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若井視点
mtk「家来ない…?//」
wki「…!?//」
え、まてまて可愛すぎんか?
上目遣いで顔は林檎ぐらい真っ赤にしてさ。
…けど、行ってもいいのか。
凄く行きたい。めちゃめちゃ行きたいけど、
悪魔で俺らは”ホスト”と”客”。
そんな関係を築いてはいけない。
そういう暗黙のルールが世の中には存在してしまうのだ。
けどもしかしたらさっきのお礼をしたいだけかもしれない。
それだったら別にいいかもしれない。
とりあえず理由を聞こう、
wki「…なんで?」
mtk「ぇ、」
mtk「そ、そんなの、若井君とまだ居たいからに決まってんじゃん///」
そうmtkは小さい声でぼそっと言った。
…どうしよう。めちゃめちゃ行きたい。
俺はどうしようかと考えて黙っていると、
mtk「…ごめん、やっぱいいや。」
wki「え、?」
mtk「だって、客とこんなことしたらだめだもんね。ごめんね、変なこと言っちゃって。」
今のは忘れて。少し涙目になりながらそう言うmtk。
…そんな姿を見て俺はどうするか決まった。
wki「…行く。」
mtk「えっ、?」
wki「mtkの家行く。お邪魔させて?」
mtk「っ!!」
mtk「いいの、?」
mtkの目から少しだけど、涙が引っ込んでいた。
wki「うん。そんなの関係ない。」
mtk「…ありがと、//」
じゃあ入ってといいながら扉を開けてくれている。
俺はお邪魔します。といいながら中に入る。
…案外綺麗だな。
mtk「おい笑、案外ってなに?笑」
wki「え!口にでてた?」
mtk「ガッツリ笑」
ごめーんと言いながら胸の前で手を合わせると、「別にいいよ笑」と許してくれた。
まぁ、怒っていたのかは分からないが。
そのままリビングに行く。
リビングには高さが50cmほどの、平均の高さよりかは高めな灰色のソファ。
テレビは、60インチほどのかなり大きめなテレビだ。
…お金持ちなのかな?
ホストでもかなりお酒とか入れてくれるし。
そんなふうに立って考えていると、
mtk「別にソファとかに座ってくれていいよ笑 」
wki「え?あぁ、ありがとー!」
やべ、考え事してたから全然気づかなかった。
俺がソファに座りながら部屋をキョロキョロ見渡していると、
mtk「ちょ、そんなに見ないで…恥ずかしいから…//」
…可愛い。今すぐにでも食べちゃいたい。
そんな思いは口に出ないようにしっかり心の中で止めておく。
wki「あ、ご、ごめん」
mtk「まぁ、若井君にならいいけどさ。」(ボソッ
!?
聞きましたか?今の
「若井君ならいいけどさ」というセリフを。
可愛すぎる。え、今日命日?
そんなことを思っていると、
mtk「あ、ねぇねぇゲームしない?」
wki「ゲーム?いいけど、」
mtk「いぇーい!じゃあやろー」
そういいながらmtkはカセットを取り出して本体に付ける。
けれども本体だとやりづらいからテレビに変えてくれた。
…そういう些細な優しさもいいよなぁ。
ーー数十分後ーー
wki「!?ちょ、もうこんな時間?」
mtk「え、本当だー」
もっと遊びたかったーと、下を向くmtk。
wki「…ねぇねぇ、」
mtk「ん?」
mtkはこちらを向いて首を傾げる。
wki「…mtkが良かったらだけど、泊まっていい?」
mtk「え、………別にいいよ、//」
wki「!!本当に!?」
mtk「え、うん。別にいいよ笑」
そういいながらふにゃっとした笑顔で笑う。
うーわ可愛っ。今日俺この笑顔に何回やられてる?
ごめーんめっちゃキリ悪いけど切りまーす!!
めっちゃ、もしかしたら次かさらにその次ちょっとセンシティブ入るかも……?
それではまた次回。
コメント
4件
うん、これは尊死案件だわ
岩井さん めいも今日が命日かも センシティブ楽しみ