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伏黒「冥冥さん!?」
冥冥「その反応だとどうやらある程度時間は経っているようだね。」
伏黒「はい。あなたが失踪して1週間です。」
冥冥「これはその分の金も請求しておかないと。」
??「流石、冥冥さん、抜かりない」
虎杖「え!五条先生!?」
五条「やほ!悠二」
虎杖「マジでどーなってんの!?」
夏油「悟の生徒か、乙骨じゃなくてよかった よ」
五条「今の傑じゃ負けちゃうよ」
夏油「ま、後世に託せる術師がいるならよかったよ」
虎杖(この人が五条先生の─)
冥冥「私も驚いたよ」
伏黒「どうなってるんですか?」
五条「いやぁ~実際の犯人をみなきゃなんでか分からないけど」
夏油「悟の生徒達も来たということはこれから増えていくだろうね」
冥冥「となると、早めに解決したいね。非術師が被害に遭う前に解決することが目的だね」
夏油「そもそも死者自体が大人しくできるかも問題だよ」
五条「まぁそれに関しては俺たちがいるし」
夏油「それは守るものがいなかったらでしょ?」
五条「えー…」
夏油「実際渋谷での特級達、周りに人がいなかったら全員瞬殺で終わりでしょ?」
五条「非術師を殺した君が言うか?」
夏油「それもそうか…」
虎杖「物騒な会話…」
冥冥「それよりここをどう出るか…」
五条「ただ…原理や術式は分からないが、なんとなく理解できる」
夏油「まぁね」
五条「恐らくここは生と死の狭間。追加でここは生得領域。」
夏油「冥冥さんの呪霊の特徴から流石に呪霊のとは考えにくい。」
五条「術式は生得領域の融合…。侵入者と参加者の。」
夏油「混ざったものだからどんな地形化かはわからないが」
五条「でも羂索と同じで一度発動型。じゃなきゃ離れる意味が分からん。」
夏油「だから天逆鉾、邪去侮の梯子などでの破壊は出力の問題もあるし可能性では無理だね。実際の生得領域を基準にしているから」
五条「ま、やるしかないっしょ」
そんな会話の中、呪霊の声が聞こえた
虎杖「なんだ!?」
夏油「あれは…」
姿を現した呪霊は予想より大きく、魚介に近い姿だった
冥冥「厄介な相手だ」
夏油「気をつけろ。特定疾病呪霊「水俣神」だ。特級レベルの呪霊、骨が折れる」
五条「わーってるって」
呪霊の証印と共に領域が展開される。
伏黒「領域展開!?」
五条「うっわ!毒かよ」
釘崎「毒に対してはあたしらは八十八橋で学習済みだ!」
釘崎は釘崎と藁人形を用い、ハンマーで腕に刺していく
釘崎「芻霊呪法 共鳴り」
呪霊の苦しむ声と共に走り出した虎杖。
虎杖「ウラッ───」
夏油「水俣病と同じ症状…」
伏黒「ふらつきと視覚の歪みで攻撃しずらい…!」
五条「だけど、今の虎杖なら余裕だよ」
のけぞる呪霊に虎杖は走るが、そこを水俣神の術式が炸裂
呪霊「衰」
虎杖「!?」
虎杖の周りを水銀で囲う呪霊
虎杖「な…!」
虎杖の身体に絡みつき、離さない水銀
虎杖「重っ!」
呪霊「体」
水銀を集め、銀の槍を放つ呪霊
釘崎「クソがっ─!芻霊呪法 共鳴り!」
呪霊の術式操作が崩壊し、虎杖は自由に動けるようになる
虎杖「ナイス!」
釘崎「二度とやらすな!…うっ」
釘崎が倒れ込む
釘崎「どうやらもう共鳴りは打てないっぽいな…」
五条「(俺らの毒が野薔薇に集まった)悠二!野薔薇死ぬ前に片付けてね。」
虎杖「ウッス!」
呪霊を五条の術式で虎杖に寄せると共に巻き込まれないよう虎杖は自分の足を土へ入れることで耐える
虎杖「黒閃!」
黒い花火と領域が散る瞬間。呪霊は逃走を測ろうとしていた。
冥冥「敵は後ろだけとは限らないよ」
呪霊の右脇腹から冥冥のバードストライクが呪霊にトドメを刺す。
五条「いいとこ取りズルッ」
冥冥「遊びじゃないんだよ。これは」
五条「えー…」
夏油「悟…」
冥冥「しかし、厄介だったね。彼の肉体には水銀を纏っていた。攻撃したのが毒耐性のある虎杖くんとリスクのない大技が出せる私、魂の関係を辿る釘崎さんでよかったよ。 」
その後もここの話と目的の推測をしていた。
一方その頃
楽巌寺「どういうことだ…。突然東京に結界が張られたと思ったら次は伊地知達の失踪…か…」
楽巌寺は総本部で頭を抱えて困惑していた。
調査についての長い議会が始まり、楽巌寺は眉間にシワを寄せて考えた。
議会の結果で、結界の出入りが可能な真希の派遣で決定された。
東京校3年生達
真希「あー…クソッ!」
乙骨「まぁまぁ…」
真希「あぁ!やってられるか!」
パンダ「真希、なんで怒ってるの?」
狗巻「こんぶ」
パンダ「あー…」
御影「先輩今のでわかるんですか?」
パンダ「おう1年!勘だよ!」
御影「えぇ…」
黒峰「すごいっすね!先輩!」
御影「で…なんと?」
パンダ「伏黒の失踪からもう禪院の当主として真希が選ばれている。」
御影「真希先輩…禪院家嫌いですもんね。」
真希「もういい!恐らく失踪者ここにいんだろ?さっさと失踪した伏黒助けて禪院家継がせる!」
乙骨「(もう継いでるけど…)いってらっしゃ~い…」
真希が結界へと入っていく。
乙骨「…ハァ」
パンダ「お疲れ、やっぱり真希を説得するのは乙骨だな」
御影「(説得してたか?)」
黒峰「しかし、真希先輩大丈夫ッスかね?」
乙骨「まぁ…結界抜けられるし、大丈夫だよ」
黒峰「一応聞きますが、なんで結界を真希先輩だけ通り抜けられるんスか?」
乙骨「あー…それはね。真希は呪力が完全に無い天与呪縛のフィジカルギフテッド。呪術会において呪力の無いものは建物と同じ認識いや、ほぼ空気のような判定になる。だから必中術式も効かないし、結界の中に自由に出入りできる。実際宿儺戦でも十分に活躍したし。」
時は少し遡り、虎杖たちの様子
冥冥「もう一度此処を確認しよう。」
憶測
・此処は生と死の狭間
・生得領域内にいる(呪霊✗生得領域融合◎)
呪霊の術式⤴
・術式は一度発動型(突然地形変動の恐れ有)
・邪去侮の梯子などの効力は無い(憶測60%)
問題
・失踪の被害者の増加
・呪霊の正体(目的)
目的
・黒幕の呪霊を祓うこと
・犯人の目的を明かす
・被害者の救出
虎杖「これらですか… ?」
伏黒「そうだな」
釘崎「いてて…」
夏油「ただ一つ気になるね」
五条「だな」
冥冥「私も言おうと思っていた。」
夏油「目的と術式、冥冥さんの呪霊の特徴ではそんなに高度な知能を有してなかった。」
冥冥「それなのに失踪したのは不甲斐ないね。」
伏黒「正確には無知のフリをしている。ですか?」
夏油「そう だね。」
五条「フリとはいっても実際バカでしょ。だから黒幕を倒すんだろ?」
夏油「悟の言う通り黒幕の有無は確定。」
夏油「そうだね。あと生と死の狭間。」
五条「訂正したほうがいいか。」
夏油「正しくは現実でも死後の世界でもない。」
五条「時間軸の無い世界とでも言うか?」
冥冥「だとすると黒幕は過去の人間の可能性が高いね」
五条「賛成〜。これが正解だと思う。」
伏黒「そうですね」
虎杖「なるほど!まとめると過去の人間が現実の人を巻き込み何かを起こそうとしているってこと?」
冥冥「だね。」
そんな会話を遮るように真希は話す。
真希「案外早く見つけたな。2年達もいるし、冥冥さん、なぜかバカ目隠しに…げっ…」
夏油「あの時はごめんよ。ただもうあんなことなんか思っていないよ。」
五条「百竜夜行なにやったんだよ。」
夏油「ちょっとね…」
真希「ちょっとじゃねぇよ!マジで痛かったんだぞ!」
虎杖「真希先輩!火傷治ったんすね!」
真希「え?本当だ」
冥冥「なるほど。学生姿の問題児みたいに、これはもう過去といっていいみたいだね。」
虎杖「じゃあ伏黒!万象」
伏黒は虎杖の言葉から察し、すぐさま万象の証印を結ぶ。
伏黒「…出せない。」
虎杖「やっぱり!」
伏黒「やっぱりって…」
虎杖「逆に言えば伏黒!鵺使えるじゃん!」
伏黒「ッ!」
五条「珍しく悠二、冴えてるね〜」
虎杖「珍しくは酷くない!?」
夏油「まぁ鵺の件も調伏必須だけどね」
虎杖「あ、あと!伏黒!もう二度と摩虎羅召喚すんなよ!」
伏黒「…わかったよ」
冥冥「ところで真希、「案外早く見つけたな」と言っていたけど、被害者ではないのかい?」
真希「被害者ではないが、関係者でもない」
冥冥「ならどうやって?」
真希「今、東京都では巨大な結界が張られている。」
虎杖&伏黒「!」
真希「具体的には新宿区。一区画を丸ごと覆い囲っている。」
伏黒「(宿儺との決戦場所!)」
冥冥「なるほど、なら今私達は、結界の中に居ると。」
真希「その通りってことになるな。」
五条「面白くなってきた。」
真希「それと同時に別の場所で帷が張られている。」
五条「同タイミングで、か?」
冥冥「…数は?」
真希「今のところ5つ」
冥冥「憂憂」
憂憂「はい、姉様」
冥冥「怪しい箇所はあったかい?」
憂憂「4つほど結界が張られていました。」
冥冥「恐らく関係があるだろう。あともう一つ結界がありそうだ。」
真希「わかった。とりあえず、上層部に報告するから」
冥冥「一応聞くけど、他の人は入れるのかい?」
真希「…わからない。試してないからな」
五条「ま、結局解決しなきゃね。」
真希「じゃ、」
虎杖「真希先輩!バイバイ!」
真希は結界外へと去っていった。
五条「ふぅ…起きろ伊地知!」
伊地知「ひっ!」
伊地知の怯える声に構わず五条は怒鳴る
五条「お前が被害に遭ったらどうすんだよ!だから未解決なんだろ!」
伊地知「すみません…」
五条「たくっ何が意思を継ぐだ。」
虎杖「そういや先生。なんで死んだ後のこと知ってんすか?(羂索の術式とか)」
五条「うーん…ここに来てからは無くなったけど、今の皆の身に起きたことが大雑把だけどながれてくるんだよね。覗くこともできる けど。」
虎杖「なるほどね」
五条「…。(さて、この問題をどう解決するか…)」
真希の結界内調査、 報告にて
楽巌寺「過去の結界…。現状呪霊発生量も異常なまでに低下している…。結界の件は保管する意見すらあるが…危険には変わりない。むしろ均衡が偏るほどの影響がある。野放しにはできない。」
真希「一度入ったら出られないのがほとんどだ。気をつけろよ、楽巌寺学長」
楽巌寺「もう学長ではない!まぁいい…明日に結界内に派遣する者を決める。」
真希は緊迫した空間から解放され、緩んだ空気の中で乙骨が発言する。
乙骨「お疲れ」
真希「ハァ…結界ねぇ…(結界内にはもしかしたら真衣が…いや、らしくねぇか…)」
パンダ「まぁ…特級が2人いるなら大丈夫っしょ」
乙骨「今年の1年も立派だしね。」
狗巻「しゃけ」
翌日
楽巌寺「それでは結界派遣者を発表する!」
乙骨「京都校も他の皆も来てる。」
楽巌寺「東京藩、真希、パンダ、狗巻
京都藩、三輪、西宮、加茂、 結城、東。」
楽巌寺「他の乙骨、猪野、大道鋼、日車、日下部、御影遊真、黒峰朱音。ここには居ないが、秤、綺羅羅などは現実の解決だ。途中派遣される可能性もあるから気を引き締めろ。」
日下部「(まぁ…俺と宇佐美はないだろ)」
猪野「いやぁ~七海先輩と会いたかったッスね!」
乙骨「いってらっしゃ~い!皆」
御影「頑張ってください先輩たち!」
黒峰「ファイト〜!」
結城「設備は整った。戦闘で不備はない。」
東&三輪「(なんで選ばれてしまったんだ…)」
三輪「しかし!ここで解決できればお給料は…アップ!」
東「先輩なんでそんな切り替えできるんですか?(あー特級レベルがうろちょろと…。私、気絶しちゃいます。)」
東「まぁ…行くしかないんですけど〜」
日下部「お前ら軽すぎるだろ…」