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「こーち」攻×『きょも』受
長く過酷なドラマ撮影を終え、大我が共有のマンションに帰り着いたのは、日付が変わる直前だった。
重い玄関の扉を閉めると、リビングの明かりが薄らと漏れている。
『ただいま……』
返事はない。
けれど、寝室のドアをそっと開けると、そこには先にベッドに入っていた優吾がいた。
スマホの明かりに照らされた優吾が、大我の気配に顔を上げる。
「おかえり。遅かったね、お疲れさま」
優吾の声は少し掠れていて、眠りかけていたのがよく分かる。
大我は吸い寄せられるようにベッドの端へ腰を下ろした。
『……疲れたぁ……』
「頑張ったもんね。こっちおいで?」
優吾が掛け布団を少しめくってスペースを作る。
大我は吸い込まれるようにその腕の中に滑り込んだ。
優吾の体温と、いつも使っている柔軟剤の香りが鼻をくすぐり、張り詰めていた緊張が一気に解けていく。
『……優吾、充電させて』
「はいはい。いくらでもどうぞ」
優吾の大きな手が、大我の柔らかな髪をゆっくりと梳いていく。
しばらくして話が途切れると、部屋には秒針の音だけが響く。
ふと、優吾が大我の顔を覗き込むようにして、少しだけ意地悪な、けれどどこまでも甘い声で囁いた。
「……で、今日はこれだけで満足?それとも……何して欲しいか、言って?」
その言葉に含まれた熱に、大我の心臓が跳ねる。
『……っ、そんなの……言わなくても、分かってるでしょ』
顔を真っ赤にして視線を逸らす大我の顎を、優吾が指先でクイと持ち上げた。
逃げ場をなくした大我の唇に、優吾が深いキスを落とす。
重なり合った唇が離れると、大我の瞳は熱っぽく潤んでいた。
優吾は、大我の熱い吐息を首筋に感じながら、その細い腰を引き寄せ、さらに密着させる。
「ふふ、顔真っ赤。可愛いね」
『……もう、意地悪。……もっと、優しくして』
優吾の大きな手がシャツの隙間から滑り込み、温かな熱を肌に直接伝えていく。
「大我、こっち見て。……俺のこと、欲しがってる?」
意地悪な問いかけに、大我は答えの代わりに優吾の首を強く抱き寄せ、唇を塞いだ。
塞がれた口内から漏れる熱い吐息と、シーツを掴む指先。
互いの境界線が曖昧になるほどの密着感に、頭の中は真っ白に塗りつぶされていく。
嵐のような情熱が過ぎ去った後、部屋には静寂が戻っていた。
消えかけた常夜灯の薄明かりの中、二人は一つの毛布にくるまり、互いの体温を分け合っている。
『……ねぇ、ゆーご』
「ん?」
『……今の、ちょっと……優しすぎ』
「……あ、そう?もっと激しいのが良かった?」
少し笑いを含んだ優吾の声に、大我は『バカ』と小さく呟いて、彼の胸に顔を埋めた。
『……ううん。……生きてるって、感じがした。……ゆーごが俺のこと、本当に好きなんだなって、分かったから』
その言葉に、優吾は大我を抱きしめる腕に力を込める。
「当たり前でしょ。……言葉じゃ足りないくらい、好きだよ」
「朝まで離さないからね」
『……うん。離さないで……』
二人の影がベッドの上で深く重なり、深夜の静寂の中に、甘い吐息と柔らかな笑い声だけが溶けていった。
ど〜も〜𝓡𝓲𝓷で〜す!!
新しい作品を作りました!
あの〜、凛が書いた[プレジデント・フェイバリット]って作品あるじゃないですか。
あれの攻め受けを反対にして今回は作ってみました。
短い作品作るの久しぶり過ぎて、グダグダな気がします💦
これ以上、話す事ないので、終わります!
以上、𝓡𝓲𝓷でした〜!
ばいば〜い👋🏻
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