テラーノベル
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え、?早くない?
流石にはやい(´ඉ ωඉ`)
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――その少し前。
まだ、誰もはっきりとは言葉にしていなかった頃。
収録中。
ドズル
「ここどう攻めます?」
ぼんさん
「んー……左から回りましょう」
少しだけ間がある。
MEN
「了解っす!」
おらふくん
「行きます!」
おんりー
「カバーします」
動き出す。
連携は問題ない。
でも。
MEN
「……」
ふと、ぼんさんを見る。
いつもならもっと即答する場面。
少しだけ考えてからの指示。
違和感。
ほんの小さなもの。
戦闘。
おらふくん
「うわ、やばい!」
ぼんさん
「下がっていい!」
声が飛ぶ。
的確。
ちゃんと強い。
でも。
MEN
「ナイスカバー!」
ぼんさん
「……ああ」
返事が短い。
いつもより少しだけ、温度が低い。
MEN
(……あれ)
違和感が、残る。
試合終了。
ドズル
「ナイス勝利!」
おらふくん
「よかったー!」
おんりー
「安定でした」
ぼんさん
「まあまあっすね」
軽く笑う。
いつも通りのはず。
MEN
「……」
また、見る。
ぼんさんの手元。
コントローラーを置く指が、少しだけ遅い。
MEN
「ぼんさん」
ぼんさん
「ん?」
MEN
「今日ちょっと静かっすね」
軽く言う。
冗談っぽく。
ぼんさん
「え、そう?」
ぼんさん
「大人っぽくになったか?✨️」( ⋅֊⋅ )ドャ
笑う。
MEN
「いやいや」
MENも笑う。
でも。
MEN
「……なんか違うっす」
ぽつり。
ぼんさん
「はー?嘘だろ笑 気のせい気のせい」
すぐに流す。
ぼんさん
「まぁ最年長の大人なんで✨」
いつもの言葉。
MEN
「それ便利すぎるでしょ」
笑いに変える。
空気は崩れない。
だけど。
MEN
「……」
少しだけ黙る。
その後。
休憩時間。
自販機の前。
MENとおらふくん。
MEN
「……なあ」
おらふくん
「うん」
MEN
「ぼんさん、なんか変じゃない?」
おらふくん
「……やっぱり思う?」
MEN
「思う」
即答。
おらふくん
「ちょっとだけ、元気ないですよね」
MEN
「ですよね」
MENは腕を組む。
MEN
「疲れてるとかじゃなくてさ」
MEN
「なんか、“抱えてる”感じ」
おらふくん
「……うん」
静かに頷く。
おらふくん
「でも、言わないですよね」
MEN
「絶対言わないっすね」
少し苦笑。
MEN
「“最年長なんで”って言って終わる」
おらふくん
「それで全部流しちゃう」
沈黙。
自販機の音だけが響く。
MEN
「……放っておくの、無理だな」
おらふくん
「うん」
おらふくん
「でも、どうします?」
MEN
「……」
少し考える。
MEN
「無理やり聞くのは違うっすよね」
おらふくん
「ぼんさん、余計隠しそう」
MEN
「だよな」
ため息。
MEN
「でもさ」
少しだけ真剣な声。
MEN
「気づいてるって、伝えないとダメじゃない?」
おらふくん
「……」
おらふくん
「それは、思う」
MEN
「一人で抱えさせるのは違うっすよ」
「俺らは”仲間”なんすから」
その言葉は、はっきりしていた。
おらふくん
「ドズルさんも気づいてますよね」
MEN
「絶対気づいてる」
おらふくん
「おんりーも」
MEN
「うん」
少しの沈黙。
MEN
「……全員気づいてるじゃん」
おらふくん
「ですね」
小さく笑う。
でも、その笑いは少しだけ寂しい。
MEN
「じゃあ、もう放置はなしで」
おらふくん
「うん」
MEN
「ちゃんと止めましょう」
おらふくん
「……うん」
その“決断”が、
後のあの場面へと繋がっていく。
――誰もまだ知らないまま。
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NEXT
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コメントも待ってるにょーん
まぁ行っても投稿遅くなるかも許して(>︿<。)
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コメント
1件

いやぁ今回も神作品をありがとうございます✨私が言うのもなんですが体調にお気をつけて…