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飽和する。

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飽和する。

1 - 飽和する。

♥

527

2023年08月31日

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夏が………8月が……終わる…………😦明日から……ガッコ……🤦‍♂️……((((殴


ボカロ好きなら思い出す8月といえばの曲って

・カゲロウデイズ

・あの夏が飽和する

・ロケットサイダー

・少女レイ

とかじゃないですか。他にももっとあると思うんですけどボカロ界隈には頭しか突っ込んでないのであれなんですけどぉー(((

あの夏が飽和するで曲パロかきたいなと思ったのでかきます💪

urhrです








胸糞悪い話から始まる夏の思い出。









🎸「ヒロくん?………」


梅雨の時期で雨が降る日

1つ下の幼馴染のヒロくんが俺の家の玄関の前で小さくなって座っていた。

夏が始まったばかりなのに、彼はブルブルと寒そうに震えている。


🐑「昨日……人を殺したんだ」


彼は泣きながら言った。


🎸「………なんで殺したんだ?」


指していた傘でヒロくんに当たる雨を塞いで聞いた。


🐑「ッ………殺しちゃったの、は…いつも、俺のことを虐めてくる奴で…………」

🐑「殺されそうになって、ッ……肩、肩を突き飛ばしたら………」

🐑「打ち所が悪くてそれで…………」


ヒロくんは涙を拭き取って乾いた笑顔を作る。


🐑「俺、逃げてきちゃった…あはは…………」


🐑「もうここには居れないし、どっかもっと遠い場所で死んでこよう、って思って……」

🐑「うりさんに、さよならって……言いたくて………」


笑顔のまま大粒な涙を零すヒロくんを


傘を捨ててぎゅっと抱きしめた。


🎸「俺も一緒に行くよ」


🎸「財布とか、ゲームとか…………ナイフ、とか全部持って」


🎸「いらないものは全部捨てて、壊して、二人だけで生きていこ」


🐑「うりさ……ッ………」


抱き締め返してくれた嗚咽を上げて泣き出すヒロくんをさらに強く抱きしめた。





🎸「ヒロくん準備できた?」

🐑「うん……ばっちり」


必要な物だけ持って、写真や日記を全部ゴミ袋に詰めて2人で家を飛び出した。


人殺しのヒロくんと

ダメ人間な俺の旅が始まった。


🐑「ほんとに………来てよかったの?」


俺の少し後ろを歩くヒロくんは不安げに呟く。


🎸「うん。家族も友達も何もかも捨てて、誰もいない遠い場所で一緒に死ぬよ」


🐑「………でも…」


本音をぶちまけてもまだ渋るヒロくんの震えてる手を掴んだ。


🎸「この世界に価値なんてねぇよ。麻薬だって犯罪だって人殺しだってそこら中湧いてるじゃんか」


🎸「ヒロくんは自分を守ろうとしただけじゃん。やり方を間違えただけで、何も悪くないんだよ。」


🎸「ヒロくんは何も悪くないよ。」


友達を殺したヒロくんに言い聞かせるように

親を殺そうとした自分に言い聞かせるように

そう言った。



こんなことを言える俺らは、人に愛されたことがないんだ。

そんな嫌な共通点でヒロくんと俺は支え合った。






2人で手を繋ぎながら誰にも縛られず、線路の上を歩いた。


ヒロくんの手の震えは既に無くなっていて


どこにでも行ける気がした。




「ちょっ!!!おい待て!!!!!!!!」



財布が空になってからは


2人で金を盗んで逃げた。



🐑「あははっw!成功したよ!!」

🎸「今日は甘いもんたくさん食おうぜ!」

🐑「うんっ!!!」



今更、俺らに怖いものなんてなくなっていた。





梅雨が終わってセミが鳴き出す季節に変わっていった。


🎸「あつ…………」

🐑「ねぇ、あの落ちてるセミさぁ、死んでるかな?」

🎸「セミ爆弾じゃん、生きてるか死んでるかで賭けようぜ」


額に流れた汗を拭きながらくだらないことに賭けをする。


🐑「死んでるんじゃない?」

🎸「死にかけてるけど生きてる、だろ」

🐑「w何その微妙な答えww」

🎸「案外当たってるもんなんだって、いくぞ?」


そこら辺に落ちていた木の棒でセミを突くとジリジリッと鳴いて何処かに飛んでいった。


🎸「俺の勝ち〜」

🐑「…絶対死んでると思ったのに……」


俺らから逃げたセミは大きな木に捕まって一生懸命鳴いている。

小さすぎる逃避行の旅。

それが俺らみたいだ、と思った。




虫が飛び交う夜、



🐑「うりさんはさぁ……誰でも優しくて、親切で心が綺麗な、理想の主人公って存在すると思う?」


蚊に刺された腕をかきながらヒロくんは聞いた。


🎸「そんな主人公だったら汚い俺らをきっと助けてくれてるよ、まぁそんな夢みたいなことないけど」


🐑「そーだよね……皆汚いのに、汚いものを嫌うんだ………俺が、1番汚いからそう思うのかな?」


🎸「人生でシアワセの4文字を味わえなかった俺の方が汚いよ」


🐑「シアワセがなんなのかわからないけど今までで1番、うりさんといるこの時間が幸せだと感じるよ」


🎸「ははっ……俺も」


🐑「俺たち何も悪くないもんね」


🎸「そうだな」



隣で寝息を立て始めるヒロくんにぴたっとくっつきながら俺も瞳を閉じた。







朝だと知らせる蝉の声と


脱水でくらくらする頭を無理矢理起こすと


周りから鬼のように迫り狂う人達が近づいてきた。


🎸「ヒロくん、逃げよ」

🐑「うんっ」



カバンを持って俺らを捕まえようとする人達から全力で逃げた。

ゲームのように木に登ったり、川を渡ったり

バカみたいに2人はしゃぎながら走った。


🎸「ここまで来れば大丈夫だろ……俺ら逃げ切ったよ!」


後ろを振り向くとヒロくんは下を向いて立ち止まっている。


🎸「ヒロくん?……」


手に持ったナイフを見て、俺は息を呑んだ。


🐑「……うりさんが今まで側にいてくれたからここまでこれたよ」

🐑「俺ら、このままじゃ野垂れ死んじゃう。」

🐑「だから………もういいようりさん」


🎸「あいつらに助けて貰おうって言ってるのか?」


ヒロくんの肩を掴んで言う。


🐑「………もういいよ」

🐑「死ぬのは俺だけで」

🐑「……大好きだよ恋愛、の方で」


そう言い残して、ヒロくんは俺を突き飛ばして自分の首を切った。

まるで映画のワンシーンのようだ。




………これは、夢か


俺の頭の中で、勝手に作られた白昼夢



気づけば俺は大人達に捕まっていた。





言われるままに牢に入って時が過ぎて、言われるままに外へ出た。


だけどヒロくんがいなかった。


憎たらしい親も、ヒロくんを見捨てた同級生も皆いるのに


ヒロくんだけがいなかった。


どこを探しても


名前を呼んでも


彼はいない。


言いたいことがあるのに


何故か君はあとかたもなくどこかに消えてしまった。



時間は流れて9月の終わりにくしゃみをして


6月の匂いを繰り返す。



君の笑顔を思い出し

君の無邪気さが俺の頭の中を飽和する。



🎸「何も悪くないよ。人も殺してないし、金も何も盗んでない」


🎸「なんで隠れてるの?もういいよ、何もかも投げ出そうよ」







🎸「…………愛してるって」







言いたいんだよ











ごめんなさい最後力尽きてめっちゃ適当になっちゃった()

曲パロと言いながらめちゃくちゃイジってますはい←

学校なんてくそくらえだと思ってる🖕


始業式ってリモートで良くない?((((((((((










この作品はいかがでしたか?

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コメント

6

ユーザー

いや神すぎんか??最高すぎる!!!!!!!!やっぱurhrだよな👍 凄く感動しました。1番近くにいた人がいなくなるの嫌だ…悲しい… 私も明日から学校です…本当に嫌で、今日ずっとお母さんの前で明日行きたくねぇよ!って喚いてました。まじで行きたくねぇ…

ユーザー

1日に二本投稿は嬉しすぎるッ! 夏休み終わってほしくないよね〜. 明日行けば明後日はお休みだ!最高! 作品の感想:切ないって思いました。でも実際に存在しそうですよね…… (長文&タメ口ごめんなさい🙏)

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