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⚠️注意!
ご本人様には関係ないです!(登場人物としてお名前をお借りしてます)
試し書き程度なので温かい目で読んでいただけるとうれしいです! 超ガバ設定
サムネはちゃんと変更予定…!頭の中で構図はできてます!
緑×黄 (ケーキバース)
👑様左は苦手なので基本右固定なのですが、見る人によっては左に見えるかもなのでなんでも許せる方のみお読みください!
※学生設定!(書きやすいから)
※連載を進めたら他カプも出すかも…
※今回はあーる入ってないですがいづれ練習していれるかもです!←自信はない…
今回かなり短めです
・ざっくりとした説明!(私が知ってる情報のみ)
フォーク→味覚がないがケーキと呼ばれる人の身体や、唾液や血液など身体から分泌されるもの”だけ”美味しい(甘い)と感じる。
ケーキ→身体からフォークにしか分からない甘いにおいがする。フォークが食べるととても美味しいく感じられる。
「すっちー!なんか今日いつも以上に甘くていい匂いがする…!」
いつものようにすちくんと2人並んで屋上でご飯を食べていると、すちくんの方からふわっといい香りが漂ってきた。
「えぇ〜… 別に洗剤の量とか変えてないけどなぁ〜。それにみこちゃん、この距離では俺かどうかわかんないでしょ? お弁当の中のいちごとか…」
「そっ…そんなことないもんっ!! 」
顔をすちくんの方に近づけてみる。
「うん! やっぱりすっちーや〜!…俺はこの香り好きっ…!///」
いちごよりも甘くて、嗅ぎ続けていると溶けちゃいそうになるような香り。
「もうっ!///」
そう言ってすちくんは俺の口にから揚げを突っ込んだ。
「んぐっ!…なにふんの!?//」
そう言いつつ、俺は素直にモグモグする。
口の中に程よい甘さが広がって、やっぱりすちくんのお料理が美味しいことを実感できる。
「みこちゃんが急に近づくからっ! …みこちゃん、美味しい…?」
「…? うん!甘くて美味しいよ?さすがすっちー!」
「そっか… ありがとう(ニコッ」
ー”甘くて”美味しい、か。
…何かがおかしい。
「みこちゃん! 今日もお弁当一口もらっていい?今日は〜…玉子焼きがいい(ニコッ)」
すちくんの香りがいつもと違うと感じた日から、すちくんは少し変だ。 日に日に香りが強くなってる気がするしそれに…
毎日、お弁当箱を開けてすぐに俺のおかずを一口もらっていいか と聞いてくるようになった。
そこまでならいいのだが、わざわざ俺の箸を使って食べる。
まあ美味しいと思ってくれてるなら嬉しいしいいんやけど… 少しだけ恥ずかしい///
すちくんから自分の箸を受け取りから揚げを口に運ぶ。
「!! 我ながら美味しい…! …でもちょっと甘い…? 塩の分量少なかったかな〜…」
今度からはもう少し塩を多めにしよっ! そう決意する。
「…そうだ!みこちゃん。 来週あたり、久しぶりにカフェに行かない? 最近忙しくて行けてなかったからさ〜」
「カフェ!? 行く行くっ! …楽しみ〜(ニコニコ)」
「じゃあ、決まりね。」
カフェと聞いただけでテンション爆上がりなのは我ながらチョロいとは思うが仕方がない。
カフェで前回食べたパンケーキを想像する。
クリームといちごがたっぷりでとてもとても甘い香りのパンケーキ。
…まあ、すちくんの方が甘い香りがするんやけどね。
カフェ、と聞いてテンションを高くしニコニコのみこちゃんを見つめる。
やっぱりみこちゃんの笑顔は可愛い。
この前みこちゃんが俺の香りを”甘い”と言ってから、俺はもしかしてと思い確認してみた。
みこちゃんのお箸を使ってお弁当を一口貰ってたのも確認のため。
みこちゃんの手料理 なら確認のためじゃなくても食べたいけど…。
…みこちゃん、気づいてる?
みこちゃんが甘いって言ってたから揚げ。全然甘くなんかないんだよ? むしろ日に日に辛くなっていってる。
たぶん、だんだん味がわからなくなってきてるんだよね? だから調味料を加えすぎてしまう。
でも、味がどんどん辛く、濃くなっていく度俺は嬉しくなる。 その度に確信が生まれるから。みこちゃんが… …ことに近づくから。
…あともう少し。
みこちゃんはたぶん____。