ーーーNの家ーーー

N「さ！あがってあがって！」

桃「お邪魔します」

N「桃くんが俺の家に来るの初めてじゃない？」

桃「確かに！俺ん家には来たことあるよね」

N「第五〇格撮ろうよ！」

桃「うん、いいよ！取り敢えず記憶失くしたって動画撮るわ」

N「1人で大丈夫？」

桃「大丈夫大丈夫、いつもひとりで撮ってるしね」

N「うん、頑張って」

ﾋﾟｺﾝ(通知音)

桃「……橙……？ねぇ、Nくん、橙って誰？」

N「あのオレンジの子だよ。」

桃「あぁ……いたな……」

N「なんて？」

桃「動画出してもらえませんかって」

N「そう言うことね」

桃「よし、生放送でやっちゃおっかな！」

N「なんか大変なのに元気だね？」

桃「んーなんかスッキリしてるんだよねぇ、あいつらにバッと言ってやったからかな？」

N「それもあるかもね？」

桃「んじゃ、撮ってくるわ」

N「はーい」

ー緊急生放送(大事なお知らせ)ー

桃「どもー、さとみです。みんな元気？」

リスナー「元気です！」

桃「んふっ、元気かぁ、 今日はねちょっと大事なお知らせがあるんだよね」

リスナー「えーなんですか？」

桃「俺実はさ、今すと〇り？の記憶がないんだよね。だからメンバーの事も全部忘れてるわけ」

リスナー「えっ！」

リスナー「大丈夫なんですか！？」

リスナー「活動は！？」

桃「だからね、すと〇りの活動は記憶が戻るまで休止にする。でも個人のチャンネルとか生放送とかはやるから安心してね」

リスナー「なんか寂しいです」

桃「……寂しい？俺そんなに活躍してた？」

リスナー「してました！最年長としてすごく！」

桃「へー……」

最年長……みんな言うじゃん……

桃「多分、日曜日に公式生放送？やってるんでしょ？そこでメンバーからなんかあると思うからちゃんと聞いてあげてね。大事なお知らせはこれで終わり！」

リスナー「お大事にしてください」

桃「お大事にしてください、ありがとー！体調とか全然悪くないからさ！いつも通りやっていくからよろしくぅぅぅ！！」

リスナー「心配だけど頑張ってください！」

リスナー「無理しないでくださいね！」

桃「心配ありがと！さて！ゲームしますか！今日のゲームはねぇ」

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桃「って事でね、時間経つのはやっ！もう終わりかぁ………まぁ、皆ね、俺は記憶ないけれども俺なりに頑張っていくので、これからもね、よろしくお願いします。お疲れ！」

リスナー「おつさと！」

ーオフラインー

桃「ふぅ……」

N「お疲れ様」

桃「あ、Nくん」

N「どう？やれそう？」

桃「うん！全然大丈夫！」

N「そっか、良かった。じゃぁ、この部屋桃くんの作業部屋にしても大丈夫だからね」

桃「ありがとう」

N「いーえ、部屋が余ってて良かったよ」

桃「本当に助かる！また飯食べに行こう、奢るわ」

N「やったー！楽しみにしとくね！じゃぁ、俺は明日仕事だから」

桃「うん、忙しいのに迷惑かけてごめんね」

N「迷惑なんて思ってないよ！なんならお泊まり会みたいで楽しいよ！」

桃「ははっ！確かに！」

N「おやすみ！」

桃「おやすみ」