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はいどーもー。
MARETUさんの新曲聴いてすごくるんるんなうるさいオタクことうるちゃんです。
今日は皆大好き(?)水青をかいてきまーす。
青said.
夢の武道館ライブが無事終わり、俺
達は打ち上げで居酒屋に来ていた。
…..のだが、
「あにき〜!!もっと飲も飲も!!」
「だぁぁぁぁぁぁぁ!!!ほとけ!!飲みすぎや!!くっつくな!!」
「しょーさぁーん!!1発芸して〜!!!」
「いむくん?!??!近い近い!!そして無理強いやめてやぁ〜!!泣」
ほとけはショートケーキ組と随分とお楽しみらしい。
俺が酷い顔をしてるのを見かねた赤組が宥めてくれたが、効果はなし。
「ほとけっち、酔っ払ったら尋常じゃないもんね。」
「あれを連れて公共の場を選んだ俺猛者すぎ。」
そう、ほとけは酔っ払うと誰彼構わずだる絡みをするのだ。
「とはいえ、あれに絡まれてあとから損する白黒組かわいそ。」
「それな」
まだほとけへの不満がつっかえているのを誤魔化すかのように
体内にレモンサワーを流し込む。
俺とほとけが付き合ったのは丁度3ヶ月ほど前。
俺とほとけは所謂魔の3ヶ月目と言うやつで。
しかもその頃は武道館準備でいつにも増して忙しかった。
その所為で俺とほとけはキスまでしか進んでおらず。
お互いいい大人で。
俺はもうそろそろそれ以上のことをしてもいいと思っていた。
それなのにアイツは一向に手を出してこない。
あまりにも奥手すぎて、とうとう俺に魅力がないのかとすら思う。
そりゃあそうだよな。
アイツは大学生。おっさんなんか抱きたくないよな。
あだめだ。アルコールが回るとどんどんネガティブになって涙腺が脆くなる。
そう思った瞬間、ダムが決壊したかのように流れる涙。
「え?!?ちょ、まろ泣かないで?!??!」
「ほ、ほら〜!!まろが大好きなお酒だよ〜💦」
何やってんだ俺。あいつらに迷惑かけてんじゃん。泣きやめよ。
そう思っているのに、全く止まってくれない涙。
俺は何分も泣き続け、とうとう泣き疲れて眠りについてしまった。
_______________
水said
とうとう夢の舞台・武道館ライブが終わったあと、打ち上げをしていると
僕はあんまりお酒が強くないのに、武道館という余韻に浸っていたくて
普段飲まない量のお酒を飲んでいた。
お酒を飲んでいると、段々頭がふわふわしてきて。
そこからあの時までの記憶はあんまりない。
あの時とは、僕の恋人・ifくんが赤組と飲んでいる時に泣き出した時。
ifくんとは3ヶ月前から付き合ってて。
だけど武道館とかアルバムの収録とかで忙しくて、まだキスしかしてない。
ううん。そんなのが理由じゃない。
ifくんと付き合った時、ifくんは当然照れてて。
その顔を見た瞬間、僕がifくんに触れたら壊しちゃう気がしてて。
そこから僕はifくんに触れることを避けながら生活していた。
だけど、武道館が上手くいった今。
僕に怖いものは無い!!!そう思っていた。
_____________
再び青said
その後、打ち上げも終盤になってきたところで起こされた。
「まろ、そろそろ打ち上げお開きだけどどうする?」
そう行ったりうら。どうするとは、きっとほとけの事だろう。
このまま帰宅して一人で泣いてしまおうか、そう思っていると
「じゃあ、僕がifくん送っていくよ。」
「っえ、」
「ん、わかった。じゃあ解散」
気を使って俺とほとけを2人にしてくれるないこ。
ちゃう。気ぃ使うとこちゃう!!
___________
揺れるタクシー。
沈黙の2人。
…気まずい。
ずっと気まずくも、
スマホでエゴサしながら時間潰しているとタクシーで我が家に着いしまった。
・・・
俺のマンションにつき、気まずい空気のまま鍵を開けて俺が家に入ると
俺は、ほとけにキスされた。
「え、ちょっ、んっ、んぅ」
玄関で靴をまだ脱いでないのに降ってくるキスの嵐。
とうとう苦しくなって
全然力が入ってない手でトントンと背中を叩くと、ほとけは離れてくれた。
「っはぁ、いきなりすんだよ!!!」
さっきのこともあって、いつもより強く当たってしまう。
「何って、なにか理由がないと僕はifくんに触れちゃダメなの?」
「っ、」
その通り過ぎて、言葉に詰まる俺。
あれ、俺ほとけに触れて欲しかったのになんで拒んでんだろ。
「ifくん、僕ね。」
「ifくんに触れるの怖かったの。」
初めて聞く、ほとけの本心。
「僕がifくんに触れたら、壊れちゃう気がして。」
「だから忙しいっていう言い訳をしてた。」
「けど、ifくんさっき泣いてたでしょ?
泣き疲れたのかわかんないけど、その後にないちゃんから教えて貰って。」
何を言ってくれてるんだ。あのドアホリーダー。
「なんかもう、なんで我慢してたのかわかんなくなって。
だから、ifくんを抱いていい?」
耳元で囁かれる甘い言葉。
ずっと欲しかった言葉。
そんなの、断るわけが無い。
「…ええよ。」
恥ずかしくて言えないけど、今なら言える。
「大好き」
コメント
18件
その文才分けろ。
文才ありすぎじゃないですか!?!?天才ですか!? MARETUさんの曲良いですよね...