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#りくえすとぼっくす
氷室 綾
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千トside
僕は目覚めると布団にくるまれていた。ここはネスト本部…?
右手「千ト!心配したのですよ…」
右手くんが僕に話しかける
千ト「あれ…?右手くん、左手くんもう体戻ったの…?」
右手「ええ、千トより浴びている量が少なかったので効果が短かったようで」
左手「千ト~、もう昼の12:09だぜ?」
千ト「え!?」
僕はガバッと起きる。そして足腰が痛いことに気づいた。
千ト「いったぁぁ…」
左手「昨日どこまで歩いたんだよ」
千ト「うーん…覚えてない」
右手「恵美さんも痛めていたようですが」
千ト「かなり遠かったからねぇ…」
すると扉がガバッと開く
仁「おい、起きたか。」
まどか「起きてるじゃん。昨日のお話まだ終わってないんだけど。まさか逃げるつもり?」
あ…途中で眠くなって寝たような寝てないような…?
僕は眼をそらす
すると僕の視界がぐらっと揺れる
なんと司波さんが僕をお姫様抱っこしているのだ。
仁「おい、連れていってもいいか」
右手「ええ、どうぞ」
右手くんは不服そうに答えた。
まどか「じゃ、今日の夕方まで預かるよ」
2人は僕を連れてそのまま扉を閉めた。
が、その影は2つだけだった。
右手side
左手「おいおい兄貴、そう簡単に渡すのかよ」
左手が私に聞く。まるでおもちゃをとられた狂犬のように。
右手「いえ、今は彼らが必要ですから。仕方がないです。」
左手「…あっそ」
左手はつまんなそうにこちらをみて言う。久しぶりに散歩でも行かないかと。
こうして私たちは外にでた。
今は真っ昼間。明るいせいでみたくないものも見えてしまう。
私たちは夜の梟。夜を住みかとし、獲物を狙い、そして殺す。
子供の梟は親でさえも食べてしまう。
この醜い世界を生き抜くために
これはナイトアウルの共通点といえるだろう。
右手「…左手、もし千トが私t」
すると左手は私の肩に手をおいてどす黒い声で言う。
左手「兄貴、それ以上はつまらないからやめとけ。」
梟は首をふる。
私たちはこの目の前の事実から眼を背けていいのだろうか。
これ以上避けたら…
いえ、考えても無駄なのでしょう。
無駄なのだから、
私たちはただゆっくり時間が進むことを願うことしかできない。二度、この関係性が変わるその時まで。
私は怖いのだ。
千トが○○○○○たら、左手が○○○○○たら。
私は生きていけないのかもしれない。
これは本当に利害関係なのだろうか。
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コメント
2件
みぅです🖤 今回の話、千トくんが無事でよかったけど、右手くんと左手くんの内面がすごく気になる…。「子供の梟は親でさえも食べてしまう」って一文めっちゃ重くて、一気に作品の世界が深まった気がした。右手くんが怖がってる「千トが○○○○○たら」の空白、考えたくないけど想像しちゃうよ…。この静かな不安感がたまらないです。次が気になる!