‹リクエストです›
マッシュはレインの部屋に来ていた。
付き合ってからは毎日のようにレインの部屋に行き、会話をしたりもちろん恋人のやることだってする。ハグやキス、それから…
会話が弾んできて、マッシュが話をしている最中レインは話を割って
「マッシュ、抱いていいか」
と顔色ひとつ変えずにマッシュの目を見てそう言った。輝く黄色の瞳が似合う綺麗な顔立ちのレイン。
マッシュは突然の言葉に不意を突かれ、頬を赤く染めた。恥ずかしさでレインの顔をまともに見れなく下を向いていると、レインはマッシュの顎を掴みもう一度「いいか?」と今度は目線を逃がさないよう尋ねた。
美しい瞳と目が合うと更に顔を赤く染めるマッシュ。
「いいいいい、いいです、よよよ」
カタコトになった返事をするとすぐにレインからのキスが落とされた。
椅子に座っていたマッシュはいつの間にか床に押し倒されていた。
優しいキスを何度も何度も落とす度にマッシュは舌を求める。だが、焦らされているのか舌は口を割って入ってこない。
(ほしい…)
欲しくてたまらないマッシュは無理やり口を離して
「レインくんの舌、、入れてください」
と言い自分からキスをした。
すると、欲しかったものがすぐにマッシュの口の中に入ってきた。レインの服を強く握り頭が痺れるような快感に耐える。
「はぁ、、はっ、んん、んぁ…//」
長いキスが続き呼吸が浅くなっていく。
舌を入れられただけで性的快感を覚えてしまっているマッシュの身体は言うことを聞かずにどんどんと腫れ上がっていく。
「れ、れいんくん…も、もう挿れて、、」
キスだけでは物足りないマッシュは身体の中までをも強請ってしまう。自分を見るレインの瞳が嬉しくそれだけでも興奮してくるマッシュ。
「お前は敏感なんだな」
耳元で囁かれ身体を反応させてしまう。
するするとマッシュの着ている服を脱がし、レイン自身も服を脱ぐ。鍛えられているが、柔らかで白い健康的な肌に触れたくてたまらないレインは胸元にキスを落とす。
無駄な筋肉が一切無く、綺麗で自分より大きな身体を見てマッシュは更に欲しくなる。
「れいんく、んん”っ、!!」
レインの指がゆっくりと自分のナカに入ってくるのを感じる。どんどん入っていく指はマッシュのいいところを知っていた。
「あぅ、あっひぁ…//」
簡単に声が漏れ、身体を大きく反応させる。
レインは指を入れたまま、マッシュの体制を四つん這いにした。
「目の前見てみろ」
レインにそう言われ顔をあげるマッシュ。
「…!!!」
そこには鏡に映っている自分の姿があった。
全てがはっきり見える。
口から零れている涎、腫れ上がった自分のモノ、後ろから太ももに垂れる液。
「自分の姿を見て興奮しているのか?」
その言葉を聞き、心臓がどきりとした。
確かに自分の姿を見て興奮が増していたからだ。だが、それを認めなくなかったマッシュは呂律が回らない口で必死に否定する。
「こんなにきつくしているのにか?」
「うぅ”…ちがうっ、//」
首を左右に振り否定を続けるマッシュ。
「そうか、じゃあこれはどうなんだ?」
「へぁ、?」
ナカから指を抜き、次は鏡の前で体制をM字開脚に変える。
「これでお前は自分の姿を見れるな」
「え、ぁ…」
どう足掻いても自分の姿を見るという恥ずかしさでマッシュは頭がパンクしそうだった。
「ここをこんなにしてるくせに」
レインはマッシュのモノを掴み勢いよく擦る。脳天からつま先までくる快感はマッシュの頭を余計におかしくさせた。
先をぬちゃぬちゃと弄られ喘ぐことしかできないマッシュ。前を見るとモノを弄られている自分の姿。見たくないのに視界に映るその光景に興奮を隠せない。
「興奮してんじゃねぇか」
「あっ、あっあぁ、んぐっ…//」
どうしても耳に入ってくるいやらしい音は止まらずに次第に大きくなっていく。
まだイくな。と言われているようにレインはモノから手を離しマッシュを再度四つん這いにして自分のモノを挿れ始める。
「んんん”っ…!!!」
びりびりと足先が痺れる快感が押し寄せてくる。レインのモノは大きく自分のナカに入らないんじゃないかと思うマッシュ。
「れい、んくん…はぁ、うぁっ//」
「ぶっ飛んじまえ」
レインはそう言うと、勢いよく奥まで突く。
「ああ”ぅ、!?//」
ゴツッと音が聞こえ、奥が潰れるのが分かる程勢いよく突っ込まれマッシュはイってしまった。顔をあげ前を見ると快感で忘れていた鏡があった。今こうなっていると考えただけでトんでしまいそうだった。マッシュは鏡を見て首まで赤らめた。
「今から鏡から目逸らすんじゃねぇぞ」
「ぇ…まってやだや」
さっきよりも勢いよく奥に挿れられるのを はっきりと見てしまう。
「はっ、まってまってえ”、!
おなかのなかいっぱいではいらないっ、//」
「あ?煽ってんのか?」
「〜〜〜っ…!!!!♡♡」
奥まで届くレインのモノ。
「おくっ、!おくやらぁ…//」
トびそうな快感から逃げようとするがレインは更に奥まで届くように突いてくる。
「おい俺は鏡から目逸らしていいなんて言っていない」
言われた通り鏡を見て快感を受ける。
「ひんじゃっむりぃ”…//」
「俺はまだイってない」
鏡越しに目が合う。
それはまるで狼のような目だった。