コメント
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やぁー、好き好き…ほんわかしてるのになんか切なくてドキドキするね!
sxxn様二次創作
赤×水 (左右関係なし
自衛お願いします
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水 side
「ちょ、なつくんっ、だいじょうぶ?」
「んへ、なにが〜?」
「なにがじゃないっ!」
わーん、たいへんっ、緊急事態かも?
目の前に目をやるとお酒のせいでいつもより何百倍もふわふわしている好きな人。
…でも、なんだかかわいい…。
「なつくん、お水持ってくるからまっててね」
「んん、」
やっぱりかわいい!いつものからかってくるやつとは大違いかも!!
「んふふ♪」
なんか気分いいなぁ、かわいいとこ見れてうれしいなぁ
…なんて考えて鼻歌を歌う。
もちろんお水も用意完了。
「ただいまーっと、」
キッチンからリビングへと戻る。
…完全に寝てるな、この人。
しょうがない。
「っなつくーーーーーーん!!!」
はぁ、はぁ、ちょっと声出しすぎちゃったかも…。
「んぅ、こさめ、うるさぁ…」
「ちょ、またねないでよー!!お水持って来たんだけど!?」
「…わかった、わかった…ふわぁ…っ」
ほんとにわかってんのかなぁ…
「じゃあまたねちゃったらあれだからこさめが隣で話しててあげよう!」
「んー?まぁいいけど」
「じゃあここ、失礼しまーす」
「わざわざ膝の上すわらんでもいいやん…」
「ここはこさめだけの安らぎポイントなのでっ」
「なんだそれ」
ふは、っといつもの柔らかい笑顔。
こさめ、この顔だーいすき。
つい方が緩む。
なんだか恥ずかしくて顔を見られないように、彼の胸に顔をうずめた。
「どーした?」
酔いが覚めてきたらしい彼はこさめの背中にてをあてていう。
「んーん、なんでもない」
「はは、なんかかわい、笑」
「っへ、」
前言撤回。
やっぱり酔いは覚めてないみたい。
何を期待しているんだろうか。
…まぁなつくんは酔ってなくてもそんなこと言うけど。
弱いなぁ…なつくんに。
「…なつくんって好きな子いるの?」
あーあ、聞いてしまった。
でもなんとなく気になっちゃったんだもん。
「いるよ」
「ええっ、だれだれ?」
「いうわけねぇだろ!」
まぁ、好きな子のひとりやふたり、いるよなぁ。
だれだろう。まにきかな。なつくん、みことくんにやさしいよね。
こさめだったらいいのに________。
「こさめは?」
「んぇ、?」
「好きな子。いないの?」
「…いるよ」
「…だ、」
「いわないけどねっ!!」
なつくんの言葉を遮って伝える。
「あーはいはい、言うとおもいましたよぉ〜」
「ほんまか!?」
あーあ、 なつくんのこと
(すきっていえたらいいのに)
そんな独り言はこの綺麗な夜空に吸い込まれるのだろう。