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はいどーもー。
音痴なのにおジャ魔女とお願いマッスルだけ90点超だったうるさいオタクこと
うるちゃんです。
何故なんだ((
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赤side
りうらは、恋人に甘えることが出来ない。
今日も
「りうちゃーん!僕、急ぎでいむしょーで会議してくる!!!」
「…え、」
今日は休日で、元々2人でゆっくりする予定だったのに。
寂しい。
行って欲しくない。
だけどこの口はりうらの心と裏腹に、思ってもないことを吐き出す。
「…ふーん。」
「ごめんねぇ〜💦急ぎで帰ってくるから!!!」
「…うん。行ってらっしゃい」
ガチャッ
早く帰ってきてね、も
離れるの寂しい。も
心の中でずっと思っているのに言葉が出ない。
そのうえ生憎今のりうらは初兎ちゃんへの嫉妬で頭がいっぱいだ。
りうらだけ見てほしい
りうらを壊して欲しい
出かけて行ったほとけっちの服に顔を掠める。
ふんわり香る柔軟剤の匂い。
ほとけっちへの伝えられない想いで消化不良を起こしそうだ。
こんなに素直じゃないなんて、いつか捨てられてしまうかも。
涙目になりながら、俺は深い深い眠りについた。
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水side
16時頃、やっと手続きが終わってため息をつきながら玄関のドアを開ける。
最近、僕の恋人 りうちゃんの様子がおかしい。
隙があればずっとため息をついてるし、
やたらと僕を避けている。
何かおかしいと思い、りうちゃんに聞くと
「……初兎ちゃん…..。」
と言って泣きそうな顔をする。
初兎ちゃんと何かあったって聞いてもりうちゃんは首を縦に振らない。
…まぁそんなこんなで、違和感を感じながらも数日を過ごして11/12。
今日はりうちゃんと僕の付き合って2年目の記念日。
僕はサプライズをしたくて、
まだりうちゃんに記念日の話題をふってない。
すると、18時頃に僕たちが晩御飯を食べ終わると
りうちゃんがいきなり口を開いて
「あのさ、俺たち別れよっか。」
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