新しい道

今回はくーちゃん(kumori.さん)の

コンテスト作品でーすっ！✨️

切ない系部門だっけ（

刺さるといいな🥹‪

桃×赤

青×赤

『新しい道』

赤said

-1年前-

❤️「ないくーん」

🩷「どうしたのー？りうら？」

❤️「お出かけ行きたいなって！」

🩷「いいよー？行こっか！」

君は優しいね

なんでもやってくれる

-信号-

❤️「……〜♪」

🩷「…(ん、？あの車…)」

🩷「っ！！！」

🩷「りうらっ！！危ないｯｯ！！」

キキーッ！ドンッ！

何事。と思い後ろを向く。

すると、血塗れになった彼の姿

❤️「…へ、？」

❤️「ないくんっ、？」

❤️「ないくんっ！」

❤️「起きて！起きてよ！」

❤️「…起きろよっ、ばかっ、！」

そこから俺は、最愛の人をなくした。

-現在-

❤️「………やっほ。ないくん」

1年前に亡くなった彼の墓参り。

お供え物を置いてから

❤️「………… だいすきだよ、またね。」

その一言を言い残し、その場を去った。

これが何年も続いていた。

そんなある日─。

❤️「…ぇ、あれまろじゃね」

❤️「え、まろっ！？」

💙「…へ？りうらっ！？」

❤️「え！久しぶり！」

💙「お久ー！」

高校の頃の友達。

この再会をきっかけに、頻繁に合うようになった。

❤️「やっほ！」

💙「やぁっほー！」

❤️「カフェ行こっか」

💙「おん。」

💙「……なぁりうら。」

❤️「……なぁに？」

いつもより、真剣な顔。

💙「前、久しぶりにあったときから、頻繁に会うようになって、そこからずっと好きでした。」

💙「…付き合ってください。」

なぁんだ、告白か、

りうらにはまだ、ないくんがいる

だから断ろう。

❤️「…考えさせてください、」

でも思ってることと口から出ることは違うみた い。

どうしてかは分からないが

まろと再会してから、ないくんにあった好意がまろに向いていた。

優しくて、真面目で、面白くて、頭がよくて、身長が高い、エリート社会人の君がすき

あれ

ないくんにむけて、どんなことを抱いているんだろう。

💙「…っ、まっとるな」

❤️「うん、」

ずっとお空から見守ってるんだっけ。

❤️「いってきまーす、」

多分最後のお墓参り

いってきます

❤️「ないくん…」

いつもと同じお供え物を置いて、

あと彼からもらったネックレスを置く＿。

❤️「…ごめんなさいっ、」泣

❤️「…さよなら。」泣

いつもと違う言葉を残し、

その場を去った。

❤️「まろ、」

💙「ん？」

❤️「告白の、返事なんだけどさ、」

💙「…おん、」

❤️「…よろしくお願いします、」

💙「っ、！」

💙「おんっ！よろしくっ！」

ごめんなさい

りうらは新しい道を歩み始めることにしました。

本当に、ごめんなさい。

そして、りうらを生かしてくれて

りうらの変わりに命を捨てて

…りうらを愛してくれて

ありがとうございました。

🩷「……ずっと大好きだったよ。」

END