるし殺さないようにするよ」
「もし死にそうになっても電気ショックで起こすよ」
「それに切り開いた腹は僕の能力で秒で綺麗に治るさ」
「……やめッ」
「さあ実験室に移動しようか」
「こんな部屋じゃ実験はできないだろ」
「毎回実験が終わるとこの部屋に連れてくるのはテメェだろ」
「だってあそこで寝させたら実験になにか影響でそうだし、ちゃんとベッドで寝かせなきゃ」
「(あの布団も痛てぇよ)」
「さぁ実験しよう」
「……」
もう5日も実験を繰り返し気が滅入っている四季。もう気力も底をついた
そして何より四季はもう助けを諦めていた
こんなにも何も無いとは四季も少し困惑だった
絶対助けに来てくれる
むだせんは見捨てないって 真澄隊長はああでもガキを助けてくれるって
でも何も無い
もしかしたら動いているかもしれない
だが動くとなったらむだせんは必ずここに一直線で来るはず
なのに何も無い
つまりまだ何も情報がないということ
何故か分からない。たとえむだせんが捜査を諦めていないとしても。5日たっても情報がなければもう……
だが四季はそれ考えながらも助けを希望に生きていた
もう死んでいると同じだが
そして
ダメ元であの車には誰かが見つけてくれるかもしれない目印なるものを付けたが意識が混沌としちゃんと分かるか分からない。この目印はなにか伝わっているか……
「……「(もう何も感じない)」」
ただそれだけだった
「さぁ寝て」
「……」
最初は反抗的で暴力的だったが今では反抗したら首のチョーカーが電気を流し動けなくする。そして流れる度に電圧は上がっている。もう何度流れたか
幾度か逃げようとしたが最低限、いやその言葉ですら危ういほどの栄養を点滴で与えられているだけだった
本当に死なないギリギリのラインであった
「……(腹を……)」
聞いた時は驚いた
だがもう抵抗する力も気力も湧いてこない
ただ何も考えたくない
「さぁ……!始めようか」
「と、その前に。手慣らしと行こう」
「、」
シュッ
「あ”あ”ッッ」
「まだ痛みはあるのか。まぁ朝になったら毎回綺麗に傷は消えてるし感覚も全然あるのか」
「があ”ッ」
「痛みになれた様子もないね 」
「なれる訳ッな”あ”ッ」
「はーい続けまーすよー」
_______________
______
__
「……!居た!!」
「何?!」「何処だ!!」「ここ……かなり離れたカメラです……!」
「よくやった屏風ヶ浦」
「でも四季さんが入れられたトラックしか。どこに行ったかは……」
クラッ
「あっ、」「危ないっはーい京夜さんのところで休もうね。」
「宜しく頼む」「はいよー」
「なにか特徴的なトラックだったら分かるんだけど……これじゃあどこの道路走っていても分からない、」
「なにか目印……」
「「「「!!!」」」」
「気づいたか。?」
「このトラックの扉の下……四季さんが入れられたあとちょっと血が付けられてる、」
「あのバカ四季この時にはもう意識があったのか……?」
「いや、一瞬意識を取り戻し見て分かるような目印をつけたんじゃないか」
「混沌としていたせいか、腕が動かなかったせいか、目印は小さいけどな」
「そう言わないで矢颪君。」
「あぁ、でも目印は見つけたんだ……!この白いトラックに血は目立つ。このトラックがどの道路を通ったか分かるんじゃねぇか?」
「探してみるよ」
_______________
「この道路に通っている_____」
「あ!この道言ったぞ____」
「この森の道に行った……?___」
「もうここ一本道じゃないか?__ 」
「ここは……_」
「「「見つけた。」」」
「やっと……5日目で……」
「みつけてられた……」
「馨、休んでくれ。」
「そうさせて貰います……」
「夜ぶっ通しでパソコンと向き合ってたからな」
「あとは向かうだけだ。」
「20kmも離れてやがる」「何時間かかかるな」
「夕暮れ……向かうぞ」
「あぁ、」
「あとは万全な準備を……」
_______________
「さぁ、ちょっと手慣らしできたね。 」
「あ”ッグッ」
「この姿素晴らしいッ!」
「是非みんなに見せてみたい」
「どんな反応するかな」
「あー見せたい」
「美しい」
「素晴らしい!」
「君の姿を君の仲間に見せたらどう反応するかな。」
「あ”ッぁ”?」
「ちょうどハッキングした君のスマホがある……」
「いっちょやっちゃおw」
「や”め”ろッ!」
_______________
「花魁坂、馨はどうだ」
「もうだいぶ良くなってるよ 」
「子供達も元気元気」
「俺らはいいんだよ」
「四季…」
プツッ
『はろはろー』
『四季く__』
「は?」「テメェ誰だ」
「…まっすー?」
ドンッ
鈍い音が響く
真澄が机を叩いた音であった
「テメェ…、どの面下げて。!このクソ桃!!!!」
『わおこわい』
「「「「!?」」」」
「てめぇが…!」「馬鹿はどこだ!」
「四季…!」
『さぁご覧なさいな』
ザッ
その音と共に画面には四季が写しだされた。腹にはパイプが刺さり手足はゴムベルトで固定。 栄養のための点滴が腕に数箇所、そして切り傷が目立つ
そして鉄の口枷。口周りは全部見えず、見えるのは涙を貯め、光は失いうつろな瞳のみ
「は、?」「四季、?」
「一ノ瀬…」「ふざけんな…!!!」
「こんなことして許される訳!!!」
「ねぇだろ!!!!!」
「馬鹿に手出して許されると…!!!」
「四季…君ッ!」『煩いなぁ』
『なにかごちゃごちゃ言ってるけどー?』
『まぁ今回はちょっかい出すだけの電話だよ』
『ばいばぁい』
プツッ
「クソっ! 」ダンッ
ピリピリ。こんな言葉では繕えないほど、大人たちはキレていた
血相を変え血管浮き立たせ震えていた
「…四季。」「胸糞だなァッ」
「あの野郎ッ 。」
「ふぅ、」「いいか、夜。今日の夜に出発する」
「いいのか?」「時間が惜しい。切るところは切る」
「それで間に合うのかよ!今じゃダメなのか!」「今は時間帯が惜しい。」
「夜でないと騒ぎを聞き付けた警察がやってくる」
「クソッ」
「道はあらかた理解した。備えろ」
「必ず助けるぞ」
「分かってる…」「四季さんの為ならこの身投げても…、」「それはするな。自身の身を大切にしろ」
「四季くんがあんな…」「ロクロをこんな顔にさせたクソ桃が許せねぇ」
「それじゃあ夜に。」
18時
出発
「この森を突き抜けた先に道路がある。もう使われていない、その先にある施設に、四季がいる」
「いいな、くれぐれも先走るな。どの状況でも冷静を忘れるな」
「「おう/はい」」
「行くぞ」
_______________
「どのくらいで着くんだ 」
「0時前には着く。必ず助けると誓った」
「…」「皇后崎。殺気を消せ。気づかれるぞ」
「やってる…!」「…お前の気持ちはここにいる全員が痛いほどわかる」
「だからお前だけが背負う事では無い」
「…ッ。俺が、俺があいつを殺す」
「殺す。か、”俺らが”か、」
「お前はよく先走るな」「は?」
「皇后崎。お前の目には仲間が映らないのか?」「お前の周りにいるやつは全員。仲間だ。先走るな」
「…っ」「お前ら…全員であの野郎ぶっ飛ばしてあの馬鹿を…四季を助けるぞ」
「「「勿論」」」
_______________
23時57分
到着
「全員木陰に隠れろ。」
「先の指示の通り、馨、京夜は外で待機」「俺と皇后崎、矢颪が先行を切る」「その他の者は桃の排除と施設の完全破壊を狙え。」
「「「了解」」」
完全に暗闇。何も森の中は見えない。
ただ、全員の覚悟だけが施設の周りにはあった
一人一人、四季には助けてもらったことが多すぎる。皇后崎と矢颪は仲間を知った。どれだけ心強く、頼れるものなのかを知った。
その仲間が今。捕らえられている。
四季の人間性で救われた人が何人もいる。
それは鬼に関わらず、
桃にも、影響していた。
『神の門と書いて神門。』
四季はなくてはならない存在になっていた。
23時59分
「いいか。もう突入するまで少しだ。この建物は主に地下出やっているらしい。地下4階まである。そして四季は…」
「確認した限りだと鬼は地下三階の1番奥の右の部屋に居ます。」「桃の反応は…地下3階には1人、きっとあの桃でしょう。他の階には、とても…多い…」
「馨は常に状況把握を頼む。 」
「だのっちも気を付けなね」
「無論」
3
2
1
00時00分
「四季を助けるぞ。」
「必ず。」
「行くぞ。」
コメント
6件
もし書いて欲しいものがあれば コメントしていただければ必ず書かせていただきます。4月からは受験生なのでちょっと… より深く書いて欲しい方は細かく設定など書いてくれれば!

続き楽しみにしてます!!!!