テラーノベル
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時々目を覚まし、乾いた喉を潤す為に水分を取ると、また寝るという行為を何度か繰り返していると、朝になっていた。
「……会社、行かなきゃ」
気持ちが重いと、身体も重く感じる。
「……よいしょ」
今日はいつもの倍、起きるのに体力を要している気がする。
なかなか起き上がろうとしてくれない自分の身体を、二の腕の筋肉と気力を振り絞り、無理矢理起こした。
……あぁ、そうか。 昨日、何も食べていないから力が出ないのか。
原因は分かっているのに、朝食を食べる気にならない。食欲を完全に失った。
キッチンを素通りし、洗顔をしに洗面所へ向かう。
「……酷い顔」
洗面台の鏡に映った自分の顔に落胆。
腫れない様に、泣かない様に気を付けていたのに、やっぱり目は赤いし、顔の窶れが顕著現れていた。
顔を洗って、マッサージをしながら基礎化粧品を塗り付けて血色を良くしようと試みる。
あまり変化のない顔色に、今度はコンシーラーやらチークやらを駆使し、肌のくすみを誤魔化す。
「……なんか、今日の化粧厚いな」
いつも使っている化粧品をいつも以上に厚塗りをして出来上がった顔は、化粧前のげんなりしていた状態とはまた違った形で最悪のコンディションになっていた。
が、やり直す気にもならない。もう、どうでもいい。
着替えをし、髪も適当に整え、何も食べずに部屋を出た。
外はまだまだ残暑が厳しくて、エネルギー補給をしていない私には堪える。
容赦のない太陽の陽射しに、少々残っていた体力を根刮ぎ奪われる。
ふらつく足を引きずりながら会社へ向かった。
会社に着くと、おかしな仕上がりの顔を隠す様に、俯きながら自分のデスクに直行。
朝会も終始視線は床へ。
正直、顔もヤバイが体調も思わしくない。食欲無く、何も食べていない今の私は、朝会で周知している同僚の話を顔を上げて聞く元気などなかった。
立ちながら話を聞くのもしんどい。足に力が入らない。
デスクに寄りかかりながら朝会が終わるのを待つ。
「今日も1日頑張りましょう」と朝会を締める主任の声が聞こえた時、やっと座れる。と安堵の息が漏れた。
椅子に座るにもパソコンを立ち上げるだけのことにも、「ふぅ」と溜息の様なものを吐いてしまう。
溜息と言われれば、そう。だけど、気力も体力も底をついている私は、何をするにも異常に疲れる。普通の呼吸で普段通りに動けない。
身体も気持ちもどうしようもなく辛い。
どんなに辛くても、冗談を言って笑わせてくれた洋樹はもういない。
課長に甘えて楽しく話すことも出来ない。
奥歯を喰いしばり、仕事に集中する。
勝手に課長を視界に入れようとする自分の黒目を、無理矢理パソコンのディスプレイに固定。
私は課長にしっかり振られた。
どうにかして課長を好きでいる気持ちを消して、一刻も早くこの苦しい思いから抜け出したい。
黙々と仕事をし、気付けばお昼休みの時間になっていた。
社員たちがランチをすべく、続々と事務所から出て行く。
でも、私のお腹は相変わらず減らない。
どこかに移動するのも面倒だし疲れるしで、椅子から立ち上がることもせずにデスクに突っ伏した。
お昼休みは昼寝の時間にしよう。ちょっとは体力回復するかもしれないし。と目を閉じた時、
「滝川さん、昼食取らないんですか? 何か、顔色が良くないですよ」
社員はみんな出払ったと思っていたのに、頭の上から声がした。
顔を上げずとも声の主は分かる。
「夏バテです。気にしないでください。課長」
顔を伏せたまま答える。
話しかけられただけで涙が出そうになる。顔を見たらきっと泣く。だから、私の目には映さない。
「何か食べないと倒れてしまいますよ。コレ、一口だけでも食べてください。ちょっとでも胃に何か入っていた方が良いですよ」
課長が私の頭の近くに何かを置いた。
少しだけ顔を動かし、置かれた何かを確認。
「……マフィン」
何も食べたくなくなった私には、かなり重いその食べ物。
「いりません」
右手でマフィンを押し避けた。
「今食べたくないのであれば、引き出しに入れて食べたくなった時に食べればいいですよ。すぐに腐るものでもありませんし」
私が遠ざけたマフィンを、課長が元の位置に戻した。
違うのに。食べられないからいらないんじゃないのに。
「いらないって言ってるじゃないですか‼ 少しは気を遣ってくださいよ‼ 仕事以外で話しかけないでくださいよ‼ 振った女に変に優しくしないでくださいよ‼ 残酷なんですよ、課長‼」
マフィンを鷲掴み、課長に押し付けた。そして、
「……あ」
我に返って咄嗟に右手で自分の口を押さえつけた。
そんなことをしても、言ってしまった言葉を口の中に戻すことなど出来ないのに。
課長に『残酷』なんて言葉、絶対に言ってはいけないのに。
「……余計なことをしてしまいましたね。すみませんでした。でも、お願いですから何か食べてください。自分のこと、大事にしてください」
少し切ない声を出した課長は、私に押し戻されたマフィンを持って事務所を出て行った。
『自分のこと、大事にしてください』
おそらく課長は、私が『残酷だ』と罵ったせいで、奥さんのことを思い出し、明らかに元気を無くして弱る私に奥さんを重ねたのだろう。
私は死なないのに。失恋ぐらいで死なない。
死んだりなんかしたら、課長はまた自分を責めてしまうから。
課長が辛い思いをするのなら、自分がどんなに苦しかろうとも死なない。
絶対に死なない。
「……課長」
会社でなど泣きたくないのに、やっぱり涙が出てきてしまった。
課長にさっきの自分の暴言を謝りたい。
でもまだ、課長と面と向かって話が出来るまでに、自分の心を立て直せていない。
不甲斐無い自分に嫌気が差す。
手の甲で頬を流れた涙を拭い、再びデスクにうつ伏せる。
これ以上泣かない様に、自分の腕の中で固く目を閉じた。
今日はまだ午前が終わっただけ。午後も働かなくてはならない。
泣いたことが周りの社員にバレて、変に勘繰られたりあらぬ噂を立てられたくない。
というか、新人でもあるまいし、泣きながら仕事が出来るほど若くない。
兎に角、残りの休憩時間は睡眠に当てよう。
気持ちを落ち着かせよう。
……と思ったが、1度ザワついた心がそう簡単に静まるわけもなく、でも目を瞑っていただけでも身体のダルさが少し緩和した気がした。
そうこうしていると、ランチを終えた社員たちが事務所に戻ってくる足音が聞こえてきた。
デスクに貼り付けていた上半身を起こし、両手でほっぺたをパチパチ叩く。
あと半日、頑張れ私。
いつも不真面目に働いていたわけではないが、今日はいつも以上に仕事に集中。
ふとした瞬間に色々考えてしまわぬ様に。
ちょっとした隙も自分に与えない。
一瞬たりとも気を緩めずに仕事をしたせいか、大仕事をしたわけでもないのに、就業時刻になる頃には肩に重しを乗せた様な疲れに見舞われた。
左手で右肩を揉みながら会社を後にする。
『自分のこと、大事にしてください』。
会社を出ると張っていた気が瞬時に弾け、課長の言葉を思い出す。
「ちゃんと大事にしてますよ」
今度は逆の手で左肩を揉み解す。
もういいや。と涙も流す。
自分で自分の肩を揉み、泣きながら歩くシュールな私を、通りすがりの人たちはどう思うだろうか。
別にどう思われてもいいけれど。
知らない人に気を遣う余裕など、生憎今の私は持ち合わせていない。
アパートに着き、床に適当に鞄を置くと、乾いた喉を潤す為にミネラルウォーターを取ろうと冷蔵庫に手を伸ばす。
冷蔵庫の傍には、母が送ってくれた夏野菜入りのダンボール。
「折角送ってもらったのに、このままだと腐らせることになっちゃうな」
分かっているのに、料理をする気力も食べたい欲も沸いてこない。
母に申し訳なく思いながらダンボールから目を逸らし、冷蔵庫の中からミネラルウォーターを取り出した。
この2日間、摂取したものといえば、水だけだ。
美容体重とやらでは【太り気味】に部類されるだろうが、おそらく標準体重だろう私が何日間か食べなくとも死にはしない。
だから、課長に心配してもらったけれど無理してでも食べようという気にならない。
人間の身体は、心は、不思議だ。
料理をするのも食べるのも好きだったのに、今はそれをしたくない。
欲するものは手に入らず、手にしていたものを失った私には、欲というものが無くなってしまったのかもしれない。
ペットボトルのミネラルウォーターを片手にソファに座り、テレビをつけると、洋樹が毎週楽しみにしていたバラエティーが流れていた。
騒がしいその映像に、
「ははは」
零れた笑い声は乾いていた。
面白いのに。面白いはずなのに、楽しくない。
ただただ、ただただ、そこはかとなく寂しい。
あと何日経てば、この寂しさに慣れるのだろうか。
あとどのくらいしたら、お腹は空くのだろうか。
考えれば考える程に寂しくなる。苦しいから、何も考えたくないから、今日もさっさとお風呂を済ませてベッドに潜る。
夢も見たくない。
暗い夢は目覚めが悪いし、明るい夢は覚めた後に見る現実が辛い。
静かに熟睡したい。
それほどに、心も身体も疲労困憊。
たかが失恋なのに。
病気もしていないし、仕事を失ったわけでもない。絶望の淵に立たされているわけでもない。
なのに、こんなにも落ち込み、弱ってしまった。
だって、一生懸命だったんだ。必死だったんだ。
洋樹のこと、真剣に考えてた。課長のこと、本気だった。
一気に削ぎ落ちてしまった心の大事な部分を埋める代わりのものなど、見つけられる気がしないんだ。
今日は夢を見なかった。
でも、存分に眠れたか? と聞かれれば、そうでもない。
寝覚めはスッキリしないし、身体を起こすのに相当な気合と体力を要する程に、相変わらずだるい。
それでも会社に行かなければならない。休む理由がないから。
風邪を引いたわけでもないし、身内に不幸も起こっていない。
失恋は休む理由にならない。
週末は遠い。
かといって、有給を使って休んだところで、色々なことを考え、思い出に耽り、どうせ落ち込むのだろう。
何だかんだ、仕事をすることで気が紛れているんだ。
仕事をするのも、休むのも疲れる。
逃げ場がない。袋小路だ。
「……会社に行きますか」
支度をして、今日も何も食べずにアパートを出た。
とぼとぼと会社まで歩く。
いつもと同じ時間に玄関を出たのに、いつもより3分遅く会社のビルに到着。
小走りすれば乗せてくれそうなエレベーターが目に入ったが、そんなことで体力を使うわけにはいかず、次のエレベーターを待つ。
【上】のボタンを押し、壁に凭れていると、
「おはようございます。滝川さん」
後ろから挨拶をされた。
耳にするだけで涙腺を刺激するその声。
「……おはようございます。課長」
頭を下げるという行為で、課長の顔を見ることを回避。
つくづく社内恋愛などしてはいけないと思った。
学生時代の学校内での恋愛とは訳が違う。
クラス替えもなければ卒業だってない。
異動や転職はあるけれど、自己都合でタイミング良く出来るものではない。
社内恋愛をしてしまう前にどうして気付かなかったのだろう。いや、分かっていたけど、したんだ。自分が社内恋愛で失敗するなんて思いもしなかったから。
変に自信過剰だった自分を恨む。
「今日も食べてこなかったんですか?」
「大丈夫ですから」
課長の質問に、答えになっていない返事をする。
「大丈夫そうに見えないのですが」
課長はただ、体調不良の部下を気遣っているだけ。
「そう見えたとしても、大丈夫です」
分かっているけど、頑なに課長の優しさを拒む。そうしていなければ、気丈を保てないから。いい大人が気を緩めてボロボロに崩れ落ちるわけにはいかない。
「……そうですか」
「はい」
「……」
「……」
話が続かなくなったところでエレベーターがやって来た。
2人で無言で乗り込み、無言のまま事務所のある階で降りた。
エレベーター内の気まずい空気から開放され、普段通りに働く。
いつもと変わらず働いていれば、どうしても課長の印やら承諾やらが必要な書類が出てくる。
大人として、仕事に私情を持ち込むべきではないのは重々承知だが、どうしても今は課長と関わりたくない。
近づけばどんどん好きになる。振られているのに、惹かれてしまう。今以上に傷ついてしまうということが分かっているから。
だから、課長が絡む仕事には、課長が離席した隙を突き、『押印お願いします』などとメモ書きした付箋を貼り付けた書類を課長のデスクに置いた。
課長を避けて避けて避けまくる。徹底的に避けた。
大人気ないのは分かっている。
でも、こうする他に自分を保つ術が思い付かないんだ。
「滝川さん。これ、判子押しておきました」
だけど課長は、私が課長のデスクに置き去りにした書類を、律儀に手渡しに来る。
「……ありがとうございます」
課長のしていることは、社会人として、会社員として当然のこと。だけど、何で私がここまで課長を遠ざけているのかを、少しでも考えて欲しい。
自分勝手な思考で課長に腹を立てながら、ニコリともせずに書類を受け取る。
書類はしっかりもらったというのに、課長は自分のデスクに戻らない。
「……?」
課長の顔を見上げると、
「……あの、先日お得意先からゼリーを頂いたんです。沢山あるので皆さんで食べてください。冷蔵庫に入っていますので」
言い辛そうにそう言うと、やっと課長は自分の席に戻って行った。
『いらないって言ってるじゃないですか‼ 少しは気を遣ってくださいよ‼ 仕事以外で話しかけないでくださいよ‼ 振った女に変に優しくしないでくださいよ‼ 残酷なんですよ、課長‼』
私があんなことを言ったからだ。
ゼリーはお得意先がウチの社員にくれたもの。
私だけに与えたものではない。
そもそも、課長が私の為に買ったものではない。
課長に変な気を遣わせてしまって申し訳ないなと思うのに、今の私はいっぱいいっぱいすぎて、態度を正すことも謝ることも出来ない。
そんなズタズタ状態の私は、割りと限界に近づいていたらしく、今日は異常に頭がボーっとしがちで、仕事に集中出来ない。
「糖分が足りないのかな」
にわかな医学の知識で、自力で脳の回復策を探る。
「……ゼリーなら食べられるかな」
早速ゼリーを求めて給湯室の冷蔵庫を探りに席を立った。
給湯室に行き、ゼリーが入っているだろう冷蔵庫を開けると、大きなオシャレな箱が結構なスペースを占めていた。
「コレだな」と、その箱を取り出し、蓋を開けた。
「わー。可愛い」
女子が好きそうな、果物たっぷりで、カラフルに飾り付けされたゼリーが箱の中に犇き合っていた。
何種類かある中で、1番小ぶりな容器に入ったゼリーを選択。
いつもの私なら、迷うことなく1番大きいゼリーを選ぶところだが、今日はこの小さいヤツさえ食べきる自信がない。
食器棚からスプーンを取り出し、ゼリーを掬うと口の中へ。
「んー‼」
沁みる。久々の食べ物が舌と胃に沁み渡る。
「おいしいな。このゼリー」
続けざまに2口3口とスプーンを運ぶも、
「……お腹いっぱいだ」
半分食べたところで満腹になってしまった。
完全に胃が縮んでしまっていた。
残りは冷凍してシャーベットにして食べようかなと、半分だけ食べたゼリーに蓋をし、冷凍庫に入れると自分のデスクに戻り、仕事を再開。
気のせいかもしれないが、さっきより捗る様な気がする。
仕事の進みがスムーズだ。
順調に仕事をこなすと、あっという間にお昼休みの時間になった。
今日もお腹は空かない。
残りのゼリーでも食べようかなと、冷凍庫にゼリーを取りに行く。
冷凍庫の扉を開くと、プルプルだったゼリーは、容器を揺すっても微動だにしない硬さまで凍っていた。
それにスプーンを差し込むと、シャリシャリという良い音がした。
「美味しそう」
お腹は減っていないが、『食べたい』という欲は沸いてきた。
スプーンを往復させ、氷状になったゼリーを刮ぎ取ると、口へ運ぶ。
「冷たッ‼ 美味ッ‼」
まだまだ暑い日が続いていた為、喉を通る冷たい甘さが心地よい。
あっという間に完食すると、デスクに戻ってお昼寝をすることに。
デスクにうつ伏せになり、目を閉じると、すんなり眠気がやって来た。
睡眠までも円転自在。
やはり、生きるには何か食べた方が良いんだなと体感しつつ、眠りの世界へ。
お昼休みの終了を告げるチャイムが鳴るまでの短い時間だったが、瞼を開けると頭がスッキリしていた。
そのまま調子良く午後の仕事を片付け、残業せずに帰宅。
「久々に何か作ろうかな」
冷蔵庫の前に置きっぱなしのダンボールを見つめる。
特に食べたいものはない。だから、作りたいものもない。
ただ、食べた方が身体の調子が良いことを今日実感してしまった為、何かしら胃に入れたい。
「食欲がなくても食べられる、軽めなヤツ……」
ダンボールを漁りながら野菜を吟味。
「サラダでも作るかな」
切ってドレッシングをかけるだけという、『料理しました』とは胸を張り辛いものを作ろうと、きゅうりとトマトを手に持ち、まな板に置いた。
包丁で野菜を適当な大きさに切ってお皿に盛り、オリーブオイルやビネガーを混ぜて作ったドレッシングを回しかけると、はい出来上がり。
5分もかからず夕食完成。
どうせ手を掛けて作ったって、食べるのは自分だけだ。
なんとなく、洋樹と食卓を囲んでいたリビングには行きたくなくて、楽しかった記憶を呼び起こしたくなくて、キッチンで立ち食いをすることに。
きゅうりにフォークを刺し口元へ持っていく。
……全然食べたくない。
「だめだ。食べられない」
キッチン台にサラダの入ったお皿を置き、ラップを掛けた。
今の私には、サラダはハードルが高かったらしい。
夕食を諦め、今日も早々にお風呂に入り、寝る。起きていると体力を使うから。
食べられないなら、体力は極力使わずに温存。
そしてまた、朝が来る。
コメント
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第12話、読み終えました……。 もう、胸がぎゅっとなる回でしたね。 課長に「残酷だ」って言ってしまうシーン、すごくリアルで、読んでてこっちまで苦しくなりました。 それでも「死なない」って自分に言い聞かせるところ、ちゃんと課長を想ってるんだなって伝わってきて。 ゼリーを冷凍して食べるシーン、ちょっとだけ日常が戻ってきた感じがして、少しほっとしました。 「サラダ作っても食べられない」の描写、心の回復の難しさを感じました……。 続きがすごく気になります、中めさん🥀