TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


夜見 「 …じゃ、おやつの時間にマジックショーやるから、皆来てね! 」

葉加瀬 「 あ、そっか。じゃあそれまで部屋でゆっくりしよー 」

加賀美 「 私はこのまま昼ご飯を食べてから、部屋に戻ろうかな。 」


各々、電子手帳を見て カグが居なくなった後、行動を始めた。

俺は…そうだな、お腹空いたし、飯食いたい。

にしても…昨日の握り飯はなんだったんだ? 誰かのイタズラなのか、本気で作ってあれだったのか…。


 「 ねぇ葛葉、お前はご飯食べてくの? 」

葛葉 「 ん? うん、食べる。 」

 「 じゃあ一緒に食べよ。 」

葛葉 「 いーよ 」


叶が後ろから話しかけてきたので、頷きながらそう答えた。

何食べよ、ちゃんとしたのも食べたいな。あー、チャーハンとか…


葛葉 「 あ、もちさーん! 」

剣持 「 ん? 」

葛葉 「 今頼んだらチャーハン作ってくれますかね…? 」

剣持 「 今? お腹空いてんの? 」

葛葉 「 そ、できたら叶の分も! 」

剣持 「 えー…仕方ないなぁ。 」

葛葉 「 っしゃあ! 」


本間 「 え! 刀也くんチャーハン作んの?! 」

椎名 「 マジで?! うわぁ、優しいからきっと皆の分も作ってくれんやろうなぁ。なぁー? 」

三枝 「 マジ?! うわー、お世話になります!! 」

剣持 「 いやおかしいだろ人数! 僕シェフじゃないからそんな大量に作れないって!w 」


そんなこんなで騒いで、最終的には皆でチャーハンを作ることになった。

その後は皆でご飯を食べて、解散。

凄い、平和な時間を過ごした。




あの後、俺は部屋に戻った。ゲームは今気分じゃなかったから、部屋でゆっくりしようかなと。

マジックショーがある、おやつの時間…えっと、15時か? までは時間もあるし。

…もっかい寝る? うーん…ま、ぼーっとしとくか。


そう過ごしてたら、案外時間はすぐ過ぎた。用意するものとか、もうないもんな。

じゃ、行くかぁ。

15時になって、体育館へと足を運んだ。




体育館の扉を開くと、花の香りとマジックショーらしい大きな音楽が俺を出迎えた。

おぉ、凄い。なんかテンション上がるな。


笹木 「 お、来たなぁー 」

夜見 「 あとサラちゃんだけだねぇあ 」

葛葉 「 遅刻? 」

弦月 「 かなぁ、もうちょっと待ってから始めます? 」

椎名 「 せやなぁ、勝手に始めたら怒りそうだし… 」


そう待つこと10数分。


加賀美 「 …来ませんねぇ 」

月ノ 「 寝てるんですかね? 」

長尾 「 …探しに行きましょ、ワンチャン…最悪のパターンがあるかも。 」

不破 「 それって… 」

三枝 「 …ヤバいね、早く探そ! 」


危機を感じたのか、皆の顔が青くなった。

そして手分けして、星川さんを探すことになる。

それでも、星川さんは見つからなかった。部屋をいくらノックしても返事は無いし、食堂やらなんやら回ったけど、姿は見えなかった。

そして30分、1時間…と経って、体育館へ戻ってきた。


葉加瀬 「 案外灯台下暗しで、体育館にいるかな? 」

夜見 「 有り得なくはないけどぉ…私が来た頃はまだ人影とかもなかったよ? 」

長尾 「 ま、物は試しよ! 体育倉庫とかにいるかも……ぉ……? 」


長尾景が皆の傍にあった体育倉庫に手をかける。

長尾景は扉を開けようとしたようだが、なんでかビクともしなかった。


弦月 「 ……え、何。景くん開かないの? 」

長尾 「 待って、これめっちゃかたぁい!w 」

椎名 「 えーホンマに〜?男子全員でやってみぃ 」

剣持 「 お、社長の出番ですね! 」

不破 「 がんばえ〜 」

加賀美 「 あなた達もやるんですよ!!w 」


男複数人で、一斉に扉を開こうと力を入れる。

グッと戦うこと数十秒で、その時は来た。


ガラッ… ドシャッ


体育倉庫が開く。そしてそれと同時に、それは見えた。


長尾 「 ……え。 」

笹木 「 ぇ……? 」


そこにあったのは、傷だらけの……星川サラの姿だった。



『 ……ピーンポーンパーンポーン 』

『死体が発見されました。一定時間の後、裁判を行います。』

この作品はいかがでしたか?

1,762

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚